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第3章 アフリカ・ヨーロッパ縦断編 完〜ヨーロッパを抜け、ついにアメリカ本土上陸!〜

イタリア・ローマには5日ほど滞在した。

今までの旅を通しても、
完成されている”街”はあまり魅力的に感じなかったが、ローマは別だ。

今までの街で1番気持ちがいいのがローマだった。
イタリア全土で地下鉄はないそうだ。というのも、地下を掘ればなんらかの遺跡にぶつかってしまい、その度に計画変更、路線変更と、莫大な資金が掛かってしまうからだそうだ。

歴史のあるイタリアも好きだ。
東京にいた頃、よく通っていた広尾の美容院の野田さんは結婚旅行にイタリアに行ったって言ってたっけな。
仮にもう一周、世界を旅できなくとも、ここイタリアを長く旅してみたい。
イタリアだけの濃いブログも書いてみたい。とか思ってるあたり、僕は重症なのだろう。笑

僕はよく、朝イチに電車に乗って、
観光ポイントを人がいない間にまわり、
午後あたりから歩いて、その国を見て感じる。

歩くことで、見えてくる、感じてくる国の雰囲気というものがある。そんな”街”を歩いて、「なんでだろう?(都市構造や文化など)」を調べて、文章化する学問が前回述べた”フィールドワーク”である。

もし、これから 世界を見て回ってみたい。と思ってる方がいれば、フィールドワーク入門くらい読んでおいて損はない。

ただの観光ではなく、街を歩く上での「気付き」を与えてくれる。
こういうポイントを見ると、街が見えてくるよ。とかっていう奴だ。人はそれを「感受性」とも呼ぶが、それを鍛えることだって出来る。

僕はマックス20kmまで1日に歩ける。
インドでは、観光地よりも「旅すること」に意味があって、よく歩いたものだ。


そんなイタリア・ローマ。
たまにある飲み水の補給ポイント。もちろん無料!しかも炭酸水まで出てくる優れもの!日本にも置いて欲しいなぁ。

けどね、日本って、水道水が飲める国なのに、ミネラルウォーターを消費率が世界1なんだよね。世界には、水道水も飲めなくて困ってる人たちがいるのに。

自殺率も世界1位で、経済大国の割に幸福度はかなり低い。

もしかすると、日本人、特に東京の人とかは、1番”ヒト”から離れた”ニンゲン”なのかもしれない。この言葉の意味は、世界を旅してみないと分からないかも。


コロッセオの前でEceと出会った。
彼女はトルコ人で、今はマルタ留学してるそう。初めてトルコの友達が出来た。

僕も1人だったから、カメラを頼まれて同い年だったから会話が進んだ。

マルタ留学といえば、最近フィリピン留学の次によく耳にする。
「マルタ」...リビアのちょっと上、イタリアのちょっと下。すごく小さな国で、マルチーズの原産地だ。

彼女と別れ、テヴェレ川を渡り、バチカンまでの1本の通り、この辺りのイタリアンはどこも素晴らしいとのことで、カッコつけて外の席に1人で座り、グラスワインとトマトのパスタを注文した。


ボーノ(美味しい)!ディモールト ボーノ!(非常に美味しい)!

本場のイタリアンは本当に美味しかった。
中学のとき、学祭の打ち上げで行ったサイゼリアくらい美味しかった。

やはり1人では、あまり「食旅」をしない。
今回は珍しく、安宿のオーナーに進めまれ、この通りを目指したが。
「食べること」ひとつでも、誰かと美味しさを”共感”できる方が何倍も思い出にも、楽しみにもなる。

やはり「共感出来ること」や「共通できる話題」ってのが、僕はすごく好きで、

よく「外国人と結婚したい」と、理由を「え?そんな理由で人生賭けて大丈夫??」と心配しちゃうような回答が返ってくる日本人がいるが、

僕は絶対 結婚するなら日本人が良い。
日本人じゃなくても、日本で育った人がいい。

ふと気付いた。

僕は「共通する話題」ってめちゃくちゃ好きだ。「〜のドラマ懐かしくない!?」とか、「下北沢が好きなんだよね!」とか。

懐かしい話とか、お互いが知ってることを話し合うのがすごく好き。新しい話ももちろん好きだけど、落ち着くのは共通する会話。だからこそ、同窓会とか古い友人と会うのは楽しい。

それをいちいち、相手は何も知らない、
思いを共感できない。
それはあんまり幸せだと感じない。以前「価値観なんて違って当然」と述べたが、そこじゃなくて、「共通認識」というところ。これは本当に結婚するレベルであればとても大切な内容なのではないだろうか。


そしてもうひとつ。「言語」の壁。
ライター活動を通し、僕は、ようやく日本語が得意になった。

自分が想ってることを、あまり誤差なく相手に、伝えられるようになってきたと思う。

自然の美しさを少しだけ文字に閉じ込めれるようにもなってきた。

”こうこうこういう感情”や”気持ち”を他言語化して100%伝えることが出来ないことに気付いた。

いくらTOEICTOEFLで満点を叩き出しても、僕らはネイティヴスピーカーにはなれない。

「I love you」はいつまで経っても「I love you」としか聞こえず、「大好きだよ」と言われた方が”意味”は同じでも、何百倍も後者の方が嬉しい。

それに加え、”どう”大好きなのか。日本語が上達してしまったので、針に糸を通すくらいの言葉選びを日本語以外では出来ないことに気付いた。

どうしても、他の言葉ではシンプルになり、「自分の100%の気持ち」を伝えられない。

だからせっかく、日本語がうまくなったから。
日本語で、日常でどれくらい感謝してるか、どれくらい愛しているかとか、ってのは、針に糸を通すくらい細かいレベルで伝えたい。

だから断然結婚するなら、日本人女性。

といっても、”落ちてしまう”のが「恋」であり、「恋」というものは、どうしても”盲目”になってしまう。ということは十分理解している。


そんなことを考えながら歩いていたら、再び彼女と出会った。
どうやらこれからバチカンに行くとのことで、一緒に向かうことにした。

1度なら誰とだって出会う。
しかし、2度目は違う。神様がもう少し「出会え」って言っている気がして、いつも再開はテンションが上がってしまう。

特に最近は、1回会っただけではツンツンしてしまい2度目の再開では本当にデレデレしてしまう。誰にでも心を開いてしまうのは再開。
あっという間にEceと仲良くなってしまった。
移動の間、彼女と少しだけトルコのこと、テロのこと、世界情勢について話した。

自分の国が、危険に侵されているってどんな心境なのだろう。安全な国で生まれ育った僕ら日本人には一生分かり得ない感情なのだろう。

2人でバチカン市国へ。


世界一周 24カ国目 Vatican City/バチカン市国

ローマの中にある世界最小の独立国家「バチカン市国

キリスト教最大宗派カトリックの総本山で、後ろに見える建物は、サンピエトロ寺院。

この国自体が世界遺産

その大きさはなんと、ディズニーシーよりも小さい!ってウチの大学よりも小さいやんっ!笑

「天使と悪魔」が大好きな僕にとって、こんな都市伝説の国ないよね!!
言わずもがな、ローマ法皇生前退位の裏には...


キリストが磔になった聖墳墓教会のある聖地エルサレムイスラエルで買った、クリスチャンのお守り。

これを、ここ。カトリックの総本山にずっと持って来たかった。あまり多くは語らないけど、

「世の中には、世の中のルールを考えた人たちがいる。」
それは、法律っていう話ではなく、「道徳」.という意味でだ。

だって不思議だと思わない?
聖書の話は、イスラエルの話なのにそれを世界に広めたのはヨーロピアン。
聖書をつくったのも、ヨーロピアンなんだ。

仏教」も発祥の地、インドから仏教徒によって世界へ。
イスラム教」もメッカから、イスラム教徒に
よって世界へ。

でも、キリスト教徒だけ違うんだ。
以前「宗教」って支配だってブログで書いたけど、ここ。バチカンが最大の秘密と、世界の鍵を握ってる。国の存在自体が不思議だもん。

アメリカとかってのは、いわゆる”芸能人”と同じで、踊らされてるだけ。
本当にすごいのは、芸能人を裏で操る大手芸能事務所の社長さんだったりする。それがここ。「バチカン」だと僕は思う。

世界を動かしてるのは、ここ。
「本当に大切な情報」ってのは、ペラペラ語らない方がいいからこの辺にしておく。

まぁどうであれ、なんの力もない僕は世界の流れに従うしかないんだけどね!

ローマ法王フランシスコの「火星人が『 洗礼を受けたい』と言えば、洗礼を施す」って発言は全クリスチャンにとって、ヒヤヒヤな発言なわけね!

「火星人」の存在は、聖書にも書いてないし、今までのクリスチャンの歴史を覆すことに繋がるから!

とにかく、こんなタイミングでバチカンに来れて良かった。 無宗教だからこそ、社会を観れる感がある。

この時期、どこの「クリスマスマーケット」にもあるのが、キリスト生誕の描写を描いた”ベツレヘムの星”。


この”ベツレヘム”はイスラエルパレスチナ自治政府にあって、実際に自分が訪れた場所がこうやって、世界中のクリスチャンにとって憧れの地だって考えると、自分がやってることの「価値」を感じるね。

やっぱり、イスラエルパレスチナに訪れていること。そのこと自体になんの価値があるか分からないけど、自分の中では非常に価値のある行為だって思う。

ただこれを自己満足に出来ないなってすごく感じてる。


「夕日に照らされるローマの街並み」

世界一大きな大聖堂、バチカン市国サン・ピエトロ大聖堂。その屋上・クーポラから見下ろした「絶景」。

夕日を目掛けて登った551段の階段ーサンピエトロ大聖堂から見た夕日。

今まで観た夕日で1番綺麗だったかもなー!

小さなことでも「幸せ」に気付けて、
そういうことを大切にしていきたい人生である。私はいつまでも「ハッピーエンド」を信じてる。自分自身を信じてる。

よく「現実見なよ?」とか、「んなもんあるわけないじゃん」みたいな話を耳にする。
そのー、現実がどうこうってのももちろん分かる。けどさ、

人が「ハッピーエンド」を信じてなにが悪い?

ハッピーエンド...つまり、明るい未来なんだけどさ、
「楽観的」とか「アホ」だとか思うかも知れないけど、

じゃあ「目標」とか「計画」だとかって、
何のために立てるんだろ?

それに向かって、頑張っていこうってことなんじゃないの??って思うんだよね。

だったらさ、”明るく”考えるべきでしょ。むしろ。
その明るい未来に向かって、人は歩いて行くんでしょ。

「歩くことをやめない」...それは、ここ最近の僕のテーマでもある。生きるテーマだ。

「歩くこと」をやめちゃいけない。
前に進み続けよう。

...ということで、ここ。
カトリックの総本山。「バチカン市国」にて、

”第3章 アフリカ・ヨーロッパ縦断編 完ッ!”


10月の頭に海路で国境を越えて入った”アフリカ大陸”。

そこから約3ヶ月掛けてヨーロッパへ北上・縦断し終えました。

アフリカでは、ダイビングのライセンスを取ったり、サハラ砂漠でキャンプしたりと、やっぱり「自然が大好きなんだな」って再確認。

世界の果てまでやって来て、やっと「自分」って人間が分かってきました。

ヨーロッパでは、「食旅」から始まり、ヒッチハイクの縦断や、資金を集めてヨーロッパの山々をSki Tripしたりと、変わらず充実した毎日を過ごせました!(1度 中国行っちゃったけどね)

エジプト🇪🇬→チュニジア🇹🇳→モロッコ🇲🇦→スペイン🇪🇸→フランス🇫🇷→イギリス🇬🇧→ドイツ🇩🇪→オーストリア🇦🇹→イタリア🇮🇹→ノルウェー🇳🇴→デンマーク🇩🇰→中国🇨🇳→イタリア🇮🇹(戻)→バチカン市国🇻🇦

でもって、ここ”ローマ”・”バチカン市国”で、第3章が終わります。


ここから、”最終章 アメリカ大陸 周回編”

北米から中米、南米へと降りていき、僕の「世界一周」の旅は終わります...!

年末から、来年のことを調べたりチケット探していたりすると、あれだけ長いと思っていた旅の終わりが徐々に見えて来て、それがとても切なかった。

12/22 チェックアウトの日。宿にて。

「Kei、この後はどこに行くの?」

「今夜、ローマからニューヨークへ行くよ。」

「わぁ!すごいね!トラベルライターってかっこいいな!」

...ダンサーの女性、脚本家のフランス人男性、小説家のイタリア人、そして、トラベルライターの卵の僕。日本人男子。


「今夜、ニューヨークへ行くよ」という一言がすごく誇らしかった。

ずっと、ずっと、憧れていた「世界」なのだ。

「アーティスト」としての世界。

「世界を旅する」ということ。

体育会に所属しながらも、憧れていた「アーティスト」。そして、世界規模で何かをする。感じるということ。

間違いなく、ずっと憧れていた世界に、
僕は今いる。それが嬉しくて嬉しくて。

鼻歌を歌いながら、寒空の中、
僕はトランクをガラガラと引きづり、空港へ向かった。

物語はついに、後半の海。
アメリカ・ニューヨークへ...