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そして「旅」は再び始まる〜インスブルックからイタリア・ローマへ〜

姉とのヨーロッパ旅が終わり、
ひと月ぶりに「旅人」へ戻った清澤 一輝。

自分で「決断」しないってめちゃ楽だ。
言われた通りに、指示通りに、体を動かす。
これってめちゃくちゃ楽なわけだ。

プログラムひとつで出来ちゃうわけだ。
だから、「ロボット産業」の時代になったら、人件費を削るために、自分で考えて、決断して、行動出来ない人は、ソッコーで削られる。

「こっち行きなさい」「こっち選びなさい」って、その通りに道を進むって子供でも出来るしね。

でもって、男って
「決断力」
「行動力」
「経験値」

この3つの”K”が必要だ。
まぁ言うなら4つ目の”K”の「好奇心」

家庭を持ちたいなら尚更。
みんな、見知らぬ明日を歩くって、めちゃ不安。女性も、もちろん男も。

女性が不安がってるのに、「男」が決断出来ない。舵を切れない。進む方向を知らないで、迷い続ける。

こんな情けないことはない。
男女であれば、たくさんたくさん、話し合って。最終的にドンっと胸はって、男の皆さんが決断して、「絶対!大丈夫!」って言ってた方が女性だって安心だ。

そういう良い”決断”を産むには、
豊富な”経験値”。経験値を積むには、行動力が必要なわけだ。この”3つのK”のサイクルだけで、本が書けそうだし、

この3つのKを育てるのは、まさに「旅」。だと僕は思う。

行動。

経験。

決断。

そんなんの繰り返しだ。

今まで、自分でなかなか決断出来ないとか、決断したことがない。って男子は尚更。
まぁもちろんこの 3つの”K”を入れておく、大きな器が必要なのだが...

さて、少しでも自分の足りないものに気付けた男子大学生の諸君!!
このブログを印刷して、父親に渡して、納得させて旅に出ろ!!!笑


そんな旅が再び始まる僕の「世界一周」

まずは、オーストリア・インスブルックでマレーシア・ペナンを旅したジャスマンと再会!

マレーシアでも
インスブルックに来た時は、連絡してね!」って言ってくれてた彼女。

これだ。僕がずっと憧れてた世界中に友達をつくる!って奴は。

将来 子供ができて、彼が世界を旅した時、
「お父さんの世界中の友達が、お前を助けてくれるよ」なんて言えたらかっこいいじゃない。

男ってアホだから、”かっこよさそう”だけで生きてるところもある。

ジャスマンは、インスブルックのことをたくさん教えてくれた。

インスブルックには「イン」という名前の大きな川が流れている。
そこに掛かるドイツ語で「ブリッジ(橋)」を意味する「ブルック」。

イン”ス”ブルックつまり、英語の「's」
インにかかる橋という意味の「インスブルック

この街には、小学生の頃から何度も訪れてるのに、そんなこと知らなかった。

これは、オーストリアの伝統料理。


Tiroler Gröstl
テゥオーラグロスティル。

おいしい!!






...けど作れそう(笑)


信号はスノーボーダー
ちなみに赤はボードを持って待ってる!
さすが、ウィンタースポーツの聖地だね!!


その後も、一緒にインスブルックのクリスマスマーケットに行った。スワロフスキーの本社があるオーストリア。ここのクリスマスツリーはスワロフスキー製でとても綺麗であった。


ずっと”クリスマスマーケット”ってどこも同じだと思ってたんだけど、
ノルウェーオスロも然り、微妙な宗派や文化の違いで、ちょっとずつ風習が違うみたい。


日本みたいに、カップルとかイベントとしてある〜って感じよりは、もっと「イエスキリストの生誕の日」って感じで、もちろん幸せそうなんだけど、落ち着いてる感じ!

日本のイベントなんて、企業の策略でしかないからね!

本来、意味がある”お祝い事”をほぼ無宗教の日本は外から持ってきて、なんやかんやで商売上手ってとこかな!

ちなみに、サンタクロースも信じる国、信じない国があるみたい!オーストリアはいないらしいよ!!

ずっと、ヨーロッパの文化や言語の微妙な違いが分からなかったからこそ、今 こっちの人たちと話しててすごく楽しい!!

最後は僕がジャスマンに漢字を教えてあげた。
外国人に日本語を教えたら天下一よ!わたし!

そういえば、タイの日本語学校で日本語教えたみんなは今では日本で働いてるみたい!Facebook見ると元気そうだよ!


その後 ジャズマンと別れ、
「イタリア・ローマ」行きの久々の夜行バスだ。今まで、ファーストクラスのラウンジは使えるは、生ハムは食べれるは、1人部屋だはで、自分でさえ「旅人」という自覚を失っていた。

しかし、久々にトラブルは起きる!
「トラベル」と「トラブル」はセットだということを久々に理解する!

というのも、今回の夜行バス。
直通ではなく、1度 イタリアの田舎町で乗り換えをする!

22:30着。乗り換えて、
次のバスは3:00と来た。

1番安いチケットを選んでるのだ。
空港のように気合いで目覚ましかけて、バス停で寝てよう!と試みたものの...

22:30
バ、バス停どころか、何もねぇ!!!

カフェすらねぇ!!!
12月末。ヨーロッパ。イタリア。
この時期の気温を舐めてはいけない。本当に死んでしまう。4時間半も待っていられない!!

とにかく、最終手段「光がある方へ歩く」ことに。
姉から冬服を持って来てもらった僕は、この時期 少しだけバックパッカーではなく「トランカー」であった。

大きなトランクをコロコロ転がし、1人歩く冷たい夜道。自分がどこにいるかも分からない状況は、精神的にしんどいものがあった。


...!あった!!
この時期 ヨーロッパ全土で見れる、クリスマスマーケット!!

パトカーが巡回し、ホームレスを許さないヨーロッパ。このクリスマスマーケットのここ。


この一角に トランクを置いて、パトカーから隠れ、風をしのぎ 待った。待ち続けた。

息は白く、かじかむ手。
昨日までの生活が走馬灯のように浮かぶ。


だまってても、勝手に出てくるステーキ。


1人部屋のふかふかのベッド。


常に暖かいシャワー。


現代版「マッチ売りの少女」と呼ぶべきか、
考えても、考えても、時間は一向に進まないので、僕は考えるのをやめた...。





清澤 一輝 世界一周ブログ
”Walking on the Earth”

















いやいや、殺すな。

死なねぇーから!この後、黒人達が廃墟のホテルでたむろってるのを見つけて、混ぜてもらった。

本当に寒すぎて死にかけたからだ。

おそらく、黒人の皆さんは 薬やらなんやらの売買をしてて、普通に考えて危ないんだけど、

「寒すぎて確実に死ぬ」
「黒人のお兄さん達が実は悪い人たちで、もしかしたら殺されるかも...」

って考えたときに、後者の方が生存確率が少しだけ高かった。
だって「人運」だけは、持っているのだから。

しかも彼らは、寝ていた俺を起こしてくれたし、薬中っぽかったけど、すげぇ優しかった。

だって夜中に、トランク持ったアジア系の少年が助けを求めてくるんだぜ?ひとりで。
こんなドラマねぇよな。向こうからしても。

とにかく、またひとつ。生き延びたわけだ。

バスを乗り換え、朝9時過ぎ。
ローマへ到着。

イタリア「ローマ」
ずっと来て見たかったこの場所。


あのイタリアの魅力はどこから来るのだろう。
本当は、ポンペイ遺跡とか、フィレンツェ特急で縦断し、カプリ島サントリーニョ島、サッサリへ行ってみたかった。もちろん水の都のベネツィアにも。

僕にとって、イタリアは
「料理」「トマト」「ギャング」「フェラーリ」「F1カー」「コロッセオ」「ワイン」「カプレーゼ」「ちょいワルオヤジ」「第3ボタンまで開ける」「グラーーッツェ!」「レオン」...etc etc


後半は完全にジローラモを思い出すんだが、
僕のイタリアのイメージはそんなところだった。

大学で僕は、社会学の中の「フィールドワーク」という学問のゼミに入っている。
そのゼミの教授、新原先生は、イタリアにずっと住んでいて、イタリア語が堪能で、というか喋れて、何冊かイタリアを題材にした本を書いていた。

きっと、あの”新原先生”との出会いも、僕をこの旅に誘っているのだろう。

あのゼミの影響も、今の僕に大きく影響しており、なんとなく「街の作り方」やその国を紹介する描写は、フィールドワークよりの書き方になっている。

「出会い」は偶然であり、その偶然含め、全ては必然のような気がする。

生徒は、授業や学問の内容よりも、
その”先生の雰囲気”や”授業の楽しさ”などといったことから、その学問に興味を持ったり、追求してみようと思うことを、先生はあまり気付いていない。

僕は、新原先生のあの爽やかなのにどこか熱血的な姿勢が好きだった。

とにかくイタリアには「憧れ」が強かった。
イタリアだけで旅がしたい。縦断がしてみたい。文化も、歴史も、料理も、ファッションセンスも、とにかくイタリアはかっこいい。

そんな憧れの「イタリア」ローマ。
「全ての道はローマへ続く」とはよく言ったものだ。

とりあえず、昨夜の疲れ(氷点下の中、あてもなく歩き回った)を取るべく宿へ直行!
ローマにしては破格の2泊2800円の宿!!

今までの”SKI TRIP” 1日の経費は1万円を超えていて、1人部屋、ふかふかの布団。3食何も言わずとも出てくる豪華料理の品々。

一方、二段ベッドが2つの4人部屋。

久々に「旅」が出来ている。
部屋に入ると、既に3人。どうやらアパート等は借りず、この激安宿に長期滞在している住人が3人。

イタリアで脚本家をしているフランス人の黒人男性。
小説家のイタリア人女性。
そして、僕の二段ベッドの上に寝ているのは、ダンサーのアルメニアの女性。


といっても、彼女は間違いなくストリッパーであろう。派手な化粧に、夜になると姿を消す。もしかしたら、ダンサーでもないかもしれない。年齢は結構いってるだろうな。ガンガンに整形してて、マイケルジャクソンみたいな顔をしている。

でも悪い人じゃない。むしろいい人。
3人の会話は基本的にフランス語で成立するのだが、懸命に英語で話しかけてくれた。


だが、僕の行動を二段ベッドの上からずっと目で追うのは、しんどいものがあった。笑

いい旅してんなぁ!


ローマは「秋」ッ!

東南アジアからアフリカまでの6ヶ月が夏で、
ヨーロッパ、ヒッチハイクまでが秋、
姉と旅したヨーロッパは真冬で、再び「秋」。
秋は少し切ないけど、ピクニックにはちょうどいい時期だから好きだな。


ローマでさ、80歳くらいのおじいちゃんとおばあちゃんが仲良さそうに、手を繋いで小道を歩いてたんだよ。

それ見たとき、
お互い外見に対して”年寄り”って認識はあるだろうに、ラブラブだから、

「パートナー」において、本当に大切なものは”内面”だったり2人の時間が生んだ”絆”だったりするんだなって、

1900年に創業の老舗ジェラート店「ジョリッティ」のジェラートを食べながら感じたローマの昼下がり。

こんなことを、ボソッと言っても何も変ではないローマ街の雰囲気は、すごく好きだ。人も良いし、煉瓦造りで、「みなとみらい」みたい。


ついに念願のコロッセオ
人工物の中では、バルセロナのサクラダファミリアの次に好き!!かっこいい〜!

映画「ジャンパー」にも、ONE PIECEにも、ジョジョにも出てくるから来れて凄い嬉しい!!


「ローマは1日にしてならず。」とはよく言ったものだ。

イタリア・ローマは歩いていて、鼻歌を唄いたくなるほど気持ちがいい。

この時期、ローマは「秋」。枯葉が舞い、道路は落ち葉の絨毯が、これはまた美しく、上品にひかれている。


時おり肌寒い風が僕の前髪をなびかせるが、今までいた北欧の寒さに比べれば、むしろ暖かさを感じるほどだ。


念願のコロッセオ。その外見は、あまりにも美しく、自然とため息が出る火曜日の午後であった。

帰りに寄ったアイスクリーム屋で買ったジェラートの味はレモーネ。ベネ。ディモールト(非常に)ベネ!


そしてこれがトレビの泉!
「トレビの泉」には、後ろ向きにコインを泉へ投げ入れると願いが叶うという言い伝えがあり、投げるコインの枚数によって願いが異なるとされる。

コイン1枚
再びローマに来ることができる。

コイン2枚
大切な人と永遠に一緒にいることができる。

コイン3枚
恋人や夫・妻と別れることができると言われる。
(3枚の願いはキリスト教が離婚を禁止していたという歴史の名残り。)


とゆーことで、僕はガッツリ2枚。
やっぱり「愛」って掛け替えのない物よ。

このブログでは、たまに「愛」について、
語ったりするんだけど、
世界を旅していて、人生において1番大切なものは「愛」なのかもしれないって思うことが多々ある。

「愛する人がいる場所」...それがある種、本当の意味での帰る場所なのかもしれない。

「愛」ってのは、別に異性として好きな人だけという意味ではなく、友達でも、家族でも。

自分を犠牲にしてまで、大切にしたい誰か。

なのかなって、
「人のために自分を犠牲に出来る」
これってものすごい大人になれるスパイスである。

僕の「人生」は僕のものだけど、
僕の「人生」は、
皆さんが鮮やかにしてくれてる。

当たり前のように、
世界には色んな人たちがいて、
当たり前のように、
同じ人は1人としていない。

僕と関わってくれる人々は、みんな、
僕にとって”かけがえのない存在”。

人がiPhoneを失くした時、または壊した時、
ショックを受けるのは、大抵 iPhone本体より、中のデータだったりする。

人と人との関わり合い。これは、人生の「データ」の一部、特に大切なデータになる。そんな関わり合いを大切にしていきたい。

その中で、大事な人は大切にしていきたい。

「愛」をいつまでも失いたくない。
男に生まれてきたからこそ、ハートフルに生きたい。

次回!”第3章 アフリカ・ヨーロッパ縦断編 最終話 !!”