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地獄の42時間陸路移動!〜カンボジア・プノンペンからラオス・ルアンパバーン・山賊の出る山道を通って〜

カンボジアプノンペンから
ラオスルアンパバーンまで陸路移動。



これがこの旅、始まって2番目に辛いことだと、ベトナムをすっ飛ばすと決めたとき、思いもしなかった。

陸路移動。

その距離1500km。
その時間なんと、、、



42時間!!!

「42時間の陸路移動」

んな話、聞いたことがない。
聞いて24時間だ。


僕はどこにも休憩をせず、
カンボジアプノンペンから
ラオスルアンパバーンまで、ぶっ飛ばした。

理由としては、
プノンペンは危険
ベトナムに魅力を感じない
・タイに早く戻りたい
ルアンパバーンは天国という噂
が挙げられる。


悪いなナナちゃんとベトナム
俺は”ナナ旅”通りいかない男だ。
フォーは食べたかったけど、今回はすっ飛ばす...!



と、この決断があとで地獄を見ることになる。

3:30AM出発。まずは、ラオスビエンチャンへ。

この日は徹夜だった。移動で嫌になる程寝たいからだ。

...起きるとすでに
6時間経っていた。ここで朝食を取る。

カンボジアは、フランスの植民地だったこともあり、フランスパンが非常に美味しい。


子供の笑顔もまぶしい。

あ、そういえば”クメール語”全然覚えられなかったな。
スースダイ(こんにちは)と
チョイ(悪い言葉)くらい。

旅をしていて、その国の
「ありがとう」「美味しい」「こんにちは」は覚えるようにしてるんだけど、カンボジアの生活が生活だったから、カンボジア人の友達も出来ず、クメール語を覚える機会がなかった。


やっぱり、言語やその国を知ることは、その国で出来た友達の数に比例する。

だから、ビサヤ語(フィリピン)やタイ語は覚えやすかったし、
タイ語に関しては、旅をしていて困らなくなった(単語単語だけど笑)


さて、バスに乗り込み10時間ほど。

ここでラオスのイミグレーションだ。
ラオスは日本人なら2週間の旅行ビザが下りる。


初めて歩いて国境を渡る感覚!


ははっ!やってやったぞ!
このときは余裕であった...


とりあえず、ラオスに入ることも出来、陸路移動13時間。ハノイに到着。

ここで3.4?度目のバスの乗り換え。

っておい!



次のバスは5時間後!?

マジでフザケンナヨー!ここどこかも分からないし、乗客は5時間バス停で待つ雰囲気あるし、俺はお腹ぺこぺこだしで困ったもんだ!


しかし、”困った”で止まる私はもういない。
進むしかない。問題は解決するしかない。

この精神がこの旅で1番自分が成長できた部分だと思う。

どうせ日本に帰って、新卒採用再びしたとして、

「あなたにとって”旅”とは?」

みたいな途方もなく果てしない質問ぶつけられたとして、「川を渡ることです。」とかって言っても、旅人じゃないと、この言葉の意味は分からないんだろうな...。

”川を渡ること”の意味はいつかまとめます。(僕の卒論読んだ方は分かるかも)


でもって、合計20キロほどあるリュックを背負いwifiのあるカフェを探す!

もちろんあった!サイコー!

5時間あれば、
TABIPPOの記事も書けるし、
ブログも更新できる。
instagramもポスト出来るし、
動画編集だって、次の旅の下調べだって、何だって出来る!

これが僕が”現代バックパッカー”と呼ばれる所以だ。

あっという間に5時間経ち、
再びバスに。今度は寝台バスで目的地第一ポイント”ビエンチャン”へ。

今回の寝台パートナーは、
目が左右逆を向いているインド人のおっちゃん。

俺も臭いし、おっちゃんも臭い。

「...眠ろう。」
(この眠ろうの深みといったらもう...)


...すでに陸路移動26時間が経っていた。

寝台バスの目覚めはいつも非常に悪く、疲労感しか残っていない。

重たいまぶたを擦りながら、腰を鳴らすと、車内には誰もいない。
曇り空。近寄ってくるドライバー。
見知らぬ土地。見知らぬ言語。

もう自分のことでいっぱいいっぱいだった。
英語が喋れない現地の人にイライラしてしょうがない自分がいた。

周囲のことに何も気付かず、
ただひたすらに椅子と食料を求めていた。


トゥクトゥクでサウスバスターミナルまで移動して、ルアンパバーン行きのチケットを購入。

今考えれば、この”ビエンチャン”という場所で1泊休むべきだった。


ライフポイントは既に赤く点滅していた。

ターミナルでかるく食事を済まし、
乳製品片手に椅子に腰掛けた。
出発までに2時間もある。


...ふと、たかのてるこ
ガンジス川でバタフライ」を手に取った。


これは、バンコクのロングラックで”旅するハタチ”のナナちゃんから

「これ、インドに行く前に読んで!」と渡されていて、既に半分ほど読んでいた。

本を開いて、3分。

そこには驚くことに笑っている自分がいた。

たかのてるこの奇想天外な行動に、
自然と表情筋が和らいだ。

やっぱり、
”アウトプットできる人”って、心に余裕がある人だ。

”いいメッセージを周囲に発信できる人”って、心に余裕がある人だ。
と、このとき強く感じた。

心にもっと余裕 持とう。

でも、便利すぎる日常は、
「アイデア」を殺す。ということに、
バンコク滞在中感じた。

多少な不便や、困難。
人はそこから、新しい物事や考えを生むことが出来る。

シェムリアップでけんちゃんに貰ったラブラドライトを撫でて。

「よし。もう少し頑張れ!おれ!」


初めて僕の相方。バックパックが車の屋根に乗り、風を感じる。

おい!バックパック!

いつもありがとな!今日はお前も楽しんでこーーい!だいぶ余裕を取り戻した自分がいた。

乗り込むと、バスは満席。

なんと、運転席の横にAK-10という超デカイ銃が置いてある。

これ。


噂によると、ルアンパバーンまでの道のりは山々を超える。

その途中、”山賊”が出る地域があり、そこでバスが襲われる。

だから、ラオスの夜行バスはやめろ。

”山賊”なんて、ワンピースでしか聞いたことないよ!!?

不安がよぎる。


しかも、VIPとは名ばかりで、めちゃくちゃ窮屈。しかも、誰も英語が喋れない。
しまいにはラオスの音楽を爆音で車内でかける。
ラオスの曲って、演歌みたいで退屈なんだよね。


既に35時間。

ケツがかち割れそうだ。マジで。やべぇぞ。やべぇぞ。


ラオスルアンパバーンはど田舎らしく、いくつもの山々を超える。

その途中、生活物資を山に住む人々に配っているので、このバスはクソみたいに遅い。

こんな山に住んでんの!?

と思うような場所だ。フィリピンでホームステイしたとき、ルノップ山の山頂にナイスは住んでいたが、それより山々。

整備されてない場所を走るので、
車はガタンゴトン。その度お尻は悲鳴をあげる(痔じゃないよ)


日も落ちてきて夕方。


となりのお兄ちゃんが、お菓子をくれた。お腹が空いたのでか助かった。開けるとめっちゃ、カビでいた。

パクリ。

やはりまずかった。


陸路移動38時間。

日が完全に落ち、周囲は真っ暗。

そろそろ「悟り」が開けそうだ。

すると、
しゅーーーっと音を立てて止まったバス。

おいおい。この山奥で故障か?
僕の頭の中に”山賊”というワードが過る。

なんだなんだと分からないまま1時間がだった。

頼む。理由を教えてくれ。

おれは理由を知って、「納得」がしたい。

「納得」はすべての事柄に優先されるぜっ!
俺はなんで止まっているのか「納得」したいんだァァアアア!


暗闇の中1時間半。ようやく車が動き出した。

どうやらこの先の道路で土砂崩れが発生して、多くの車が止まっていたみたいだ。

僕がルアンパバーンに来る2日前まで、大雨でメコン川が氾濫しそうになったとか。

これも後から知ったのだが、この山道のバス。

年に4.5回 崖へ落ちるそう。
いやいや、「落ちるそう」じゃなくて笑
山賊やら、崖へ転落やら、ラオスへの陸路移動は馬鹿みたいにリスキーだ。


カンボジアプノンペンから
出発すること42時間...。
ついにラオスルアンパバーンに到着。

このとき、「悟り」を開く直前であった。

KEIの忍耐力が+42 になった。

しかし、おしりにダメージ -6億!
おしりが4つに割れるかと思った。

「もう限界!人の目を気にせず、すべてから解放されたい!!!」



この日は、豪華に1泊25ドルのコールドリバーゲストハウスに泊まることに。自分へのご褒美。この旅ではかなり贅沢だ。(2500円ちょいだが)

翌日からルアンパバーンには4泊するのだが、
4泊分合わせても16ドル(朝食込み)
と、この日はとにかく耐えた自分へのご褒美。





もう全裸で寝てやった。


シャワーを浴びて、ろくに体も拭かず。




全裸で寝てやった。






ダブルベッドで。

こんな最高な日はない。
やっぱり、たかのてるこも言っていたけど、

将来、体が弱くなったり、

すごい金持ちになったりしたら、
高級ホテルに泊まるような豪華な旅行しか出来なくなるかもしれない。

そうなると、旅のスタイルから出会う人のタイプまで、旅の中身は激変することだろう。

今の旅は、今の僕にしか出来ないものだと思うと、旅はその時々の自分を映し出す鏡になるような気がした。

42時間の陸路移動。
今の俺にしかできない旅。

おつかれさんっ!!!

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