”天空の鏡張り”ウユニ塩湖で僕が感じた「人生哲学」〜ここに来れて本当に良かった〜

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📍Uyuni salt lake, Bolivia🇧🇴

 

ラパスから陸路移動で12時間。
ついに”最終目的地”ウユニにやってきた。


今日は2:00AMからウユニ塩湖で、
星空と朝日 浴びてきた。

夜は風もなくて、本当に星空が鏡ばりになってた!


空を見上げても、足元を見下ろしても、満天の星空。
星を見下ろす感覚はすごく素敵だった。

 

朝日が昇るとき少し風が吹いてきちゃったんだけど、個人的にはこの感じもすごく好き!!

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太陽あったかかった。

この旅で幾度、「太陽があったかい」という感覚を芯から感じたのだろう。

ロッコサハラ砂漠

ノルウェーのスキー場。

ウユニ塩湖の朝日。

そして あと何度 感じることが出来るのだろう。

 

 

「夢のウユニ塩湖」
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この旅の''最終目的地”ウユニ塩湖。


テレビで初めてウユニ塩湖を観た時、居ても立っても居られなかった。「旅」に出たいと心から思った。

日本にいた頃は英語も喋れず、ひとりで海外に行ったこともなかった。


でもそんな”出来ない理由”を探すよりも、”夢”を追いかけて旅立った。だって、これは僕のかけがえのない人生なのだから。
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空を見上げても、足元を見下ろしても、満天の星空。星を見下ろすのは初めてで、改めて”自然界が生む素晴らしさ”を言葉で表現するのは非常に難しい行為だと感じた。

星々が上下に反射している中をひとりで歩くと宇宙飛行士になったような錯覚に陥る。


あまりにも広大で、包み込まれるような感覚。

 

何度目だろう。「息を飲むほどの素晴らしさ」を、この旅を通して感じたのは。

ここに来れて本当に良かった。「ウユニ塩湖」

 

...

 

「ウユニ塩湖ツアー‼︎‼︎」
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7人ひとグループで行く塩湖ツアー!

ウユニ塩湖では旅行会社で自分が行きたい時間帯を記入して7人集めてグループで塩湖へ行ける!


おもしろドライバーさんだと、たくさんトリックアート撮ってくれたり、車の上に乗せて走ってくれたりもう最高!
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特に今回はこっちで出会ったメンバーが良すぎて終始テンション高かった!

「WE ARE...!!」
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九条ネギ”ゆるキャラ”ヒーロー🍀、
10kg太った”ぽんこつ”保育士👶🏻、
逆立ち得意”北国生まれ”サーファー🏄🏻、
ポジティブ”自由人”学生ライター🌅、
カナダワーホリ”モテモテ”姉さん👱🏼‍♀️、
新婚”ほやほや”幸せカップル💏。

「旅人」といえどバックグラウンドはバラバラ

俺ら”旅人”を「ただの遊び人」と見るか、
「人生とちゃんと向き合ってる奴」と見るか...?
...そんな事 お前らが決めろォ‼︎‼︎ ドドン!!!


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ウユニ塩湖は、水がはってないとこんな感じ。

僕はこっちのウユニ塩湖もすごく好き。

ウユニ塩湖の”絶景”である、「天空の鏡張り」が見れるシーズンは、雨季の1月〜3月。

 

雨が降って、無風で、雲が少しある状態で、

あの「自然界が生み出した無限」を見ることができる。

 

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僕は特に、夕日がかったウユニ塩湖が大好きで、いつまでも見ていられる。

 

人が”造った”ものには、限界がある。

造られた限界はこの世にたくさんあるわけだ。

 

一方、自然界が生み出したものは、それがない。だから、僕は「自然」が大好きだし、経緯を表している。

 

 

 ...

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こんな「瞬間」に立ち会えて良かった。

一緒にツアーへ行った新婚旅行世界一周のふたり。


「幸せ」が爆発しそうだった。


絶対絶対絶対絶対する。


「新婚旅行世界一周」
世界を旅してると、夫婦で一周してる”旅人”って意外とよく出会う。


「一生ぶんの思い出話をつくりに行こう。」


2人でミルクコーヒーでも飲みながら、「あそこの国はあぁだったよね」とか「あの時、大変だったよねぇ〜」みたいな話をパートナーとするの夢だなぁ。

俺のお嫁さんも世界1幸せな女性にしてあげたい。

 

しかし、我が国 日本では、

「新婚旅行世界一周」は、非常識だし、少数派。思うに、周囲がしてないからって、自分のしたいことを諦めるのはナンセンスだし、

 

「自分の人生のうちにしたいことはなんだろう?」という問いかけに、まっすぐ受け答えられないのは、単なる”逃げ”に感じる。

 

現時点で、俺はしたい。

その夢が変わらない限り、僕は必ずするだろう。

 


ウユニ塩湖にある世界中の国旗たち🌍🎌
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ずっと来たかったこの場所。
たくさんの国旗を見て、この旅路を思い出した。

彼女に振られてボロボロで迎えた世界一周初日。

語学学校の卒業式で号泣したこと🇵🇭

外国の友達がいっぱい出来て「第二言語/他文化」の素晴らしさを実感したマレーシア🇲🇾

初めて沈没した宿バンコクの「ロングラック」🇹🇭

山賊のいる山を越えて42時間陸路移動。”象使い”になれた「ナナタビ」🇱🇦

インドを横断し、不安でいっぱいになりながら行った中東。ヨルダン・イスラエルパレスチナ🇮🇱

朝から晩までダイビング三昧だったダハブ🇪🇬

満天の星空の下”自分”を知ったサハラ砂漠🇲🇦

”人の暖かみ”を心から感じたヒッチハイク旅🇫🇷

”夢に向かって挑戦し続ける素晴らしさ”を実感した姉とのひと月🇮🇹

憧れの国「アメリカ本土」上陸🇺🇸

「男の人生」について父と語り合ったセブンマイルブリッジ🇧🇸

...ずっと、ずっと来たかったボリビア・ウユニ塩湖🇧🇴
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振り返ってみると一瞬で。
でも、その旅路の中には”簡単には語れない”僕の人生の、大切で、かけがえのない「物語」が存在する。

 

この旅で数えきれないほどの「出会い」と「別れ」があって、ひとつずつ”国”や”時差”、”文化”や”宗教”を越えて、一歩ずつ、一歩ずつ、前へ進んでここまでやって来れました。

 

あともう少しで日本に帰国しますが、ここまで来て分かったことは”ずっと知っていたはずのこと”。


「人生」って素晴らしい。
「人生」って美しい。

「生きてる」っていいだろ。
Life is wonderful.

 

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📍Uyuni salt lake, Bolivia🇧🇴

本当に良かった。ウユニ塩湖!
「死ぬまでに見たい絶景」ってこういうこと言うんだなぁって改めて実感した旅だった。

「絶対また戻ってきたい!」って大きな声で叫びたいけど、実はこの鏡張りが見れるのはあと推定7年って言われてる...。


人間が山の麓から泥を持って来ちゃって、塩湖が茶色くなり始めているから。

自分もその”人間の内のひとり”なんだけど、
それを止められるのも”人間”なんだよな。

 

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世界一周 29カ国目 ボリビア
絶対また来るって決めたボリビア・ウユニ塩湖


もう言葉に出来ないほど綺麗だったなー!ここはどんな写真を見ても超えて来るわぁ〜

そして、塩湖ツアーのメンバーが最高すぎて、楽しすぎた。

 

ツアーが終わり、ラパスいきのバス停前でリナたちと合流し、夜行バスでラパスへ戻ることに。

 

 

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最後バス停までサプライズでお見送りに来てくれて泣けた。

 

「出会い」と「別れ」は”旅セット”。もちろんその奥に「再会」があるってのも知ってる。

 

旅人は必ず「またね」という。

それは、みんなその言葉の意味が分かってるからだ。


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ネギと旅した3週間、最高に楽しかったなー!!チームパイレーツ!解散!!

 

俺は思う。

彼らは、「自分たちの人生」をまっすぐ見てる人間だと。

 

「旅人」ってのは、日本では”プー太郎”みたいな、”どうしようもない奴ら”みたいなカテゴリーにどうしても所属してしまう。

 

というのも、俺らの文化の背景には、

なんだかんだ「仏教徒」というものが染み付いてるし、「耐え凌ぐことが美徳」という考えのもの、「仕事しない奴はダメ」みたいな風習がある。

 

だけどな、これは日本以外の国の人間のほとんどが理解してることだけど、

「俺らは”働くため”に生まれてきたわけじゃない」

 

フィリピンでは、日系企業の8時間の労働で相当な対価(賃金)を与えたとしても、自らの離職が絶えないそうだ。

 

というのも、「お金をもらえるのは嬉しいし、今の仕事もとても魅力的だ。だけど、私たちは4時間しか働きたくない。残りの時間は例え貧乏でも、家族や友達と過ごしたい」ということだ。

 

この答えに日本の経営者は唖然とするそう。

大抵僕らには理解し得難いことだ。しかし、いま僕がこうやって記事にしたり、地球の裏柄に住む人間の生活が手に取るように分かるので、

だんだん日本人は「生き方」について考え始めるだろう。

 

”人生は短く、一度しかない。”

 

僕はそんな人生のなかで、日本のほぼ真裏にある「ボリビア・ウユニ」の「ウユニ塩湖」に行き、息を呑むほどの絶景を体で感じることが出来て本当によかった。

 

そして、ネギやみんな、”新しい出会い”の旅人たち。

 

これは、僕の「人生」という物語で、

物語の主人公は間違いなく僕だが、僕と彼ら、”出会えた人間”のお陰で、僕の人生はまたひとつ色濃くなる。

 

ネギ。生まれも育ちも違くて、

全然違う志で旅に出たネギと一緒に旅できて本当に良かったよ。と、窓の外のみんなの笑顔を見ていると、どこかウルっと来て、照れ隠しもあって車内のカーテンを閉めた。

 

これで「僕の旅」の”最後の目的地”に到達し、僕の旅はエンドロールへ向かう。というのも、シャーマンの儀式で見た「世界の果て」に近いのもを、ここボリビアの「列車の墓」に行ったのだから。

 

 

...「こんなに綺麗に撮れるったいね!」

ウユニの星空を彼女に見せると、目をキラキラしてそう答えた。

 

夜行バスは、ラパスへ向かう。