サハラ砂漠でキャンプ!”ブルーシティ”シャウエン!〜おとぎ話の国モロッコ!物語はついにヨーロッパへ!〜


なんにもないところにいると、なんでもないことで、こんなにも人間は感動できるものなんだなぁ。

もしかすると、人は便利になればなるほど、快適になればなるほど、感動の数を減らしているのかもしれない。

...2.3日滞在したマラケシュを抜け、
僕らは”サハラ砂漠”のあるメルズーガへ。

メルズーガまでは、夜行バスがなくて
早朝に宿を出て着くのは夕方。本当に12時間くらい1日中バスに揺られて、メルズーガへ向かう。

12時間というと、ノルウェーから中国へ行くそれと大して変わらない。
そんな時間を男1人。女の子2人のチーム「女子旅」は進む。

マラケシュ”という街を抜けて眺める景色は、
あたり一面こんな感じ。イメージ通りのモロッコだ。
スターウォーズのアナキンが住んでいたタトゥーインを思い出す。

「やっぱり砂漠って男のロマン」そんなことを共感できる相手は今はいない。笑

なんせ、チーム「女子旅」なのだ。


女性を批判するわけではないが、やっぱり「男」って良いやつが多い。そして、
良いやつが故にどーしようもない奴が多い。笑

男子の特徴は、”思い出を美化しやすい。”ということ。僕もそうなんだけど、やっぱり元カノとの思い出とかをすごくすごく磨き上げるわけ。


まず、男女間の違いで元カノ・元カレと別れて、新しいパートナーが出来た時に、

「男は別フォルダ。女は上書き保存。」

という言葉がある。男は元カノを別フォルダに保存して、女は新しい彼氏が出来たから過去を抹消して新しいパートナーに一途。という意味だ。


特に、「だから男子は元カノと浮気をする」という批判の意味も込められているのだが、


もちろんそれは否定できない。(僕は一筋系)
しかし!それをそれだけピックアップしないでほしい。

男子にとって、元カノだろうが、
大切な思い出は”大切”。であり、特別なんだ。


”ハートフル”なんだ。

いつまでだって、忘れられない人がいる。
これはマジらしい。
でもって、男は良いやつが多い。男子が集まって、元カノの悪口大会を開くだろうか?


否。開かない。
しかし、女性は元カレの悪口大会を開く!(人が多い)

男性にとって、特別な存在はいつまでも特別な存在。どんなに喧嘩した過去があっても、「あぁ、いい過去だったな」って、思い出を美化しやすいっ!

そして、男はダサい!!!
しかし女性によって男は成長していく。


例えば、彼女が出来ることによって、
オシャレなレストランを探したり、
今のファッションのトレンドを気にしたり、
お金や、”男性として”ということを考え始め、成長するのだ。


同じ歳の社会人でも、奥さんがいたり、子供がいたりする人と、そうでない人。
どっちが良いとか悪いとかはなく、家庭を持っている人が人間として大人。

そりゃそうだよ。自分だけのために働いてるわけじゃないんだもん。

「人のために自分を犠牲に出切る。
頑張れる。」これってすげー大人だし、かっこいいし、男性として成長出来ることだと思う。

だからこそ、彼女がいない歴=年齢の人は、
なんとなくダサがちである。というのは、偏見なのだろうか...

そして、オシャレすぎる男性は、オネエになる!これこそ、もともと男性はダサい。という証拠ではないか。



女性の皆様。感謝してます。
いつもありがとうございます。

まぁとにかくあれだ。

「男」と「女性」って全然違う生き物。
本当にそう。本当に。

理想のタイプは、
「価値観が合う人がいい」とか言うじゃない?

んな人いないから。笑

まず、男女間での大きな違いに、
育った環境とか、今まで積み上げて構成された部分が一緒だなんて、いるはずない。笑


まず、「価値観が合う人はいない」というのを認識して恋愛すれば、ちょっとはハードル下がるんじゃないかな。






...知らんけど。笑


さて、辺りがすっかり暗くなった頃。
モロッコ。”メルズーガ”に到着だ。
泊まった宿は、オマールさんの宿!
超がつくほどモロッコだね。

1泊して、さっそく。

サハラキャンプへ行きました。
これはね。絶対行くべき。やばい。
さすがにこれは、別記事で書きますわ。

僕が世界一周に持ってきた2冊の本。
「アルキメスト」と「星の王子さま」の舞台。

星の王子さまは、ここサハラ砂漠に降りてきて、
夢を旅した少年サンチャゴは、モロッコからエジプトまでサハラ砂漠を超えて宝を探した。


でもって、たかのてるこさんの「サハラ砂漠の王子様」のバチバチに舞台。


「ラクダに揺られて向かうはサハラキャンプ」

モロッコ・メルズーガの町からラクダに乗って1時間半。

サハラ砂漠のど真ん中で、1泊2日からキャンプが出来る。

僕が世界一周に持ち出した「星の王子さま」「アルケミスト」この二大小説の舞台になってるサハラ砂漠を、悠々と歩くのは、本当に夢のようだった。

見渡す限りの砂漠には僕ら5人と、ラクダが5頭、ガイドのベルベル人が1人だけ。

延々に続く、そのサハラの旅路は、スペインからエジプトまで”夢を旅をした”少年サンチャゴを強く思い出させる。一度「何か」を手放さなければ、それ以上の「何か」を得ることは出来ない。


「みんなで火を囲み、見た夜空」

目的地に到着し、みんなで火を囲み食べたモロッコ料理”タジン鍋”。

太鼓の音色と共に歌われるモロッコの民謡。

時より竹が炎の中で割れ、パチパチと鳴る。その音が、太鼓の音色と砂漠の静けさによく混じり、場の雰囲気に酔ってしまう。

夜空を見上げると、数え切れないほどの星々。
数分に一度、流れる流れ星に僕は、僕らは、それぞれの願いを夢見た。

星の王子さまは教えてくれた。「本当に大切なものは、目には見えないんだよ」と。


なんにもないところにいると、なんでもないことで、こんなにも人間は感動できるものなんだなぁ。

もしかすると、人は便利になればなるほど、快適になればなるほど、感動の数を減らしているのかもしれない。

これは、たかのてるこさんの「サハラ砂漠の王子様」から頂いた言葉。本当にその通りだ。


”選び疲れるよりも、歩き疲れて眠りたい。”
これは、尊敬する旅人であり、超えるべき目標。高橋 歩さんの言葉。

世界の果てまで旅して、ようやく自分が分かってきたかも。

ってことで、サハラ砂漠含め3日間。
メルズーガに滞在して、本当に楽しかったな。

ちーちゃんとのんちゃんと、星空のサハラ砂漠で寝転がって、爆音スピーカーでaviciiの wake me up とか聴いて踊って。

寝っ転がって。

一生忘れない思い出だわ。
星を数えながら、砂の上で「あっ!流れたっ!」ってもうおとぎ話の世界。

サハラキャンプだけでもまた行きたい。
本当にオススメ。最の高。

サハラ砂漠から、次は”ブルーシティ”と呼ばれるシャウエンへ。

ついに、シャウエンまでも来たのね。
インドにも”ブルーシティ”と呼ばれるジョードプルと呼ばれる場所があってさ。

西の”シャウエン”。東の”ジョードプル”。

って聞いたときは、モロッコなんて、
まだ先の先の話だと思ってたら、あっという間だった。本当に。こうして、あっという間に世界一周しちゃうなんて考えると、どこか切ない気持ちにもなる。

まず、メルズーガから夜行バスでフェズへ。
フェズから、朝イチのバスでシャウエンへ向かおうとしたんだけど、、

なんと!バスがいっぱいで乗れず...

他にも2人バスでシャウエンへ行けなかった人たちと長距離タクシーをシェアして、シャウエンへ向かうことに。

シャウエンは本当に青かった。
ここから無加工です。


壁も。


椅子も。


車も。


空も。

マジで青かった。ぜんぶぜんぶ。


インドのジョードプルとは比べもんにならんっ!笑

すっごい綺麗!人も優しい。

世界の”ブルーシティ”は残すところ、

ギリシャサントリーニかな⁇
いつか行ってみたい。これだけ旅して、まだ行きたいところがたくさんあるんだ。

人生は果てなき冒険旅行。なわけだ。

シャウエンは1泊して、翌日タンジェへ。

ここは「アルキメスト」の少年サンチャゴが、
スペインで羊を売って、大金を得たのに、モロッコについていきなり全財産を失うところ。

そのお陰で、ガラス屋で働くことになって、以前よりお金を得ることになるし、アラビア語も喋れるようになるんだよね。


「人は何かを失わなければ、それと同じ以上のものを得ることが出来ない。」


この言葉は、なんとなく分かる気がする。
俺も色んなものを失って、この旅に出たよ。でもそのお陰で、それ以上のたくさんのものを既に得ている。

人生って、面白い。
いつか失ったものもひっくるめて全て回収して、わはは!って、笑うんだ。おれ。

やってみないと分からないことって、
本当にたくさんあるよ。でも人は、自分の運命を追求することよりも、人にどう見られてるかとかを気にしちゃう生き物なんだよね。



モロッコのタンジェから、ジブラルタル海峡を超えると、そこはヨーロッパ!
港からは、ヨーロッパの光が見える!!

当初は、タンジェから船でスペインに入る予定だったんだけど、
スペインの港から、バルセロナまでの移動で結局 飛行機と同じ値段になっちゃうことが発覚。

このとき、「クラウドファウンディング」の話が進んでたし...(今度書きます)
時間がないということで、しょうがなくチーム女子旅に合わせてチケットを購入!

モロッコ最終日は、
フェズからシャウエンまで一緒に来た外国人。
ニコと合流して、しかもこの日は彼女のバースデー!1人でいるのも可哀想なので3人でお祝いしてあげました!

翌日、僕らチーム女子旅はタンジェ空港から
スペイン・バルセロナへ!


約ひと月。ありがとう。アフリカ。
次は、南下する。サファリ、絶対行きたい。
野生のシマウマ、キリン、カバ、ライオン。
絶対見たい。マサイ族と飛びたい。


エジプトは、ダハブ。
紅海でダイビングする美しさ。
大切な人に教えてあげたい。


そして、モロッコ。
やっと自分がどんな人間か分かってきたよ。
次サハラに立つとき、僕はどんな顔をしてるんだろう。持ってるiPhoneは8かな?そんなに遠くない未来だって信じてる。


物語はついに、ヨーロッパへ!!
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