インドの小学校に潜入!「今」を大切に。〜癒しのプリー後半戦〜

プリー沈没後半戦。
本当に居心地のいいプリーの魅力、
今回もたっぷりです。

プリーにも日本人宿サンタナがあって、
これで僕のスタンプラリーは、あとひとつ。
コルカタのみ!


そういえば インドでは、
「あっ、ライターのKEIさんですか...」


「いつもインスタ見てます!」
的な絡みがなかった。


タイではしょっちゅう声掛けられて、プチ有名人気分で、「じゃあ一緒に飲みに行きましょ〜!」的なゆる〜い感じで友達になれたのに...

やっぱ前も言ったけど、インドの旅人って、「質」が違う。懸賞金でいうと3000万ベリー以上ないと戦えない場所。

とにかく理不尽なこととか、大きな壁とか乗り越えてるのが分かる。

世界はインドと、インドでない国とで別れるとか言われるほど、インドってかなり特別な場所。


そりゃ、みんな自分の旅を謳歌して、なかなか人の旅見守ってる暇ないか...と思ってた矢先、


「...もしかして、カンボジアで睡眠強盗に遭った方ですか?」


今の若者ってすごいんですよ。

今のソーシャルネットワークサービスってすごいんですよ。
”すぐ”なんです。”すぐ”。



昔は、売れるまで〜十年かかった、
それまでずっと貧乏だったっていう俳優さんとか、芸人さんとかいるけど、ネットの力で、
”発信”さえし続ければ、あの頃より圧倒的にチャンスは掴めるわけ。


でも、映像コンテンツの悪いところは、
すぐ飽きられてしまうとこだよね。新しいものを作成しないと、「ちょっと待って、ちょっと待って、お兄さ〜ん」みたいになっちゃう。

それだけで、バズられるのはよくないよくない。


「ハイ。そうです。睡眠強盗にあった者です。」(変なおじさん風)

とまぁ、
そんな感じで絡んできたのは、
のちに睡眠強盗に遭う健二郎くん。

こう見えて、僕のひとつ下。
初めて会ったときは、ジャーナリストかなんか、かと思った。笑
彼も去年のTABIPPO DREAM 大阪で3次審査まで残ったツワモノ。
世界中の教育を見て、世界を旅する未来の輝く先生の卵!なんと、旅の資金は60万!!
す、すごすぎるぞ健二郎くん!!
健二郎くんが睡眠強盗に遭った話は後ほど...


そして、もう1人紹介したい旅人!

一輝くん!かなり自由な一輝くん。
右のいかにも自由そうな人ね。
なにこの左の美女。笑

僕と同い年で、一緒に半日以上かけて、見れもしないイルカを見に行った旅人。

彼ものちに睡眠強盗に遭う。笑
笑い事でも、他人事でもないんだけど、
俺と出会う人出会う人、睡眠強盗に会うから。
特にインドを旅する男子大学生。


特に一輝くんは、睡眠強盗後、
「いま耳かきで稼いでる」
「今日は2ルピー稼いだ」と連絡が来るほど。
詳細は知らないが、おいおいどーゆーことだそれ。
とんでもない睡眠強盗に遭ってますやん!!!



あー、経験者故、怖い怖い。睡眠強盗。
でも内容的には、健二郎くんの睡眠強盗が1番怖いからな...コルカタに着いたら話します!
みんな、睡眠強盗だけには気をつけてね。


さて、今回も居心地のいいプリーの魅力、今回もたっぷりです(2回目)


まず!プリーのコルカタ最強説。
日本食なんでも食べれます。笑
仕入れによっては刺身も食べれます。

写真はまさかのインドで食べた冷やし中華

そして、1泊300ルピー朝夕付き。
とんでもなくない?笑
チキンカレーが1食150ルピーとかだよ??
とりあえず、プリーまで来ちゃえば、もう勝ちです。(まとめ記事公開予定)


プリーには、ベンガル湾に面してる海があるって言ったじゃない。ビーチもあって、いままで内陸続きのインドじゃ珍しい海。

「世界一綺麗な海」を探す旅もしている僕。
プリーのビーチをずっと楽しみにしてた...ッ!

のに...


こう見ると、なんだか綺麗な海〜!って思うでしょ?

でもね、


ウンコだらけなんです海岸。

しかも、人のウンコ。
もうね、男の子も女の子も、
おっさんも関係なくそこら中で脱糞してんのよ。


で、そのままうみにザブーン!
ケツを洗います。
すさまじいビーチがそこにはあった。笑


これぞインド!!


そんな海は波があるので、
サーフィンをしに行くことに。

最後にしたのは、去年。
この時期 ハワイでしたかな。

インドでサーフィンした旅人とかいるのかな?笑
みんな、サーフィンどころか泳ぐことも出来ないから、そりゃ子供が集まってくるけど、結構波が強くて あまりカッコいいところ見せれなかったな。


今までいた所のなかでプリーがダントツ
外国人いないし、そもそも田舎だから、
みんな日本人に興味津々でした。
彼は、とにかくキレキレなダンスを僕に披露してくれた。


夜はさっき紹介した2人と、(つまり睡眠強盗トリオ)でマーケットの方まで足を伸ばした。


このプリー一帯を守る神様、
ジャガンナード。とジャガンナード寺院。
ここは、ヒンドゥー教徒じゃなきゃ入れない厳格なお寺。


やっぱり、集団には”皆が同じ方向を向くなにか”が必要で、それは貧困層がいる場所から特にって感じがする。


ほら、クラスでも”合唱コンクール”に向けてひとつになるでしょ。それだよね。
韓国なら、反日活動だったりね...(これは後に語るだろうけど)


「社会集団」って面白い。


プリー後半も、ガネーシャ祭りは大盛り上がり。
勝手に騒いでるだけじゃねぇんだこれ。
僕らを見つけると、捕まえて、輪の中で躍らすんだよね。笑

泡とか掛けられちゃってさ!
インド人って、やっぱり可愛いとこある。

最後には、このガネーシャを海に流す(笑)


わっしょい!わっしょい!
ってしてたのに、最後 ザバーーンと海へ!
とにかくカオスでシュール(笑)
もう、意味不明すぎて「ボボボーボ・ボーボボ」思い出す。(笑)


プリー最終日は、
健二郎くんとプリーの小学校へ行ってきた。
彼の旅は、世界中の教育をその目で見てくること。すげぇ勉強になったわ。

まぁ、スクールバスも同様 ドアは開きっぱなしなんですけどね!笑


学校には、日本の絵も書いてあって、
インドから見ると、日本の印象ってこんな感じなのかって思った。


まず、お祈りから授業が始まる。
話を聞くと、子供達はこの地域で喋ってる言葉を学校内では使用禁止。
雇用後であるヒンドゥーか英語のみ。なんだって。

だから、日本でいうと
「方言(よりもっと強いけど)」は学校内で禁止!で、標準語と英語だけって感じかなー。


やっぱり、集団をまとめるには
「祈り」とか「歌」とかって、とても大切で、
「共通するもの」がないと、集団は崩れてしまうわけよ。

だから、「校歌」とかっていう
それぞれの学校に”歌”が存在するわけ。

逆に言うと、いつまでも「宗教」や「価値観」のズレが原因で世界は”ひとつ”になれないわけ。

見学中の僕らにお菓子をくれた子供がいた。
やっぱり、心の貧しさと経済的貧しさって違う。子供が出来たら、絶対教えてあげたい。


「心だけは貧しくなっちゃダメだよ」って。


いくら、自分のお菓子がなくなっちゃっても、独り占めするより、お友達と食べた方が楽しいよって。はぁ、はやくパパになりたい。(その前に結婚、いや彼女つくらなきゃ笑)


厳しい教育係の先生。
もう見てられないくらいビシビシ棒で叩くのよ笑
でも子供も、やられちゃったぁ!みたいな感じでたくましく育つ。


こんな可愛い子供達が「日本人を騙して金銭を巻き上げるインド人」になるんじゃなくて、
シリコンバレーで活躍するスーパーエンジニアになることを祈ってます。



帰りは、再び賑やかなバス!
とにかくみんな、勉強した英語を使いたい!
全然わけわかんなくても、話しまくるし、ちょっかいかけまくる。

はぁ!いい経験が出来た。
世界の教育を見てみるかぁ、すごく面白いテーマだなぁ。機会があったら、また世界中の笑顔に会いに行こう。


...その日の夜、僕は5日間滞在したプリーを後にした。

プリー初日に、長くインドを旅した愛ちゃんとも別れ、チーム北海道は完全に解散した。


思えば久々の1人行動であった。

友と旅するのも良い。だが、久々にひとりで当たった夜風は非常に気持ちの良いものだった。


次がこのインドの旅、最後の地”コルカタ
これで、インドを東から西へ。横断することが出来る。
総合移動距離 3600km。時間にして 65時間の陸路移動も最後なわけで、
このなんとも言えない異臭、外国人をとことん珍しがるインド人の乗るスリーパークラスでの移動は、これが最後。

次、この電車に揺られ、インドを旅するのはいつだろう。



ブッダガヤのお坊さんに言われた
「アナタは何を信じますか?」という問い。
僕は、今の僕を信じたい。
今の、我流で、我武者羅で、無我夢中で、不器用で、とにかく「今」を生きてる自分を信じたい。


「今」しか出来ない。
おそらく、この下から2つ目のランクのスリーパークラスに揺られることはこの先ないだろう。

「今」の感覚と、直感と、価値観を。
たとえ、この先 変わってしまったとしても、僕は書き続けたい。残したい。
いつか、今日この日の夜風を懐かしく思える日が来る日に向けて。

「未来」の僕へ。「今」の等身大の僕より。

寝台列車は進む。最後の地”コルカタ”を目指して。
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