メコン川に映る夕陽が僕を明日へと誘う〜世界遺産の街ラオス・ルアンパバーン初日〜

...前回までのあらすじ
カンボジアプノンペンから
ラオスルアンパバーンまで地獄の42時間陸路移動でお尻が4つに割れそうになり、全裸で寝る。


ついに来た。
ラオスルアンパバーン

これまで数々の日本人バックパッカーにオススメされたこの”癒しの地”。


このルアンパバーンは、街全体がユネスコ世界遺産。僕は到着するまでそのことさえ知らなかった。

なぜなら、僕の目的は
ラオスの国家資格「ゾウ使い」になること。

「ゾウ使いに俺はなるっ!」どんっ

とりあえず1泊25ドルのサイコー(この時の僕にとっては)なホテルを引き払い、安宿を探しに。


ルアンパバーンの街は本当にのんびりしている。

「なにもないのがいいところ」というのは、本当だった。


ひつこいトゥクトゥクドライバーもいなければ、東南アジアの大問題。渋滞もない。
もちろんクラクションのうるさい音もないわけだ。


「うわぁ〜久々にのんびりできるなぁ〜〜」とおじいちゃん家に来たみたいな感じ。


おっ、日本語だ。

「クローズⅡ」...日本の不良漫画の落書きもここ、ルアンパバーン世界遺産のひとつ(笑)



さて、1泊4ドル(朝食付き)
この旅の中でも1位を争う破格の宿を見つけ、チェックインしようとすると...


「おい!おまえ!今からクアンシーの滝に行くツアーが始まるけど、来るか!?日本人もいるぞ!」

おっ、マジか。

今日は完全オフの予定だったけど...
日本人から情報集めたい...!


迷う。迷う。
「あと1分で出発する!明日は行かないからな!!」


「わかったよ!行くよ!チェックイン前に!!」


荷物を部屋に置き、とりあえず出発した。奇跡的に水着も来ていた(替えの下着がなかったから)

時に”チャンス”は1度しか来ない。

男なら、そのチャンスを逃さずに、いつ船が来ても飛び乗る準備(心構え)をしておくべきだ。


この世界一周だってそう。

僕はこのタイミングを逃せば、
”旅”と呼べないものになっていたかもしれない。


クアンシーの滝。


僕がルアンパバーンで行ってみたかったところ。

みんながみんな、クアンシーの滝は最高だよ!と教えてくれる。


癒しスポットだ。
 

到着。
 

...あれ?





...あれれ?


見せてもらってた画像と全然違うなぁ〜


どうやら僕が到着する2.3日前までメコン川が氾濫するくらいの土砂降りが降っていたとか...




これが見せられていた写真。
で、実際がコチラ。







女子のプロフィール画像か。



プロフィール画像はめちゃ漏れてるやつか。


実際にあったときに、「え?同一人物?」ってなるやつか。

まぁ、荒ぶってるクアンシーの滝。
レアっちゃレア。
これは感じ方次第だよね。


そこで、仲良くなった日本人のみんなと夜は ご飯→ナイトマーケットに行くことに。

ルアンパバーン
ナイトマーケットは、かなり大きい。

今までのもので最長かも。
そして、接客してこない。おばちゃんも、ごろーーんとしていて、


「ま、買うならどーぞ?」的なスタイルだ。

しかも、バカみたいな金額を提示してこないし、値下げ交渉もすんなりだ。


ラオスの有名なお酒。
蛇やカエル、サソリなんかが入ってる。



で、こっちが
この辺で作ってる”ラオウィスキー”なんとアルコール度数は90%ちょい。
近くにある”ウィスキービレッジ”で作ってるそう。
彼はルアンパバーンで出会った通称”わっきー”。
わっきーとは、この後もめっちゃ会うことになる。
 

ルアンパバーン2日目。

この日こそ”オフ”。

のんびりルアンパバーンを散歩でもしよう。


しかも、明日は
「ゾウ使い」になる日。


僕はもともとオススメされていた
「マニファトラベル」という会社で22ドル(値段交渉)で予約!


「ここが安いと聞いてやってきた!」と伝えれば、ぼったくってこないはず。
場所はナイトマーケットを抜けてすぐ。


その前にお昼。

ラオスカンボジア同様、
元フランスの植民地。フランスパンをよく見かける。そしてめちゃ美味しい。

この日のお昼は、
学生団体でラオスに小学校を建てに来た大学生たちとたまたま出会ったので、一緒にお昼を食べに。


ん〜!ルアンパバーンのサンドウィッチは本当に美味しい!
スムージーと合計20000キップ。


あ、レアルからキップに変わって、
カンボジア!(言い忘れてた)


ラオスの通貨”キップ”

今までで、1番苦戦したわ。
なんせゼロが多すぎるんだもん!

0を2つ取って、×1.5 をする??

そして小銭がない。全部紙幣。
話してて、

「あ、10万足りない?俺が貸してあげるよ」とかなるからお金持ちみたい笑

学生団体の人たちに
ラオスの歴史や問題、いろんなことを聞いた。

すごいなぁ、学生のうちから、しかも1.2年生のうちから、国際的な問題に目を向けて、実際に行動出来るなんて...

俺の学生生活(1.2年生)を振り返ると、


毎朝7:00に起きて、
床磨き、トイレ掃除、ゴミ捨てから始まって、東京を何も知らない先輩と同じ生活して(昼まで寝たりして)

楽単ばっかりで、ろくに勉強もしないで(まぁ練習はしてたけど)

寮から出ない生活があったなぁ、
1年目が終わって、めっちゃ単位落として、

ようやく
「このままじゃヤバイ...俺はあくまで東京出身だ。」って思って(他の部員は地方からやってきてたから、帰っても何かしらあるわけで)


気持ち切り替えで、そっから全力。

勉強もやってみれば、楽しいことばかりだし、1年生の秋ごろには彼女も出来てて、

「自分だけヘラヘラしてちゃいけない」って認識ができて、色々 考え方が成長出来て、

2年連続フル単取って4年目は授業なし!という奇跡のシンデレラストーリー。



...また話ずれちゃった!

とにかく、学生のうちに
たくさん外を見ておくこと。

たくさんアウェイに飛び込むこと。

これって素晴らしいことだよね。

また勉強させてもらいました!


でもって、23歳。遅くない。
初めての海外一人旅。
初めての世界一周。
国際的な見方がこれからは出来るはず。
ありがとうございます!


そして、納豆のお菓子。マジでうまかった。ありがとうございますありがとうございます。

しかもカンロ!カンロ様ありがとうございます。東京都のみんなは元気かなぁ!
学生団体のみんなを見送って、


僕は”プーシーの丘”へ。
 
メコン川に映る夕日。


やっぱり夕日って大好きだ。
プーシーの丘は、この辺で1番高いところで 世界遺産の街”ルアンパバーン”を見渡せる。

落ち込んだ日に夕日を見てごらん。


夕日って、落ちたらまた新しい気持ちで朝日になって登って行くんだよ。

たまに落ち込んだからってなんだって言うんだよ。落ち込んだら、また見上げればいいじゃねぇか。

もうすぐ秋が始まる。
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