摩訶不思議ワールド完結間近!〜インドのおまけ。睡眠強盗あるある〜

今回2つのおまけを話そう。

そう。それはインドでの2つの出来事。
帰ってから、居酒屋でのつまみになるような出来事。


ひとつめ!


インドの列車。スリーパークラスにて!
ガヤガヤとうるさいインドの電車。

東京の車内のうるささとは、”また別の”
騒音が響く車内!本当にうるさい!

人々は、周囲の人間なんて御構い無しに喋り続ける。

でもって、周囲の人間もうるさいことに全く興味なし!


お客以外にも乗客はたくさんいる。

カレーを売る物もいれば、
体が柔らかいことを特技にし、お金を稼ぐ者も。太鼓を叩いたり、ここは動くサーカス団かってくらいのテンション。


そんな うるさーーーい!車内で、

僕はイヤホンで音楽を爆音で聴いて、
大声で歌ってみた。

だって、とにかく車内がうるさいから、
俺だってうるさくなってやった。


曲はオレンジレンジの「ビバ★ロック」
20代前半世代!懐かしいでしょ!

”世界中ほら♪ 笑ってる空♪
見上げて♪♪さぁ、立ち上がってぇー♪”



で、インド人の反応はというと!?


気にせず、みんな喋り続ける!!笑

もう俺が大声で歌ってることなんて御構い無しなんだろうね笑

日本人、日本人って珍しがってたくせに、
自分達が盛り上がってるときは興味なし!


本当に適当なインド!嫌いじゃないぜ!!笑

そして、この感覚は本当に気持ちよかった。
もう風を感じながら、大声で歌えるんだもん!最高だったよ。


それからというものの、
インドでは”歌いたくなった瞬間”に歌うくせがついた。笑

急に歌いながら、スキップし始めるから、まるで子供に戻ったみたい。

みんなジロジロ見るけど、「日本人は元気だなあ」くらいのスタンス。


本当にクセになるよこれね。笑



そして、2つめ!
「インドのルピーは外に持ち出せない!」

そうなのよ。なぜか、ルピーは外に持ち出し禁止!(誰も持ち出さねーよ!)


しかも、持ち出しても価値がガクッと落ちちゃうから、意味ないのよねー!


だから、プリーあたりからすごい計算しながら、ルピーを使ってた。
この旅初めての、”お金を計算しながら使う”


インドもそうだけど、東南アジアも物価が安くて安くて!

お金を節約しなきゃ!ってのは、あんまり気にしなくても、毎日 満腹に食べれるからさ!

すごい良かったんだけど、インド後半は
本当にお金との戦いだった。


これ買っちゃうと、あとが苦しいな。とか、

ここには入れないなぁ、とかね。


でね、思ったんだ。

お金って真実じゃないし、
”幸せを買うツール”なんだけど、
やっぱり大切ではある。

ってことにね。

お金を節約しはじめる旅をすると、
すごい心が貧しくなる。

これは高いから我慢しなきゃな。とか、
1食抜かなきゃとか、友達とせっかく出会っても、そこには一緒に行けないわ、、とかなっちゃう。


うーん、それはなんだか”悲しい旅”。
豪遊しろってわけじゃないのよ。

安くてボロボロのゲストハウスで、
高級食材では全くないけど、
安くてお腹いっぱい食べれる料理。


少しずつの節約は、当たり前なんだけど、
毎回毎回、お金を考える旅はすごい、
心が貧しくなっちゃうな。


お金は真理ではないけど、
あったら、あったでいいものなのかもね。


だから、空港までのカウントダウン。
僕はルピーの節約すごく大変だった。

空港に着いちゃえば、クレジットカードが使えるからね!

最終日は、本当に節約に節約して、空港へ向かった。

...インターネットで、次の国
アラブ首長国連邦”通称UAEのことを調べていると、サンタナコルカタにある男がやってきた。

「ケイくんいますか...?」

僕のことだ。誰だ誰だ?とドアを開けると、
プリーのサンタナで出会ったジャーナリスト風の健二郎くんが汗だくで立っていた!!

(もちろん馬に乗ってたわけではありません)


「...やられたよ、!!睡眠強盗!」



えぇーーー!!!?


そう。健二郎くんの僕への初絡みは、
「もしかして、カンボジアで睡眠強盗にあった人ですか?」だった。まさか、その健二郎くんが睡眠強盗に遭うなんて!!


話を聞いていると、
彼はバングラデシュに向かう前日。
コルカタで出会ったインド人とマクドナルドに行ったそうだ。


そう。マクドナルドのコーヒー。

これに睡眠薬が入っていたそう。
お、恐ろしい話だ。マックのコーヒーなんて、気づけるはずがない!


気付くと、街をさまよっていて、
お財布もお金も、ケータイも、パソコンも、
本当にほとんどの物を睡眠強盗で盗まれてしまった。

こうやって、ブログを書いている今でもかわいそうで仕方がない。


僕が睡眠強盗に遭ったときは、
お酒があったから、まぁなってもしょうがないと今思える。しかも、被害も”2万円”。


ギャンブルで負ける奴は負ける額である。


「...俺、帰るよ」

世界一周をしている最中の彼だったが、このとき日本へ帰ると決断した。

→後日談を話すと、このホテル・サンタナに来たことによって、ひと月このゲストハウスで働くことが出来、旅を続行!健二郎くん良かったね!また会えることを祈ってます!



実はこのサンタナのフロントの空間に、
僕、健二郎くんを含め3人。

睡眠強盗に遭ってしまった旅人がいて、
「睡眠強盗あるある」を語った。もう1人の彼は、パスポートを盗まれてインドで大変な手続きをしていた。
おぉ、くわばら くわばら。



「旅は”出会い”とかって思っちゃうんだよねぇ」


「今思えば、怪しいんだよねぇ」


「まぁ結局さ、

命 あってよかったよねぇ」


全員「それな。」



そう。マジで命あってよかった。

これが全員一致した”睡眠強盗あるある”。

マジで、これからの旅も気をつけよう。
”良いひと”か。”悪いやつ”か。

これを見分けるアンテナを磨こうと心に誓い、僕はコルカタ空港へ向かった。
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村
↑《ブログランキング》に参加しています!
ポチッと押していただくだけで、もっともっとクレイジージャーニーしちゃいます!