バンコクにて住み込みで日本語を教えた話〜教えることで分かる言語を勉強するコツ〜

実は、タイ・バンコクで、

「日本語の先生」を住み込みで2日ほどやってました!

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 これね、世界一周前に書いた

”世界中でやってみたいことリスト”のひとつだったんだよね。 

 

「外人に”日本語”を教える」ってやつ。

意外とすぐ達成できました!笑

 

 

そして、お父さんと話してたんだけど、

「どこかで職業体験出来たらいいね」って。

 

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今回は、住み込みで2日間ほど、バンコクで日本語の先生をやってきた話をします!

 

お金を貰ったりはしてないんだけど、

1週間くらい 住まわせてもらって、ご飯も出してもらってた!

 

貧乏バックパッカーにはありがたい時給です!!

 

 

 

それは、7月末。再びジョンに会いに。

 

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↑”新宿アウトレット”ってなんだよ(笑)

 

「ケイさ〜ん!いつでも ウチ 泊まりに キテ いいよぉ〜」と、

 

ジョンが言うもんだから、お言葉に甘えさせてもらい向かった先は...

 

 

 

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日系企業の「  寮   」!!!

 

またか!ジョン!

いつも通り説明不足だな!!(笑)

 

驚いてる僕に相変わらずヘラヘラするジョン。

 

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30人くらいのタイ人男性が住んでいて、みんな 午前中は建設やとび職といったお仕事をし、午後は提携している日本語学校に通う。

 

そして、日本に出稼ぎに行くシステムみたい。

 

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壁には、日常会話が。みんな日本人の僕に興味津々!

大人というより、オッさんなんだけど、

話せる日本語が子供みたいだから、そこには”奇妙”な空気が漂っていた(笑)俺もそんな感じなんだろう英語。

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まぁ、高校生の頃から大学まで7年間、寮生活をしていた僕にとっては、寝床があればどこでも余裕で寝れてしまう。

 

その上、フィリピン留学やこれまでの旅で、その力にさらに磨きが掛かった。

 

”男”に近づいている気がする(もともと男だわ)

 

 

 

 

みんながお昼頃に帰ってくると、

 

ジョンが「ケイさ〜ん!ぼくと、 ガッコー いって クダサイ」と。

 

 

だから急だな!いつも!(笑)

 

まぁ、やってみたかったことだから、

ひとつ返事で日本語学校に向かった。

 

 

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その前に、制服を借りていたので、

日本語学校に行くと新入生に間違えられた。笑

 

どこに行っても、ぼくの顔は日本人に思われない。よくタイ人に間違えられるので普通に話しかけられる。

 

 

悪い気はしない(笑)これが本音だ。

 

 

日本語学校に着くと、学校始まって以来のことなので、みんなすごく歓迎してくれた。

 

 

この学校にも、もちろん日本人の方はいるのだが、何より”若くて、たびをしている日本人”というところが歓迎されたポイントだろう。

 

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ジョンのクラスの先生と!

先生は、日本語、英語、タイ語を話せて、難しい会話の時は、ぼくと英語で話した。

 

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クラスが始まると、もう僕は勝手に”先生”として扱われていて、午後は全部みんなの前で話していた。

 

 

 

「どうやったら短期間で第二言語が話せるようになるか」

 

 

 

これはフィリピン留学時に、かなり考えてたことだったので、僕の意見をみんなに英語で説明し、(でもみんなは英語が理解できないので)それを先生がタイ語に訳してくれた。

 

 

日本語で説明すると、間違いなく先生も混乱してしまうから、簡単な英語で説明した。

 

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でもって、彼らは”単に”日本語を勉強していただけということに気付いた。

 

 

それだと、ある一定の段階でモチベーションが崩れるし、この日  僕が先生をするのであれば、

日本人のことを話してあげて、「日本に来たら、楽しいよ!」だから、頑張ろう!

 

というモチベーションに繋げれる内容の授業をしてあげた。

 

 

僕も”英語”だけを単に勉強するのは、

 

ぶっちゃけ無理!!!

 

でも、海外で友達たくさん作りたいとか、旅のことを考えると、勝手に手が進んだ。だから、モチベーションってすごく大切だ。

 

 

フィリピンで、こっそり”ビサヤ語”を勉強したときも、タイ語が少しだけ喋れるようになったのも、

 

その理由は”周囲に友達がいて、その友達とさらに仲良くなりたいから”であった。

 

 

モチベーションって大切で、

そのモチベーションを与えるのは先生だったりする。

 

先生って、いろいろ大変だよなぁ。

やってみて初めて感じました。

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第二言語”はまず、話せるようになること!(書く前に、読む前に)

 

 

①簡単なグラマーはベースとしてしっかり勉強して(英語なら高校生レベルまで)

 

 

②自分の身の回りの単語から覚えていって(子供がいきなり、”国会議事堂”とか覚えないでしょう?それと一緒で、自己紹介とかから単語を増やしていこう!)

 

 

③言語以外の知識を埋め込む。(たとえ言語が喋れても、知識がないと会話はなりたたないから、みんな日本のこと勉強してごらん!って。僕はフィリピンのこと勉強したお陰で、先生と会話する時間が増えて、話せるようになったよ!)

 

 

④恥ずかしがらず、日本人がいれば話してみよう!(言語や知識以前の問題で、コミュニケーションだから、恥ずかしがらず話してみよう!)

 

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これで、僕は英語が短期間でまあまあ困らない程度に話せるようになったよ!

 

 

って伝えました。日本人が一緒なのかわからないけど、第二言語ってことで!

 

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ちなみに彼は、質問タイムのときに

「ケイさんは、よク ドリフト しますカ?」

という謎の質問をし、先生に罰を受けされてる最中。(多分、ワイルドスピード トーキョードリフトの印象だろう)

 

ちなみにこのクラスはビギナークラスで、

上のクラスには日本語ペラペラの生徒もいる。

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本当にみんなと一緒に過ごした寮生活、日本語を教えた日々はいい経験になったなぁ。

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ほら、マレーシア・ペナン島で”ゲイのアーティスト”パトリックの家で傘なくしたでしょ?(実際にはもっと前に)

 

だから、傘がなくて ジョンが貸してくれました!  傘 !!!

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もちろんジョンはヘラヘラしてます(笑)

 

みんな頑張って、日常会話を話そうとしてくれてて、

僕もフィリピン留学時 先生たちは1から優しく教えてくれたの思い出して、”優しく丁寧に教えてくれた”

 

でもって、僕もタイ語を話したくなって、ビサヤ語同様、

 

使う会話から、とりあえず使ってみて、

なんとなく文法が分かるようになった。

 

自己紹介、ありがとう、おいしい、

 

①これはなんて言うの?

②I want to〜

③わかりません。

 

これから入るのがオススメだよ!

全く知らない言語は!!

 

日本語を教えることで、”言語の勉強方法の理解”がさらに深まった経験でした!

 

ジョン、みんな!また日本で会おうね!

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