フィリピンを歩いてみた。〜フィリピン留学編スタート〜

語学学校に通い始め10日目。
ブログやSNSをあんまり更新しなかったのは、
この”異国の環境”や”人生初めての勉強をする場”に慣れるため。

「環境適応能力」
高校、大学と寮で暮らし、
スキーの合宿や大会で様々な場所に宿泊していた僕は、周囲の人間より”集団生活”や、
”新しい場所にいち早く適応する”という能力が備わってるように感じます。

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これは、屋上から見たセブシティの景色。

セブには電車がなく、もちろん駅もない。
日本でよく見かける、駅が”街の中心”になっている都市構造がないわけだ。

そうなると、僕たち日本人はものすごい違和感を感じる。
突然栄たり、突然スラムだったり。
どこが街の中心かは未だ分からないが、栄えている場所にいる人は、東京の若者となんら変わらない綺麗な格好をしている。

ただ、前回の記事にも書いた通り、
ものすごい”発展途上国”だ。高台には、綺麗なマンションが出来始め、その途中(山の登り途中)のような立地の悪いところには、小さなプレハブ小屋が立ち並ぶ。

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これはフィリピンで有名なビール
”RED HORSE BEER”

4本で250ペソ(約593円)
瓶ビール1本あたり、150円しない...。

さすが東南アジアって感じだが、
本来ならもっと物価が低くてもいいみたいだ。
フィリピンで取れるものは、物価が低いが、
ほとんどの物を輸入しているので、コンビニで買うのもそれほど安くないなーと感じた。

2016年現在、1ペソ=2.4円くらいなので、
計算的に2.5倍してみると、物価はあまり安くないことに気づく。


しかし、驚きなのは”人件費”だ。
フィリピンの平均月収は2万円。すでに驚きだ。”仕事がある人間”なら良いように思われ、
雇い手がいないので、自営でバイクタクシーをする者、フルーツを売る者、タバコを売る者、etc...

多くのフィリピン人が、”自分自身”で稼いでいる。特に印象的なのが、無数にいるバイクタクシーの軍団である。

ヘルメットも被らず、後ろに客を乗せ(客もヘルメットを被らない)、目的地まで運ぶ。値段は交渉って感じだ。

まだ僕は乗ったことがないのだが、機会があれば乗ってみたい。他には乗合タクシー。
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以前 紹介したトゥクトゥクは、どこかに向かってるであろう人に近づき、「乗らないか?」と声をかける。でもって、乗ってる人の目的地に向かう。

なんかすげぇシステム。
助手席には、奥さんや運転手の子供がよく乗っている。おもろい。

やっぱり、”バス停”や”駅”を作ろうとする動きがないからか、そもそもその生活に必要がないからか。アウェイの地から来た僕にとっては、とても面白く感じる。

そういった車がビュンビュンと走る道路を渡る方法は”勝手に渡る”だ。myself...笑
信号もなければ、横断歩道もない。
車に轢かれそうになりながら、「止まったら負け」という感覚で、横断する。


オモロイ!!!
中国人が日本に来て、列を並ばず1番に車内に乗るよりも、試着室でもないのに、その場で勝手に着替えるよりも、断然オモロイ!
カルチャーーーショック!
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アウェイである僕は、なにも文句は言えず、
その国のルールに従ってみる。そして感じるものがある。新たな感情にぶつかる。

旅って、フィールドワークって、カルチャーショックって、自分の中にある情報に落とし込んで、推測してってやると、こんなに面白いんだ。

旅で人生は、マジで豊かになる。
フィリピンを歩いてみた②につづく...