ついに”タージマハル”のあるアーグラへ!〜本質を見抜くとは/タージマハルに入る前に〜

”タージマハル”

「インド」と聞いて、それを連想する人は多いのではないだろうか。
世界一周に旅立つ前、海外の知識が全くなかった僕でさえ、インドのイメージは”タージマハル”であった。


やはり美しいもの、1番に自慢したくなるものというのは、
「表面的な第1の壁」として象徴される。


しかし、インドを旅した旅人の中で
「タージマハルの話」を深く語ろうとする者も、「インドで1番よかったところ」をタージマハルという者もそういない。


彼らは”本質”が見える目を持っているからだ。
インドの内面的な”真実”を理解しているからだ。

その”真実”というのが、”本質”であり、外見を「表面的な第1の壁」と表すのならば、第4いや第5の壁とでも言うのであろう。


僕は「本質」が見極められる男に、大人になりたい。


人生にとって、本当に大切なものとは何か。それが「表面的な第1の壁」にならないことを、今の僕から願う。


さて、こんな始まり方も新しくて良いのでないでしょうか。
なんでもありの”まさに自由”な旅するブログ。


僕のブログはね、
”陸路移動したいがどうしたらいいか分からない旅人”が、

情報を集めるために読む”情報系旅ブログ”や、

はたまた”今日の出来事”を淡々と書き連ねる”日記系旅ブログ”と一味も二味も違う(たまにリミックスして、内容の薄いものになるけど笑)


書きたいことを、時系列関係なく書かせていただく!これが僕のスタイル!

表現者」に近づくための、「自分らしく生きるための」第一歩。


さてさて、話をアーグラに戻そう。
”ブルーシティ”ジョードプルから、
今度は東に 500km。寝台列車で 11時間。
アーグラに到着だ。

上の地図を見てもらうと、分かると
ニューデリーから”ピンクシティ”ジャイプル→”ブルーシティ”ジョードプルまで行き、引き返して”アーグラ”という形だ。


もともとアーグラには、
「アーグラ城とタージマハルしかない」という話を聞いていたので、
滞在は1泊半と短めだった。

本当に見所がそこしかないので、アーグラに行く際は、それをオススメする。


着いた日は、さっそくアーグラ城に行った。


相変わらず、タクシードライバーはしつこく絡んでくる。
この時まで、なかなかタイの感覚が抜けなくて、「ルピー」を「バーツ」と言ってしまったり、ドライバーに対してタイ語で断ったりと、なかなかタイ生活が抜けない自分がいた。

今もそうだが「タイに帰りてぇ〜」なんて不意に思ってしまう。そのくらいタイは居心地がよく、インドの居心地はあまり良いとは思えない。
※しかしここは心の持ちよう(インドで楽しむための心構えをTABIPPOの記事で書きました)


以前も話したが、インドの歴史はとてもディープ!なんと紀元前から話は始まり、言語も民族もたくさんいる。

チーム北海道のうち、2人は世界一周中で「インドの知識」なんてものほとんど入ってなかった。

実は、知識を持って世界を旅している旅人なんてほんのごくわずか。


もちろん、旅をするうえで
「知識」はあった方がいいし、楽しい旅になる。
例えば、遺跡に全く興味がない人とめちゃある人の違いは圧倒的に「知識の差」だろう。
予備知識があれば、その石はただの石ではなくなるわけだ。

そんな旅がしたいから(本当はインディージョーンズに憧れているから)



で、チーム北海道のうち
リンちゃんだけか”インドのみの旅”!
つまり、ガイドブックだって持っているわけ!
僕らはこのガイドブックを「バイブル」と呼び、簡単な歴史まとめを読みまくった。

特に、ジョードプルでケータイを無くして一時騒然とした愛ちゃん。
彼女は、ケータイを無くしてから本当によく本を読むようになったなぁ。

しかもそのまま、ケータイがないまま世界一周するそう。
ソーシャルメディアやアプリ、その他諸々の電子機器を駆使して「旅のバーチャル化」を試みている”現代人バックパッカー”の僕にとっては苦行としか思えないが、彼女の意思の強さに驚かされた。


「やっぱり私、ケータイなしで世界一周する!」

彼女は、ジャンヌダルクのように輝いて見え、その自由さを、少しだけその姿を羨ましくも思えた。

ただ僕には「夢」があるので。
この清澤 一輝には”夢”があるッ!
旅を書き続ける。それは父と誓った唯一のこと。

そんな愛ちゃんと、
長きに渡り一緒に旅してきた、バンコクでナナちゃんから貰った”たかのてるこガンジス川でバタフライ」”と、又吉先生の書いた「火花」を交換した。


又吉とは、東京のある通りで7.8回すれ違ってるんだよなー。僕も常連な渋谷のあのカフェ。きっと彼も常連さんなのだろう。そんなことを思い出した。


帰ったら、また美味しいアイミティーを飲みに行きたい。


さて、話をアーグラ城に戻すと、
あの城は シャージャハーン王の幽閉された城だとか。
しかも幽閉したのは、その息子。
で、その父親はその妻ムムターズ・マハルが眠るタージマハルをアーグラ城から見ていたそう。

おぉ、父親を城に幽閉したのかなんとも悲しい話だと思うかもしれないが、いわゆる”老人ホーム”に入れるそれとほとんど変わらない。


で、この日はタージマハルの向こう岸の公園で、夕日を見ることに。

なんと、この公園。
”黒いタージマハル”を造ろうとしていたとか。まったく同じものを白と黒とで並べて川を挟む。

そんな光景も見てみたかったが、タージマハルだけでも 2万人の建築家が、23年の歳月をかけてタージマハルを創り上げた。


それも、亡き愛する妻のために。
奥さんはタージマハルを見ることなく亡くなったそう...

”人類が地上に残した一粒間の真珠”と呼ばれるタージマハルに今も眠っていて、王族はここタージマハルが観光地になるなんてこの世の終わりだと思っているそう。

まぁ、そんな政治をしていたシャージャハーン
は幽閉されるよな。


アーグラに来た際は、
夕日はタージマハルの向かい側の公園で。
朝日はタージマハルで見ることをお勧めする。日の当たり加減で、タージマハルの色が変わるのだ。


翌朝 5:00に起きて日の出を見に行くことにした僕らは、その日 早めに休むことにした。
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