南米からヨーロッパへ!距離でいうと世界3周目〜自分に自信を持つということ〜

I'm back in Euro to SKI .
The winter come again.

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塩まみれのジーンズを履いて42時間

(ウユニ→ラパスからそのまま)
ラパス・ボリビア
ボゴタ・コロンビア
マドリッド・スペイン
→ミューヘン・ドイツ

アルペンスキー世界選手権サポート”のため、
南米からヨーロッパに戻ってきました。

 

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南米から他の大陸へ行くとき、麻薬調査犬が一人一人の匂いを嗅いだ後、飛行機へ乗っていく。今までで1番 厳重な警備であった。

 

 

前回はクラウドファンディングでヨーロッパを周回したけど、今回はヨーロッパカップでの成果が認められ、約2週間 サポートため再び季節を「冬」に。

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 (1番下の名前ね)

まさか、こんな「ミライ」が待ってるだなんて、ズタボロで旅だったあの、初日。

思ってもみなかったな。ずっと憧れだった旅に出て、「自分の中で、なにか"ひとつでも"掴めたらいいな。」くらいのスタンスだったんだけど、自分が変わり始めて、周りがガラッと変わってくれた。

 

周囲を変えるには、"自分"が変わるしかない。

本当にその通りだと思う。

 

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昨日まで、あんなに暑かった南米。

英語が通じなかった南米。

果てしない荒野を感じた南米。

 

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ヨーロッパ初日は、さっそく雪上へ。
昨日との温度差は30度くらいかな。

 

時間的には、昨日 一昨日なのに、

なんだろう。この"大きい"と錯覚していた地球の上で、僕は僕を生きている感じ。


「世界を旅する」ことを仕事にするってこんな感じか。この時、始めてそう感じた。

そして、それを「面白い」と思った。

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ここから再び日本チームのメンバーとして全力でサポートしていきます。

 

当時、僕は大学4年生。「 学生のうちに出来ることとして120点満点なのでは?」と感じた。

 

やっぱり、学生って最強だと思う。

何者でもない"期待値"や"可能性"って、やればやるだけ伸びていく。

 

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そして、姉の第一声 。

 

「気持ちわるっ(黒すぎて)」

ウユニ塩湖は、上から下からと太陽光が降り注ぐから、日焼け止めを塗ってくことを本当に忘れない方がいいw


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トイレットペーパーが流せる!
水道水が飲める!ヨーロッパ!!!

 

やっぱり、僕らの「当たり前」なんて、

何も"当たり前"じゃない。活動範囲が広ければ広いほど、「常識」って奴も、大きく、水みたいに、形を変えながら共存していく。

 

小さな場所に留まってる人の常識は、

とても狭い。グローバル化が進み、

ソーシャライズされていく世の中では、

「常識」という範囲が広くなっていく。

 

それを知ってるか知ってないかが、

これからの時代に対応できるか否かにつながる。

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こんなアザラシみたいな顔してる僕は、そう思うよ。笑

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...やかましいわ!!!

僕が到着して、すぐにヨーロッパカップ in ドイツ(ワールドカップの次に位が高い大会)が行われた。

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恵美子は1本目で途中棄権(アルペンスキーは、旗の中をくぐりタイムを競い合う。1本目と2本目の合計タイムで、順位を決める)

 

1本目で途中棄権(ゴール出来ないと)してしまうと、2本目に進出できないのだ。

 

ナイトレース&悪天候だったため視界は非常に悪い様子だった。


前回、初めて帯同した時のことを思い出しました。1.2レース共1本目で途中棄権という本人も認める惨敗レース。

 

ひどく落ち込んでいた姉に、僕は

「旅から学んだ言葉」を掛けたのを覚えている。(旅ログより参照)

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 これはサンフランシスコにいた時に学んだことなんだけど、

何かにつまずいた時に、「まず人生なんて”うまくいかなくて当然”」くらいのスタンスでいていいと思う。


誰も経験したことないんだもん。

難しいことだらけなわけよ。

でもね、そんな人生を”うまくしてやろう”って一歩一歩 前へ”向かおうとする意志/進もうとする力”が大切なんだよね。

例えば「ミュージシャン」になろうとしてる若者がいて、なるのはすごく難しいかもしれない。

 

でも、そこに向かっていこうと、進んでいこうとする”強い意志”。これが「All or Nothing」を生むのよ。

いつだって、新しい時代を切り開くパイオニア達は「1」か「0」の瀬戸際で「1」を掴み取る。これが「All or Nothing」。

 

スティーブ・ジョブズは、ガレージでアップルを発明して「1」を掴んだけど、掴めなければ、"ただの変人"。「0」つまり「Nothing」だったわけよ。


「自分で選んだ道は後悔するな」じゃなくて、自分で選んだ道なら、意地でも、なんらかの形で”成功”させなきゃいけない。

 

答えはひとつじゃない。ゴールはひとつじゃない。


「All or Nothing」。勝ち取るために、日々 前進するしかない。

 

...アメリカ後から本当に男らしくなったって自分でも感じていた。

サンフランシスコに行って、自分の中で何かが変わっていた。あの頃の僕はもういないわけだ。

 

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ただ「甘いもの」は やめられない!笑

 ”SUPER DANKE !”

こっちで流行ってるグリーンスムージー
昨夜 ヨーロッパカップを終え、ドイツ・テガーンゼーからオーストリアインスブルックへ移動してきました。この旅 何度目のオーストリア?笑

”DANKE”はドイツ語で「ありがとう」って意味!おそらく「ほんまにありがと☺️」的な感じかな!笑

 

この辺りから、instagramでは、「福岡に行きたい」ことを照れ隠しで投稿している笑
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 それで本当に行っちゃうんだから、

「言葉にする」ってすごく大切だと思う。

 

"今できること"って何だろう。

それを考えた結果、「言葉にする」っていう答えになる場合が多い。言葉にしちゃったら、やるしかない。特に男の場合は、"口だけ"になりたくないかはね。

 

この辺りから、僕はボリビアで出会った彼女にすごく惹かれていった。(だって"頑張ってね"ってすごく言ってくれるから...笑)

 

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オーストリアで滞在したホテルにいた天使。

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一方、こちらはペルーの列車の墓に向かう途中に出会ったぼうや。

 

子は、世界の宝やで。ほんま。

"子供達の笑顔を撮る旅" も素敵だな。

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彼らはまだ、"何者"でもなくて、

だから何にでもなれる。

「可能性」しかないわけだ。

 

"遅い"ことなんて、何1つなくて、

これからなんだって、どうにだって、

人生をコントロールして、自分で切り開いていけると思うんだ。

 

それは、僕にも。僕らにも。

言えることだ。「自分だけの答え」を見つけること。それが肝心だ。

 

 

”音楽の国”オーストリアといえば、「モーツァルト チョコ」

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中にはすこ〜しだけ、アルコールが入っていて大人の味。

右にあるのは”milka”。アルペンスキーのヘッドスポンサーにもよくなっていて、ヨーロッパではどこでも見かける!

女性フォロワーの皆さん。このタイミングでチョコの写真あげる意味 お分かりですね?(この投稿をあげたのは2/14だった)


宛先は Airmail to Austria...ドイツ語筆記ということを忘れずに!笑 

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振り返ってみると「リア充」な人生だった。よく「少年ジャンプ」で、"チョコなんてひとつも貰ったことがない..."みたいなセリフが出てくると、

 

「さすがギャグ漫画だなぁ〜」という感じだった。中2のとき、学年で1番チョコ(義理チョコではなく、"友"チョコ)をもらった男子だったし、バレンタインデーのタイミングで告白される〜なんていう、今思えば、映画みたいなシチュエーションにもなったことがある。

 

ただ、僕はご覧の通り、背も低いし、どことなく中性的だし(特に日本語で話すとき)、少し前にも話したけど、人生の7割くらいがスキーで構成されていて、姉とずっと比較していたから、

 

自分にずっと自信が持てなかった。

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 旅に出るまでは、そんな中でも「自信があるフリ」をしていた。

 

物に固執して、いい時計をすれば、

いい服を着れば、いい場所でいい料理を食べれば、「いい人間」になれる。

 

そう錯覚していた。

今思えば、その様は本当に滑稽で、見た目だけで中身が空っぽの、薄っぺらい男だったと思う。

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「自分に自信が持てない」ということを

発展の展開していこう。

 

自分に自信がなくなることが多々ある。

 

それは、周りと自分を比べるからだ。

 

特にスキーをしていた頃は、出来のいい姉と常に比較され、自信のカケラもなかった。

 

しかし他人と自分を比べられた結果、やるべきことは何だろう?

 

...何も変わらない。

 

ベストパフォーマンスに尽くすのみだ。

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 では、どうやって、

「自分に自信を持つか」=「自分を好きになるか」

 

人は形から入る生き物なので、どうしても「自分を好き」という認識を間違えてしまいがちだ。

 

僕は「自分が好き」というより「自分の"生き方"が好き」になるんだ。

 

そうなるにはまず、周りに流されない、自分の行動における"哲学"や"信念"を持ってみる。

 

自分の中に「正義」を持つ。

 

だから、僕はいま、

自分のライフスタイルがすごく好きだし、

あの頃よりは、自分に自信を持っている。

 

そう。あの、"高いもの"達を身にまとっていた頃よりは。だ。

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物語は、自身" 世界一周 31ヶ国目"

 Switzerland/スイス🇨🇭

 

 アルペンスキー”最高峰” 世界選手権へ!!!