読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

サンフランシスコでの日々〜「旅」とは「今の自分」を映す鏡〜

父と別れ、再びひとり旅に。
ニューヨークから、西海岸サンフランシスコへ。

当初、サンフランシスコは僕の最後の地であったが”とある理由”で思い切ってチケットを買った。

北米を東から西へと飛んでいるのに、2万円もしないフライトには驚きだ。
アジアを東から西へと飛んでみろ。格安航空券でもとんでもない額だ。


ちなみにアメリカのパスポートの所持率は、4パーセントだとか。まぁ国民も多いのに対し、ハワイもアラスカも自国なわけで、IDさえあれば、カナダやメキシコにもいけるのかな?

とりあえず、アメリカ人は実は国外になかなか行かない。


さて、僕にとって色んな意味が含まれているカリフォルニア州「サンフランシスコ」という場所。

サンフランシスコといえば、ドラマ「フルハウス」のロケ地。
プールに行く前によく見てたなぁ。あれくらいの大家族にも憧れる。

このゴールデンゲートブリッジは、初めて見るのにすごく懐かしかった。


あんな大家族で育ったらどんななんだろう。

父親が自由人すぎるから反面教師になってて、
「家族」は1番大切にしたいんだよなぁー。

この旅路を寝る前枕元で話してあげたいんだよね。おとぎ話なんかよりずっと、ハートフルだし、本当にあった話なんだよ。ってすごく夢がある。

特に奥さんとの出会いとか、大切にしていきたいなぁ。なーんて、いつまで経ってもロマンチストなんだから、出会いを自らなくしているようで困る。



ニューヨーク、カリビアンクルーズ、キーウェスト、マイアミにと、父と旅するアメリカでの食事は、毎食「ご褒美」みたいなもので、


ぶっちゃけ「食疲れ」してた。
なんでだろ。あんなに美味しいものが食べたかったのに、食べ続けると、どうも嫌気がさしてくる。

結局、僕ら人間っていつまで経っても「無い物ねだり」だ。

都会に住んでれば、田舎がいいと言い、
田舎に住んでれば、都会に住みたいと言う。

中高生のときは、授業とか、先生とか、制服とか、うぜーーなって思ってたのに、
大学生になっていざ、「縛り」がなくなると、
あの頃に戻りたくてしょうがない。


けど戻れないから仕方なく「制服ディズニー」なんて、現役のJKから見たら、とても滑稽なイベントに走る。


...けど、ちょっと羨ましい。笑
強いて言うなら、制服ディズニーをしたことがないこと。これくらいは、しても良かったかな。笑

とにかく大切なことは、
「いまあるもの」に感謝すること。
いつだって、人間は失ってから気付くから。

もし、隣に大切な人がいるなら、
隣にいるうちに大切にすること。大切な人を抱きしめることには1円だって掛からない。プレゼントをたくさんあげることが愛だと思ってる男は、本物の「価値」ってもんに全く気づけてない。

でもまぁ、「愛」ってのは年齢や時代によって変わるものだからね。
若い頃は、「束縛」することが「愛」だと思ってる、「固執」することが「愛」だと勘違いしがちだしね。

「愛」の形は人それぞれ、カップルそれぞれだから、よく考えたり、話したりすべきだと思う。若ければ、若いほどね。

「愛」ってなんだろうね。
って果てしない問いを語り合うのもすごくロマンチックで好きだ。



...美味しいものを食べ過ぎた僕は、
「美味しいもの」の価値を取り戻すために、
サンフランシスコでは”あえて”節約生活をした。

この宿は毎朝、パンケーキを自分でつくって勝手に食べていい。だから、そのパンケーキを朝昼と食べ、夜はヨーロッパで姉を一緒にサポートした三増コーチからもらった味噌汁(通称:みまし汁)だけという、節約を通り越して、ミジメといえばミジメ。

しかし、今はこのミジメで質素すぎる生活が気に入った。

サンフランシスコには、チャイナタウンがある。とゆーか、世界中にチャイナタウンはある。横浜のチャイナタウンは別だが、「旅の知恵」として、基本的にチャイナタウンの食べ物は安い。
ローカルなものなら尚更!

これなんて、4ドルかな?アメリカじゃ考えられないし、このうすしおの感じ!!

うますぎる!!!はぁ、東南アジアを思い出す。帰りたいなぁ、タイやら、マレーシアやら。。


ある種、お金持ちすぎると「価値」を感じることが出来ないので、本当に幸せかどうかは分からない。

だって、簡単に”良いもの”が食べれちゃうじゃない。”良いもの”が買えちゃうじゃない。

例えば、同じ「大トロ」なのに、貧富の差があると、「価値」が大きく変わるんだよ?

滅多に食べれない「大トロ」の方が僕はよっぽど価値があると思うけど、世の中どこを探したって、結局 「答えがない問い」は無限の回転をしているかのようだ。


最後に、サンフランシスコのチャイナタウンで散髪した。今まで、サイドだけ切ってもらって(これなら誰でも出来るから)たんだけど、多分、この旅 最後の散髪だろうな。そう考えると、すごく切なく感じた。

いつだって「終わり」を目指してるはずなのに、いざそれが見えてしまうと、急に終わりたくなってしまう。これも、無い物ねだりなのかもしれない。

僕が泊まっていたボロボロのゲストハウスは、
4人部屋で二段ベッドがふたつ。昨日までとは大違いの生活に再び「若者で出来る旅」を感じた。

そんな同じ部屋で、台湾人の友達が出来た。
エミリーとティンティンだ。彼女たちは、味噌汁しか口にしない僕が相当貧しい旅人だと思い、初対面でラーメンをくれた。

すっごい嬉しかった。
自らこんな生活をしてるのに、心が満たされた。たったひとつのインスタントラーメンで。

これが「価値」っていうやつだ。
毎日、ステーキ食ってみ。こんなことで感動なんてしない。

この辺りは言葉にするのが難しい。
かなり「感情」に近いし、「人間」に近い。

旅に出たら分かるよ。本当に。

彼女たちとは、レンタルサイクルで、1日サンフランシスコを探索してきた。


坂だらけのサンフランシスコは、
北海道の小樽みたい。笑

この旅で、台湾人と話したことなかったから、ここに来てすごい嬉しかったなぁ。

「〜人」とか「〜国籍」とかってゆーカテゴリーを別に気にしないけど、友達がその国にいるだけで、その国の見方が変わってくるから、ちゃんと文化とか教えてもらってる。

大学4年生まで海外のこと何も知らなかったし、去年まで英語も喋れなかったけど、本当に旅に出て良かったなぁ〜

「人生」を大きく変えた決断だった。

旅での出会いは「偶然」のように思えて「必然」で、

将来 僕がお金持ちになったり、体を壊したりして、今みたいな”バックパッカー”の旅のスタイルが出来なくなってしまったら、

出会う人から、食べるもの、感じることまで、
まるっきり違っていて、

そう考えると「旅」は、「今の自分」を写してくれる”映し鏡”のように思える。

”映し鏡”...つまり、自分自身を見つめなおせる。

だから旅は「自分探し」が出来る。

自分は何者で、なにが出来て、どこへ向かうのか。

別に「海外」にこだわる必要なんてない。

”感じれる奴”ならどこでも。

人の口から学ぶことなんかより、自分で感じたことで人は成長していく。

若いうちの「旅」って本当にいい。


サンフランシスコでの「出会い」といえば、もう1人。同じパンケーキのホステルにいた日本人のユータイさん。

世界一周じゃないけど、ひとり旅の最中で
チェックアウトの日が同じで、僕は夜遅くの飛行機、ユータイさんは今夜 アメリカを北上していこうかな〜みたいなスタイルだった。

チェックアウトが10時だとして、ロビーのソファーで8時間以上話した。

なんだか分からないけど、本当に楽しかった。

やっぱり、この旅に出て 今まで自分が出会わなかった人たちと話して、「こんな生き方もありなんだ」って思えるのは、本当に良いし、選択肢出し、これを知るのは若ければ若いほどいいと思う。


俺ら若者に足りないのは、圧倒的に「大人」と話すこと。

いつまで経っても自分の居心地の良い場所にいるから、自分が年寄りだと錯覚して、「だって、もう22だよ?」なんて年齢を言い訳を武器に、出来ない理由ばっか探してしまう。

32.42.52歳の自分から見たら、何百倍も”可能性”を持ってるのに。

そんで、周りの奴らとばっかつるんでるから、
生き方がほとんどワンパターンになってしまう。

俺はこの旅を通して、たくさんの大人と出会って、たくさんの「生き方」を見てきたよ。


「こんな生き方もアリなんだ。」って出会うたびに驚きの連続で、自分の人生が更に自由な発想になってきた。

幼稚園児の将来の夢が「警察官」「ケーキ屋さん」「サッカー選手」と数パターンしかないのは、「生き方」を知らないから。

「ITベンチャーのCEO」とは誰も言わないでしょ?笑

俺ら若者は、もっともっとたくさんの、なるだけ自分と違う人たち会う必要がある。

「生き方」を知る必要がある。「人」を知る必要がある。

それが、「生き方の選択肢のひとつ」になるからだ。

ユータイさんは、僕のラーメンに卵を落としてくれた。

こんな話をした。

”「男」って、バカでアホで、ダサくて、どうしようもない生き物なんです。

”アホ”だからこそ、ハートフルだったり、ロマンチストだったり、夢見たり、追いかけたり出来るんです。

そんな不器用だけど、まっすぐな生き物が「男」なんです。”

これは、サンフランシスコに着くまでの僕の話だ。はっきり言って、ユータイさんがいなかったら、きっと、精神的におかしくなっていただろう。今回はあまり語らないが、とにかく 一緒に笑い飛ばしてくれたユータイさんには、感謝しかない。

またどこかで会えたらいいなぁ。

基本節約生活で、良いものはあまりたべれなかったけど、それでも「かわいい」ものは食べたい女子力のある体育会系の僕。

これは、サンフランシスコの港(Fishermans Wharf付近)で食べれるクラムチャウダー

サクッサクのパンを割ると、中から熱々のクラムチャウダーが!

NYで食べた本場のマンハッタンクラムチャウダーも美味しかったけど、こっちも超美味しい!
まだまだ肌寒いこの季節にピッタリでした!

しかし、サンフランシスコ。
日中はとても暖かかった。

フルハウスで有名なゴールデンゲートブリッジの下には、ビーチがある。
僕はそのビーチに、”とある理由”で足を運んだ。

シンガポールにある植物園「ガーデンズバイザベイ」にあったカルフォルニア園の匂いとは程遠く、僕が期待していたあの甘い匂いはそこにはなかった。


Dear. San Francisco

写真の撮り方も、
ファッションセンスも、
貯金やバイトの仕方も、
人の心を動かす文章も、
海外への憧れも、
「愛」や「家族」の大切さ、
そして、「誠実さ」も。


今あるものぜんぶ。君から教えてもらった。
「人生」において、大切なものは全部。
シンプルに「どうもありがとう」。


それだけを伝えにここまで来た。
それ以上の何ものでもない。

1月のサンフランシスコに靡く風は少し肌寒く、寄せては返す波の音はいつまでも心の中でこだました。


【追記メモ:1/22更新】
もっと、あぁしとけば良かったなって
「後悔」するのは、いつだって”後”になってから。

後ろを振り返ったって「過去」は変えられない。だけど「未来」は変えられる。

未来の俺が、今の俺に後悔しないように、
「今」出来ることを全部やる。
やって 後悔するはずないさ。



【追記メモ:2/10更新】
これはサンフランシスコにいた時に学んだことなんだけど、何かにつまずいた時に、「まず人生なんて”うまくいかなくて当然”」くらいのスタンスでいていいと思う。

誰も経験したことないんだもん。
難しいことだらけなわけよ。

でもね、そんな人生を”うまくしてやろう”って一歩一歩 前へ”向かおうとする意志/進もうとする力”が大切なんだよね。


例えば「ミュージシャン」になろうとしてる若者がいて、なるのはすごく難しいかもしれない。でも、そこに向かっていこうと、進んでいこうとする”強い意志”。これが「All or Nothing」を生む。

いつだって、新しい時代を切り開くパイオニア達は「1」か「0」の瀬戸際で「1」を掴み取る。これが「All or Nothing」。

「自分で選んだ道は後悔するな」じゃなくて、自分で選んだ道なら、意地でも、なんらかの形で”成功”させなきゃいけない。答えはひとつじゃない。ゴールはひとつじゃない。

「All or Nothing」。勝ち取るために、日々 前進...。