スラム街を歩いてみて感じたメッセージ

ある人は言った「私はこの”私と同じ”お金持ちの人達だけのコミュニティで生きていくわ。だって、価値観が同じで生きやすいもの。どうしてわざわざ下を見なければいけないの?」と。

誰も彼女の価値観を否定することは出来ない。

”生きていきやすい”もちろんそうだ。

わざわざ、自分がアウェイになろうとする者はそうそういない。
僕も”生きやすさ”を感じたいのであれば、日本で、日本語だけで、同じ価値観の人間と生きていけばいいのに、どうしてこうも苦労したがりなのだろう。

テレビで観ていた「スラム街」の風景は、実際に見るのとでは、感じるものが全く違う。自分が”観ていないだけ/見たくないだけ”で、その世界は必ず存在する。

結局のところ、知らない世界があるというのは、この地球という惑星で、自分が生きていける世界が狭いことなのではないだろうか?

それはつまり、我が家に生きづらさを感じているからなのではないだろうか。

「なぜ苦労したがるのだろう。」その答えは、結局のところ、”この惑星で、生きやすくなるため”に繋がる。

なんとも不思議な話だ。
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