東洋の真珠”ペナン島”へ
前回までのあらすじ...僕は再び”AJメモ”に従い東洋の真珠と呼ばれる「ペナン島」世界遺産の街”ジョージタウン”に行くことに。
”世界遺産の街”
”東洋の真珠”
そう言われれば誰もが、勝手に魅力的な街だと想像するのだろう。
もちろん、僕もそのうちの1人だ。
何も”中身的な”情報を持ってなくても、
そう言われれば、思わず足が、目が、その方角を向いている。
そして訪れた誰もが決まって「最高の場所だった」と口にする。
日本の原宿でも長蛇の列が出来る、いわゆる”流行り”の、パンケーキ、かき氷、ハンバーガー、その他もろもろの”ほとんどの人たちが”経験する前から”高評価”をつけているもの。
食べる前に写真を撮り、決まって必ず
「あ〜おいしかった♡」とポストする。
(まぁ間違いなく美味しいのだが)
僕たち”日本人”って特にそうだ。
どうしてこうも、「肩書き」や「キャリア」に弱いのだろう。万人が評価したものを好きになる。
ある日、父が教えてくれた。
「世界三大○○って、もちろん多くの人が認めたものだけど、自分が見て、感じてみて、”好きかどうか”は違う」と。
間違いない。価値観というものは、人それぞれに存在するのだから。
だから、多くを経験して、
自分は「これが好き」って、ちゃんと意見を持てる人間になりたい。
自分にあったものはこれっ!って。正直でいたい。まっすぐでいたい。(でももちろん、流行りも好きだよ)
と、語ってきて、”ジョージタウン批判”をすると思うじゃないですか。
し な い ん で す (笑)
ペナン島へ到着し、バスを乗り換え、
ジョージタウンに到着したのは、夜の12時を回ったところだった。
この日、宿は予約してないが
AJの友達が経営しているゲストハウスを探すことに。名前だけを頼りに(wifiがないので)探すことに。
相変わらず、マレーシアのタクシードライバーは嫌いだ。
こっちには”AJメモ”がある。
重たいバックパックを持ち数キロ歩いた。
でもって、夜の1時頃。
”シングリッシュ”を話すおっちゃんが俺を助けてくれた。
「おい!お前!どこ行きたいんだ!」
と、汗だくだくの俺を見て声をかけてくれた。
事情を話し、おっちゃん一言。
「ついてこい!!!」
俺は合計15Kgくらいある荷物を背負い、おっちゃんバイクのあとを走り続けた20分以上。
更にクタクタになってる俺の目の前に、
コンビニでたむろする” 警 察 官 ”(笑)
警察官がたむろって笑
「ここ行きたいんですけど」と話しかけると、
「おまえ!これ真逆だ!後ろ乗れ!」と。
おっちゃんの親切心は嬉しいが、真逆だった(笑)
そして、警察官のバイクの後ろにノーヘルで乗せてもらい(笑)
着いたよ!AJの友達が経営してるゲストハウス!
1泊 25リンキッド(620円くらい)
この日のシャワーは格別だった。