ウンコ。

昨日、プリーのビーチでさ、
俺 裸足でウンコ踏んだんだ。


しかも人のウンコ。出来たてホヤホヤ。


インド人のウンコってさ、アイツら肉くわねぇから、黄色いんだよね。
ヴィレッジバンガードとかに売ってる「妙にリアルな偽物のウンコ」みたいな本物のウンコ。



子供達と追いかけっこしてたらさ、
”グニョ!”って、勢いよく踏んじまった。


もうあの感触忘れられないよ。ほんとに。


でもさ、踏んじまったもんはどうしようもねぇんだ。


とにかく急いで海に足突っ込んで洗ったね。


ごっしごし!


で、こう思った。

「よし。これでうんこ以下のもの全部踏める男になった。」


”踏んじまったもん”をいくら後悔したって、
踏んじまってんだ。かわらねぇ。


「うわ!やっちまった〜!!」なんて心の叫びも出ないくらいな、どん底な気分に落ちちまったとき、
”どう前を見るか”、”どう山を登るか”

これが人生の中で大切なことなんだよ。


人生なんて、山あり谷あり。当然だろ?

全ての人間に、山ばかりの人生も、
谷ばかりの人生もないんだよ。

肝心なのは、”山を登る方法”を知っておくことだと俺は思うね。


で、俺の場合は、”考え方”で山を登る。


だからこそ、
結論「またひとつ旅人レベルアップした!」なんて楽観的なことも言えるわけよ。


何かにつまずいたり、失敗してさ、

とにかく食べて、食べて、食べまくって、
一旦忘れてから、少しずつ登る奴もいるし、


試合で負けたり、悔しいした思いをした奴は、

とにかく狂ったように練習して、
自信つけて、再び山を登ってみる。
その後、壁を乗り越える奴もいる。


「山の登り方」や「前の見方」なんて人それぞれなんだ。


でもって、人は1度谷に落ちることで、
「山を登ること」を楽しめるし、

肝心なのは、実は「谷」なんだよなぁ。


新しいことが生まれるのは、いつも「谷」。


俺はそう思うよ。
だから、今「谷にいる」と思う人は、いつかきっと、あの時の谷なんて まだ可愛いもんだったと思える日が必ず来る。


「あなたらしい、山の登り方」

それで合ってると思うよ。


裸足でウンコを踏んだ日、俺はまたひとつ大人になった。

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