サハラ砂漠でキャンプ!”ブルーシティ”シャウエン!〜おとぎ話の国モロッコ!物語はついにヨーロッパへ!〜


なんにもないところにいると、なんでもないことで、こんなにも人間は感動できるものなんだなぁ。

もしかすると、人は便利になればなるほど、快適になればなるほど、感動の数を減らしているのかもしれない。

...2.3日滞在したマラケシュを抜け、
僕らは”サハラ砂漠”のあるメルズーガへ。

メルズーガまでは、夜行バスがなくて
早朝に宿を出て着くのは夕方。本当に12時間くらい1日中バスに揺られて、メルズーガへ向かう。

12時間というと、ノルウェーから中国へ行くそれと大して変わらない。
そんな時間を男1人。女の子2人のチーム「女子旅」は進む。

マラケシュ”という街を抜けて眺める景色は、
あたり一面こんな感じ。イメージ通りのモロッコだ。
スターウォーズのアナキンが住んでいたタトゥーインを思い出す。

「やっぱり砂漠って男のロマン」そんなことを共感できる相手は今はいない。笑

なんせ、チーム「女子旅」なのだ。


女性を批判するわけではないが、やっぱり「男」って良いやつが多い。そして、
良いやつが故にどーしようもない奴が多い。笑

男子の特徴は、”思い出を美化しやすい。”ということ。僕もそうなんだけど、やっぱり元カノとの思い出とかをすごくすごく磨き上げるわけ。


まず、男女間の違いで元カノ・元カレと別れて、新しいパートナーが出来た時に、

「男は別フォルダ。女は上書き保存。」

という言葉がある。男は元カノを別フォルダに保存して、女は新しい彼氏が出来たから過去を抹消して新しいパートナーに一途。という意味だ。


特に、「だから男子は元カノと浮気をする」という批判の意味も込められているのだが、


もちろんそれは否定できない。(僕は一筋系)
しかし!それをそれだけピックアップしないでほしい。

男子にとって、元カノだろうが、
大切な思い出は”大切”。であり、特別なんだ。


”ハートフル”なんだ。

いつまでだって、忘れられない人がいる。
これはマジらしい。
でもって、男は良いやつが多い。男子が集まって、元カノの悪口大会を開くだろうか?


否。開かない。
しかし、女性は元カレの悪口大会を開く!(人が多い)

男性にとって、特別な存在はいつまでも特別な存在。どんなに喧嘩した過去があっても、「あぁ、いい過去だったな」って、思い出を美化しやすいっ!

そして、男はダサい!!!
しかし女性によって男は成長していく。


例えば、彼女が出来ることによって、
オシャレなレストランを探したり、
今のファッションのトレンドを気にしたり、
お金や、”男性として”ということを考え始め、成長するのだ。


同じ歳の社会人でも、奥さんがいたり、子供がいたりする人と、そうでない人。
どっちが良いとか悪いとかはなく、家庭を持っている人が人間として大人。

そりゃそうだよ。自分だけのために働いてるわけじゃないんだもん。

「人のために自分を犠牲に出切る。
頑張れる。」これってすげー大人だし、かっこいいし、男性として成長出来ることだと思う。

だからこそ、彼女がいない歴=年齢の人は、
なんとなくダサがちである。というのは、偏見なのだろうか...

そして、オシャレすぎる男性は、オネエになる!これこそ、もともと男性はダサい。という証拠ではないか。



女性の皆様。感謝してます。
いつもありがとうございます。

まぁとにかくあれだ。

「男」と「女性」って全然違う生き物。
本当にそう。本当に。

理想のタイプは、
「価値観が合う人がいい」とか言うじゃない?

んな人いないから。笑

まず、男女間での大きな違いに、
育った環境とか、今まで積み上げて構成された部分が一緒だなんて、いるはずない。笑


まず、「価値観が合う人はいない」というのを認識して恋愛すれば、ちょっとはハードル下がるんじゃないかな。






...知らんけど。笑


さて、辺りがすっかり暗くなった頃。
モロッコ。”メルズーガ”に到着だ。
泊まった宿は、オマールさんの宿!
超がつくほどモロッコだね。

1泊して、さっそく。

サハラキャンプへ行きました。
これはね。絶対行くべき。やばい。
さすがにこれは、別記事で書きますわ。

僕が世界一周に持ってきた2冊の本。
「アルキメスト」と「星の王子さま」の舞台。

星の王子さまは、ここサハラ砂漠に降りてきて、
夢を旅した少年サンチャゴは、モロッコからエジプトまでサハラ砂漠を超えて宝を探した。


でもって、たかのてるこさんの「サハラ砂漠の王子様」のバチバチに舞台。


「ラクダに揺られて向かうはサハラキャンプ」

モロッコ・メルズーガの町からラクダに乗って1時間半。

サハラ砂漠のど真ん中で、1泊2日からキャンプが出来る。

僕が世界一周に持ち出した「星の王子さま」「アルケミスト」この二大小説の舞台になってるサハラ砂漠を、悠々と歩くのは、本当に夢のようだった。

見渡す限りの砂漠には僕ら5人と、ラクダが5頭、ガイドのベルベル人が1人だけ。

延々に続く、そのサハラの旅路は、スペインからエジプトまで”夢を旅をした”少年サンチャゴを強く思い出させる。一度「何か」を手放さなければ、それ以上の「何か」を得ることは出来ない。


「みんなで火を囲み、見た夜空」

目的地に到着し、みんなで火を囲み食べたモロッコ料理”タジン鍋”。

太鼓の音色と共に歌われるモロッコの民謡。

時より竹が炎の中で割れ、パチパチと鳴る。その音が、太鼓の音色と砂漠の静けさによく混じり、場の雰囲気に酔ってしまう。

夜空を見上げると、数え切れないほどの星々。
数分に一度、流れる流れ星に僕は、僕らは、それぞれの願いを夢見た。

星の王子さまは教えてくれた。「本当に大切なものは、目には見えないんだよ」と。


なんにもないところにいると、なんでもないことで、こんなにも人間は感動できるものなんだなぁ。

もしかすると、人は便利になればなるほど、快適になればなるほど、感動の数を減らしているのかもしれない。

これは、たかのてるこさんの「サハラ砂漠の王子様」から頂いた言葉。本当にその通りだ。


”選び疲れるよりも、歩き疲れて眠りたい。”
これは、尊敬する旅人であり、超えるべき目標。高橋 歩さんの言葉。

世界の果てまで旅して、ようやく自分が分かってきたかも。

ってことで、サハラ砂漠含め3日間。
メルズーガに滞在して、本当に楽しかったな。

ちーちゃんとのんちゃんと、星空のサハラ砂漠で寝転がって、爆音スピーカーでaviciiの wake me up とか聴いて踊って。

寝っ転がって。

一生忘れない思い出だわ。
星を数えながら、砂の上で「あっ!流れたっ!」ってもうおとぎ話の世界。

サハラキャンプだけでもまた行きたい。
本当にオススメ。最の高。

サハラ砂漠から、次は”ブルーシティ”と呼ばれるシャウエンへ。

ついに、シャウエンまでも来たのね。
インドにも”ブルーシティ”と呼ばれるジョードプルと呼ばれる場所があってさ。

西の”シャウエン”。東の”ジョードプル”。

って聞いたときは、モロッコなんて、
まだ先の先の話だと思ってたら、あっという間だった。本当に。こうして、あっという間に世界一周しちゃうなんて考えると、どこか切ない気持ちにもなる。

まず、メルズーガから夜行バスでフェズへ。
フェズから、朝イチのバスでシャウエンへ向かおうとしたんだけど、、

なんと!バスがいっぱいで乗れず...

他にも2人バスでシャウエンへ行けなかった人たちと長距離タクシーをシェアして、シャウエンへ向かうことに。

シャウエンは本当に青かった。
ここから無加工です。


壁も。


椅子も。


車も。


空も。

マジで青かった。ぜんぶぜんぶ。


インドのジョードプルとは比べもんにならんっ!笑

すっごい綺麗!人も優しい。

世界の”ブルーシティ”は残すところ、

ギリシャサントリーニかな⁇
いつか行ってみたい。これだけ旅して、まだ行きたいところがたくさんあるんだ。

人生は果てなき冒険旅行。なわけだ。

シャウエンは1泊して、翌日タンジェへ。

ここは「アルキメスト」の少年サンチャゴが、
スペインで羊を売って、大金を得たのに、モロッコについていきなり全財産を失うところ。

そのお陰で、ガラス屋で働くことになって、以前よりお金を得ることになるし、アラビア語も喋れるようになるんだよね。


「人は何かを失わなければ、それと同じ以上のものを得ることが出来ない。」


この言葉は、なんとなく分かる気がする。
俺も色んなものを失って、この旅に出たよ。でもそのお陰で、それ以上のたくさんのものを既に得ている。

人生って、面白い。
いつか失ったものもひっくるめて全て回収して、わはは!って、笑うんだ。おれ。

やってみないと分からないことって、
本当にたくさんあるよ。でも人は、自分の運命を追求することよりも、人にどう見られてるかとかを気にしちゃう生き物なんだよね。



モロッコのタンジェから、ジブラルタル海峡を超えると、そこはヨーロッパ!
港からは、ヨーロッパの光が見える!!

当初は、タンジェから船でスペインに入る予定だったんだけど、
スペインの港から、バルセロナまでの移動で結局 飛行機と同じ値段になっちゃうことが発覚。

このとき、「クラウドファウンディング」の話が進んでたし...(今度書きます)
時間がないということで、しょうがなくチーム女子旅に合わせてチケットを購入!

モロッコ最終日は、
フェズからシャウエンまで一緒に来た外国人。
ニコと合流して、しかもこの日は彼女のバースデー!1人でいるのも可哀想なので3人でお祝いしてあげました!

翌日、僕らチーム女子旅はタンジェ空港から
スペイン・バルセロナへ!


約ひと月。ありがとう。アフリカ。
次は、南下する。サファリ、絶対行きたい。
野生のシマウマ、キリン、カバ、ライオン。
絶対見たい。マサイ族と飛びたい。


エジプトは、ダハブ。
紅海でダイビングする美しさ。
大切な人に教えてあげたい。


そして、モロッコ。
やっと自分がどんな人間か分かってきたよ。
次サハラに立つとき、僕はどんな顔をしてるんだろう。持ってるiPhoneは8かな?そんなに遠くない未来だって信じてる。


物語はついに、ヨーロッパへ!!
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モロッコ前々前半戦!チーム「女子旅」〜まぁ、なんでもいいんじゃないかな。幸せなら。キヨ〜

”おとぎ話のような国モロッコ”

リミックスさせていただきます!笑
まぁその魅力はTABIPPO.netにも書いたので、ぜひそっちも読んで、「へぇ〜!こんな国なのね!」と理解してください!!笑

と、その前に今回のチームを紹介...
その名もチーム「女子旅」

男1人、女性2人で構成されたチーム「女子旅」


え?

また 女と遊んでるなって?

そんなことはありませんよ。

イスラム圏では、ムスリムでない女性が旅するのって大変なんです!

サハラ砂漠の王子様」では、たかのてるこ本人1日3回襲われてますw

きっと、そんなことないよ!と大きな声を出したい旅人もいるのでしょう。分かってます。

でも、これを言える人ってのは、
「無事に何もなかった人」であって、

何かあった人は、そのことを中々世間には言えないのでしょう。特に、女性の「何かあった」は中々世間には聞こえません。


大丈夫だと思うけど...何かあってからじゃ困る。

ということで、まず 僕とのんちゃんがモロッコを一緒に旅しようということに。(右、のんちゃんです)

彼女とは、あの7月に参加したフルムーンパーティで奇跡的に”出会えなくて”(笑)

同じ日、同じ場所にいたのに出会えなかったの!まぁ1万人規模のパーティだからね!日本人なんて10人くらいしかいないし!

でも、あのフルムーンパーティで出会った”チンピラっぽい”雄大にインドで紹介してもらって、だいぶ前から知り合いだった北海道出身”トランカー”のんちゃん。

そうなんです。彼女、バックパッカーではなく、”トランカー”。

トランクがらがら引きながら、世界一周している僕のひとつ下の大学生です。

世界一周?ではないか(笑)
ずーっとルート同じで、日本から西回りに世界をグルリと回る予定が、気付けば資金も底をつき...モロッコ→スペインのあと、一度日本に帰るみたい。

で、日本でひと月働いて、アメリカ!
カルフォルニアの方まで行ってから、南米行くのかな?笑
かなり自由な女性だったから、分からないけど、ルートとしては、「世界抱きしめ型」!笑
世界一周じゃなくて、

アジア→ヨーロッパ→アフリカ→アジア→北米!笑

まず、彼女とカサブランカで待ち合わせして、翌日”ちーちゃん”と呼ばれる友達を待つことに...


よく考えれば、モロッコに入るまではフェニミストだったのかも。この”女子旅”が終わって、逆に男っぽくなったのかもなぁー!笑

当初、のんちゃんに
「女の子2人だけど大丈夫?」的なこと言われて、

「うんー!フェニミストだから大丈夫!」って話してた。終わってみると、だいぶここで鍛えられて男になったわ(変な意味じゃないよ

そして、ちーちゃんと合流!奥の人。

彼女はバックパッカーで、金沢出身!日本では歯科衛生士をしていたそう!彼女の旅も面白くて、

まず、日本からヨーロッパへ飛んで、そこからアフリカ、アジア、日本、北米、南米、日本...

つまり、世界一周ではなく、「世界三日月型」!!ルートが三日月!なわけ!

猫が大好きで、よく猫の写真撮ってたなぁ〜!
ちなみに、僕とちーちゃんは初対面で、のんちゃんがフランスにいた頃 出会っただとか...

ヨーロッパから入ったちーちゃん。

最初は、何もかも 今までアジアから旅してきた僕と感覚が違った。まず、”物価”の感覚の違い。
僕の感覚からすると、一食500円いけば高い。
しかし、ヨーロッパから来た2人に関してはそれは安いのだ。

おぉ!すごい現代人!なんか、まだ旅人というか、ダシが出てない感じがした(あれ...一応ぼく東京出身ですけど笑)

宿の予約もbooking.comとかでして、ちゃんと予約してるみたいだし!
でも、ぼくと出会って少しずつ、現地での値段交渉とかって感覚が分かってきたみたい!(えへん

まぁそんなもんだよね。
僕も、日本を飛び出した頃は、右も左もわからなくて、タイあたりまで予約してたっけ。

でも、”旅するハタチ”ナナちゃんに出会って、色々教えてもらって、突撃値段交渉とかするようになったもんね。


世界には色んな旅人がいるなぁ。


よく「女の子だから旅できません」ってメッセージを頂くんだけど、そんなことなくて、

本当に気をつけていれば、出来ちゃうのよ。
もし、不安があればそこだけ一緒に旅してくれる男の子とかと待ち合わせしてさ!(フェミニストの笑)

言っちゃうと、こうやって出会った人のことちゃんと紹介すると、私も”一歩踏み出せるかも?”って思えるよね。


これだけ「世界を旅している人たち」を知ると、あなたも旅できると思いません?


次に踏み出すのは、あなたですよっ!

「あなたのワクワクを刺激中!!」


チーム「女子旅」はじまりはじまり!
この旅で、僕は「男女間」ということを学ぶことになる。笑

まず、僕らは 何もないカサブランカから、マラケシュへ!!電車に乗って、4時間ほどかな?

車内であまり英語が得意でないおっちゃんと仲良くなって、パンをご馳走してくれた!

モロッコもラオス同様、フランスの植民地だった過去があったからか、フランスパンが非常に美味しい。

じゃなくて、女性がいるだけでこんなに優しいの!!?
おいおいっ!インド辺りから、なかなか人間不信な私。この優しさはまるで、東南アジアで味わったアレと一緒じゃないか。

フィリピンの語学学校のみんな、シンガポールで初めてのホームステイ先Mr.Kuniとジェニファー、マレーシアのAJとゲイのパット、タイのソフィアとみんな、カンボジアのけんちゃん、FFFのみんな、ラオスのモン族のサイ。


はぁ、なんだかんだ東南アジアが1番好きだな。

じゃなくて、じゃなくて。
この後も、女性がいると本当にすげぇみんな優しい。もう魔法カード発動してる気分だ。笑

ちーちゃんなんて、しょっちゅうトランクを見知らぬ外人に運んでもらってる。笑

無事、マラケシュへ到着!
おぉ!これぞ”モロッコ”のイメージ!!

マラケシュにも、迷路のような「メディナ」があって 可愛い小物がたくさん売ってる!この辺りはTABIPPO読んでね。笑

マラケシュにあるジャマ・エル・フナ広場は、
夕方頃から大道芸が至る所ではじまり、夜は毎晩 屋台が広がる。

大道芸は、ちょっとでも写真を撮ると
チップを要求される。やはりカモにされるのは、日本人。

特に女性だ。やっぱり良いも悪いもあるのは、当然!そんなのは、おおよその場合当たり前だ。

中には、広場の真ん中でボクシング!

という斬新な大道芸(?)もあった。笑 観客は賭けをするわけだ。

モロッコの伝統的な料理といえばタジン鍋とクスクス!

タジン鍋に関しては、ほとんど毎日出てきた。
たしかに作るのめっちゃ簡単な料理だもんね。笑

モロッコも他のイスラム圏同様、豚の肉は食べない。かといって、牛は高価(?)なのかわからないけど、よく羊を食べる。

しかも、この広場の屋台でも、こんな感じで頭がずらっと並ぶ...!

これをカルチャーショックと言わずなんと言おう!
しかし、僕はなんとなく。そんな感覚に慣れていた。彼女たちはヨーロッパからモロッコへ来たので、感じるものが違っただろう。
心臓とタンを注文!あぁ、ごま油必要!とかいってこれで400円という驚き...笑


インド・コルカタのヤギの頭をはねて生贄に捧げる「カーリーテンプル」を思い出した。
そういえば、あの頃から必ず「いただきます」って食事の前に言うようになった。

”当たり前のこと”を心で理解するって意外と大変なんだよね。

他のイスラム圏の国よりは、厳格ではないけど、もちろん宗教はしっかりしている国”モロッコ”

女の子2人と歩いていると、しょっちゅう
「おい!生意気なやつだ!」的な絡み方をされた。
そのたび「2人とも彼女なんだ!」とかからかうとマジな顔して、「おい!俺も混ぜてくれ!」と言われる。

混ぜて...くれ?(笑)(笑)

とにかく2人とも、モロッコではすごい人気だ。いや、おそらく世界規模で人気だろう。

よく日本人女性は海外でモテるという話を耳にするが、そのバックには色んな説がある。


例えば「海外の女性は強い、、だから、”男の一歩後ろを歩けェーッ!の日本人女性は、自分の意思に従ってくれるから好き」説とか。


単純に「チョロい」説。とか。


「いやいや、逆に日本人男性が草食すぎて、
ナンパなんて挨拶のようなものなのに、それをモテてると単純に勘違いしてる」説とかね。




まぁ、なんでもいいんじゃないかな。
幸せなら。

キヨ(みつを的な)



この旅でたくさんの出会いがあるから言えることは、

「結婚するなら間違いなく”日本人”がいい」ということ。


俺は懐かしい話とか、共通した話題とかが好きで、

高校の奴らと会えば、「あの先生さー」とか、

世代が同じ旅人とあっても、「暇だし、遊戯王カードでもする?」とかってジョークをかますでしょ?

でも、こーゆー話が出来ないわけだよね。

「あのドラマが懐かしいよね!」とか、
「〜流行ったよねぇ〜」とか、
「下北沢でさー!」なんて話が出来ないのは少し悲しい。

から、結婚は日本人とは言わないけど、日本で育っていただいた方が良いです!笑
たまーに、「外国人と結婚したーーい」とか言ってる前髪かき揚げ女子は、ちょっとエジプト行ってこい。(2回目)


あれ、リミックスとか言いながら全然ミックスしてないや。いいや。

何度も言うけど、TABIPPOの記事と一緒に読んでね。笑(これだけじゃモロッコの話ほとんどしてない)

カサブランカでは、メディナに迷い込んだり、
あのイヴサンローランの別荘「マジョレル庭園」に行ったりしました。

そんな感じで、たくさんモロッコの写真貼ったから、話ブレまくったけど雰囲気分かっていただけたでしょうか?

いやぁ、思いの外、「女子旅」面白い。
当初はヨーロッパから来た旅人Lv.5の女子2人〜?ほんとに大丈夫かぁ〜??

わたしは孤高のバックパッカーだぞ?
とか思ってけど、2人の行動見てたら面白いんだ。「男女間」の違いってが、わかってくるわけ!笑

まず、食べ物とは自撮りとかするしね!
あと口癖は「おっ、いっけめ〜ん♡」女子はすぐ男子の点数をつけたがる。けど、男子もそれはしてる。

おっとっと、話が逸れ過ぎた!!


さーて来週のカヅキさんは〜?

「”サハラ砂漠”でキャンプ!

”ブルーシティ”シャウエン!

ついに”ヨーロッパ”へ!」で お送りします!

来週も見てくださいね!じゃんけんぽんっ!


...誰か。
サクラダファミリアの完成vsサザエさんの最終話どちらが早いかで賭けたら面白いんじゃない?笑
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はじっこ!”モロッコ”!こんなとこ!〜導入は首都カサブランカから〜

日本を中心にしたとき、最西端にある国モロッコ。

アフリカ大陸の西北に位置するこの国は、ヨーロッパ、アラブ、アフリカと様々な文化を混合した国なのだッ!


公用語アラビア語とフランス語、最近の若者は英語の教育を受けているようだが、英語が喋れる人は少ないように感じられた。


空港に着くやいなや「ウィー!ウィー!」とフランス語が飛び交う。

そういえば、エジプトでJICAの人の送別会にお呼ばれしたとき、モロッコ人のカップルがカウチサーフィンで日本人の家に泊まっており、彼らもまた送別会に参加していたことを思い出した。

そのとき、モロッコのことについて話したが、ここまでフランス語の色が強いとは思いもしなかった。
フランス訛りの英語はなかなか聞き取りにくい。
でも、なんだかんだ”アラビックイングリッシュ”も聞き取れるようになったし、今回もなんとかなるだろう。

特にアラブの「ハルワルユー/How are you?」とか「アンダルスタンド?/understand?」はパーフェクトな発音で真似ができる。笑

それと一緒でアジア訛りもあるのだろう。どんな感じなんだろうな。

モロッコには、「メディナ」と呼ばれる迷路のような市場が至る所にある。
もちろんカサブランカにもあって、1人でぷらっと行ってみた。

入ると同時に観光客だと思われ、

「カモン!カモン!
ジャスト チェッキング!(確かめるだけ)」

と、黒人女性にとっ捕まって、髪を結ばれた!!

それがこれ。髪を結ばれながらも、
「悪いけど、俺 お金持ってないからねー
金払わないよー」と英語で言っても、英語喋れないふりされていた。まぁ、おそらく喋れないんだろうけど...

「ハイ!出来たわよ!ベリービューティフォーー!お金ちょーだい!」

ほら!始まった!笑
悪いけどな、だてに旅してきてねぇんだ。

「だから言ってんじゃん?払わないって!勝手にやったんでしょう!」


そう言って、口論が始まった。

おそらく普通の観光客なら払っちゃうと思う。黒人女性6人に囲まれるとすげぇ迫力。


断固として払わんとしていると、
「ノービューティフォー!」とめっちゃ怒ってた。



知らんっ!!!!笑




気を取り戻して、メディナの迷路に入っていく。もう日本人のカモにされ方と言ったらハンパない。

モロッコの国旗のワッペン、
80ディルハムって最初言われて、
いや、800円って...タジン鍋食べても50ディルハムだよ?と、
相場知ってんだぞ?と、言って最終的に5ディルハム 50円で買った。16倍って...笑

旅を通して思うこと!
それは、騙す方が悪いのではない。
騙される方が悪いのだっ!

それは、たくさん騙されてきた僕だから言えること。もう騙されねぇからな!

ちなみにこれが、モロッコの通過。
ディルハム。ちょーど、日本円換算は10倍するだけでいいから楽チン。

モロッコは、本当に多色な国で、
もちろんイスラム圏なんだけど、多文化が入ってるからかな?今までの国よりは厳格ではないと感じた。

ヒジャブを付けているイスラムの女性、アフリカ系の黒人女性、ヨーロピアンの白人系、伝統的なベルベル人と呼ばれるモロッコの人。その中でも宗教や文化の違いでたくさんの人たちがいる。

なんだか、シンガポールを思い出すけど、
こっちの方が自然と混合しているイメージがあった。シンガポールは、ひとつの駅に着く前に6カ国の言語を放送するからね。
でも、この国はフランス語だけって感じ。


メディナで彼らと出会って、モロッコの話をした。「モロッコってどんな国?」「カサブランカはどこがオススメ?」という質問に、頑張って英語で答えてくれた。
やっぱりアジア人は珍しいらしく、とても親切にしてくれた。


「モロッコでは、スリや強盗があるから、歩きながらケータイをいじったり、電話をしてちゃダメだよ!」と助言を受けた。


どうやら電話をしてる人に、後ろからバイクで近付き、そのままケータイをパクるそうだ。


おぉ、気をつけなきゃ!

とにかくコイツらは良いやつらだった。
でもモロッコは、色んな人がいるから外国人である僕らもあまり見られないように感じた。

エジプトにいた頃は、
外を歩くだけでギョロギョロと見られる。
電車に乗っても、パンを買っても、何してたって、ガン見なわけだ。

半ズボンなんて履いてる日には、「うえっ!何こいつ!」みたいな感じだ。


アバクロで働いていた頃、
ガッツリ外国人の見た目の友達が、
「オーストラリアに住みたい」と話していた。
聞くと、彼女はどこの国にも属さない顔らしい(ハーフで、両親も違う国の出身...フランスと、どこか)


「つねに外国人でいるのってすごい疲れるの。だから、4人に1人が移民のオーストラリアだったら、みんな違うから」

彼女の言葉が、エジプト滞在時痛いほどわかった。

たまに「外国人に生まれたかったー」とか言う、ワケ分からん前髪かき揚げ系女子がいるが、ちょっとエジプト行ってこい。笑

俺は、母国が絶対に好き。だ。

インド滞在時もそうだったけど、エジプトに来るとインドなんて可愛いもんだと感じることが出来る。

しかし、モロッコは色んな人がいるからあまり外国人扱いされなかった(商売に関しては別)

モロッコのおっちゃんたちは昼間っから喫茶店で、くっちゃべってる。おい、お仕事してるの?ってくらい だべってる。笑

イスラム圏であるモロッコでは、お酒を飲まない代わりに「ミントティー」を飲む。


しかもこれを「モロッコウィスキー」と呼ぶのだ。だから、客引きは俺ら外国人を見つけると、「ウィスキー?ウィスキー?」と引っ掛けてくる。まぁ嘘ではないのだが、
「ミントティーでしょう?知ってるよー」と言うと、テヘヘ知ってた?的な顔をする。


この後”マラケシュ”という場所で、お酒を探すのだが、どうやら販売証明書がないとお酒を売れないそうだ。

といっても、カサブランカにはたくさんのバーがあって、他のイスラム圏よりもやはり、お酒を飲むイメージがあった。


これは、毎食食べてたトーストとオムレツ。
物価が安いといっても、エジプトの数倍する。しかしこれで、200円。店長は英語が全く話せなかったけど、めちゃくちゃ仲良くなった。


そして、2日後。
ついに、友達と合流...!


そう、ここから、男子1人女子2人という
悲劇(?)の「チーム女子旅」の”ナナタビツー”はじまりはじまり。

メンタルだいぶ強くなります。

ついに”最西端”モロッコへ!ナナタビツー始まる。〜エジプトのおまけ、モテ期、動物GO!〜

ちょっと待てーーーーいっ!
エジプトのオマケを少し語らせてくれー!!

エジプト滞在最終日。
その日は、夕方に飛行機があるというのに、
僕とゴン君はカイロにあるマイナー動物園
「ギザズー」に行くことに。

なんと20ポンドで動物園に入れることが出来る。
今回の目的はキリンに直に触ること。

サファリへ南下しない僕は、ここでどうしてもキリンに触ってみたかった!!

このマイナー動物園、中は8kmとクソ広い。

今まで、フィリピン・セブにある
”個人営業”の動物園、セブズー。
タイ・バンコクにある”ワニの肉が食える”動物園、クロコダイルファームと訪れた僕はすっかり、マイナー動物園のとりこ。

スゲェんだよね。

マジで、観光地じゃないんだけど
日本と比べ物にならないくらい突っ込みどころが多い。動物との距離が近すぎたり、雑だったりね!笑

でもって、目的のキリンはいたんだけど、
残念ながら触ることが出来ませんでした!
なので代わりに ライオンの赤ちゃん!

GOTTCHA!
これは400円くらい払うと写真が撮れるの!
ね?破格でしょ??笑

ポケモンGOじゃなくて、動物GOをしている僕。これまでにたくさんの動物と触れ合ってきました。

実際に、触るとのじゃ全然違うんだよね。
なんでだろ。なんでこんなに動物かわいいんだろ。

フィリピンでジンベエザメと泳いだり、


ヘビを首に巻いたり、


ワニに乗ったり、食べたり。


ラオスでゾウ使いの免許取ったり、


タイでは虎と寝てみたり。

ほーーーんと、動物って良い。
古びないし、生きてるし、同じ地球に生きてて、神秘的でなんだかとっても魅力的。凄く好き。

小学生の頃、僕は「自然観察クラブ」に所属してたり、乗馬キャンプに参加したりしていた。
今はあの頃の感覚が凄く蘇って、
犬や猫といったありきたりな動物を見てもすぐに触りたくなっちゃう。

将来、都会ならミニチュアシュナウザー
田舎ならゴールデンレトリバーを飼いたいな。



動物園を歩いていると、やたら目が会う女の子と出会った。
彼女はムスリムではないらしく、かなり積極的だった。友達の中に英語が話せる子がいて、
「彼女、アナタと写真撮りたいって」と言われて、撮ることに。



ほーーーんと、女性って良い。
古びないし、生きてるし、同じ地球に生きてて、神秘的でなんだかとっても魅力的。凄く好き。


鼻の下を伸ばす僕。

圧倒的に、ゴン君の方がイケメンなのに、わたし!!を選ぶ彼女!!!(どうだゴン君くやしいか)

しかも彼女、そのあと 俺に花をくれた!!
なに!?ムスリムじゃない子はこんなに積極的なの!?俺のフェロモンを感じ取っちゃった!?笑

※男って単純な生き物なんで、すぐ喜びますよこーゆーことで。

なんでか知らないが、今年は「モテ期」でもある。男女ともに笑(公表します


知ってた?
「モテ期」って勘違いから始まるもんだと思う。


だって、どこから「モテてる」かなんて人それぞれじゃない。それはまるで「どこからが浮気?」みたいな感じ。

人から好意を抱かれた時点で「モテてる」と思う人と、


キスからが「モテ」と思う人。前者の方が圧倒的にモテてると私は思うんでしそよね。笑


つまりは、”勘違い野郎の方”がある種 人生ハッピー!
私は勘違いしまくるので、割と人生ハッピーです。「あれ、これ好意を抱かれてる...?えっ、モテてる!!?」ほら痛いけど、ラッキーでしょ。笑


とりあえず、夢に向かってまっすぐな男性ってモテるかなと思います。わたし、頑張ります。


トイストーリー「4」のウッディを発見!
わぁ、ガタイが凄いことになってるなー。
なんでもアリのエジプト。分かっていただけたでしょうか?

なんでもありといえば、路駐!
エジプトって全然 駐車場がないらしい。
だから、車はみんな路駐なわけ!そして渋滞が酷くなる!!4車線走れるところに3車線路駐してるから結果、大渋滞!!みたいな?笑
しかも細い道ばかりだから、車はボコボコ擦りまくってるんだよね!日本みたいにピカピカの車なんてほぼ見れないのがエジプト。

だれか土地がある人が、駐車場つくれば
不労所得が凄いと思うんだけどなーー。

最後のおまけ...

この「幸せ」は彼にしか分からない。


さて、やっと飛行機に乗ります!
前回飛行機に乗ったのは...そう。あのインドからヨルダン。チェックインしたのに乗り遅れた地獄の48時間空路移動。あの日です。

今回はかなりビビって早く行った。
もう、チェックイン恐怖症で、めちゃくちゃ早めに3時間以上前に空港へ行った。笑

ほら、学んでる学んでる。わたし。

乗るのはモロッコ行き!チュニスエア!!
チュニスエア」...チュニジアの航空会社なんだけど、大丈夫かな〜って心配になってたんだよね。だって、ほら、
エジプトってよく飛行機のテロとかあるしさ。


まず、チュニジアでトランジット。
20時頃に出発し、23時頃にチュニジア到着!

な、なんと!この旅初めての機内食が出た!!
やるではないかチュニスエア!!

彼女はぼくの前の席に座っていた女の子。
ダメージスキニーを見たことがないのかな?怪我をしたのかと思って、ずっとぼくの膝のダメージに指を入れて、くるくると指を回し、「だいじょうぶ?」という眼差しで僕を見つめた。

やっぱりモテ期に違いない。


23時チュニジア着。
今夜はベッドはこの椅子!!

実は、この空港。死ぬほど寒かった。
マジで死んじゃうかと思うくらい寒くて、静かで、カフェひとつない。

朝5時。モロッコ・カサブランカ行きへ!
なんと!朝ごはんも出てきた!!!

やるではないか!やるではないか!
チュニスエア!!LCCしか乗らないこの旅。
機内食が無料で出てきたのには感動した。

お昼頃。モロッコ・カサブランカに到着!

うおー!13ヶ国目 モロッコー!!
モロッコといえば、日本を真ん中にしたとき、最西端にくる国が「モロッコ」。

これが今までの旅路。だいぶ遠くまで来たなぁ。



エジプトで、たかのてるこ「モンキームーンの輝く夜に」と交換した同じくたかのてるこサハラ砂漠の王子様」。

そして、モロッコといえば、
タイ・バンコクで出会った”旅するハタチ”こと、Tabippoのクリエイティブディレクターななちゃん。

最近、巷では「モロッコ大好きコンプンカー少女」とか呼ばれてる。つまり、タイも好きってわけだ。

東南アジアを旅したときの、「ナナ旅」ではかなりお世話になったが、今回のモロッコ。

再び、オススメどころを教えてもらうことに。

前回は、”「ガンジス川でバタフライ」を片手にナナ旅始まる。”だったが、今回、

”「サハラ砂漠の王子様」を片手にナナ旅ツー始まる。”


僕さ、漫画とか英語の「伏線」ってたまんなく好きなんだよね。
ここでのコイツがまた出てくるッ!みたいなね。愛読者がたまんない奴。

だから、ジョジョとかもすごく好きで、
一緒にエジプトまで旅したあいつが、時を経てイタリア・ローマで再開っ!みたいな。もう激アツ。

だから、よくこの人生でも伏線とかフラグは回収するようにしてる。楽しいから。
てことで、モロッコ!カサブランカ!!

空港から都心までは、電車で向かった。
短い間だが久々のひとり旅に心が浮かれる。
ずっと、たかし君やゴン君、花ちゃんや花ちゃんの友達、寺田先生と一緒にいたからだ。

ひとり旅orいっしょ旅は、
どっちも魅力的でどっちも好き。
交互に訪れると、どっちの良さも感じられるから良い。

しかし、ここモロッコ1の都市カサブランカで2日 友達を待つ。
アフリカ大陸は、なかなか1人旅が出来ない場所だと感じる。それは情報があんまりないから!
力を合わせて、突き進んだ方が良いと思う!

...カサブランカの情報が全くないので、記事を書いてやろうと思って探索したけど、後にも先にも何も楽しくない場所であった!笑

モロッコの魅力は、カサブランカにはないからだ!

「おとぎ話」のような国、モロッコ!
さぁ!ナナタビツーはじまりはじまり!!
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ありがとうエジプト・・・本当に楽しい旅だった。

エジプト・カイロ

今回、ついに誰も見たことのなかった
ピラミッドへ!!


...ルクソールからカイロ。
夜行バスで8時間ほど走り、早朝に到着した。

朝からカイロは人でごった返し活気立っていて、クラクションや人から出る熱気は、”インド”の生活を思い出させた。


うっわぁ〜なんだか懐かしいな。

旅人の中にはインドが恋しくなる人がいるのだが、当時インドを抜けたとき(あの地獄のトランジット...2日連続空港泊)は、糞ほどムカついていたインド。

しかし、なんとなく
ヨルダンイスラエルを抜けて、やってくるエジプトは新しくも懐かしい雰囲気を持っていた。

「アフリカ1の都市」と呼ばれ、
むしろここはアフリカじゃないとまで言われるカイロ。

確かに高い建物に覆われ、今までのアラブ諸国/ユーラシア大陸よりも都会に見えるけど、
インドほどではないけど ゴミだらけ。
「え?これいつからあるの??」と思うような廃車とかをよく見かけた。野良犬もいるしね。

ダハブ滞在時、こんな噂を耳にした。
「カイロのサファリには、”ジョジョの奇妙な冒険”が3部まで揃っているよ」と。


ここまで来て、何度 ジョジョを読み返したくなったか!しかもカイロなんて、ラスボスのDIOと戦うラストシーンではないかっ!

それは読みたいと思い、朝6時にカイロに到着し、その足でサファリへ向かうと...

ジョジョーーーッ!!!
これにはテンションが上がった。
このブログおなじみのジョジョ

1部は イギリスのお話
2部は ニューヨークからローマのお話
3部は 東京からカイロまで旅する話
4部は 岩手県
5部は イタリアのギャングの話
6部は アメリカ・フロリダにある刑務所の話

7部 アメリカ横断レース
8部 東日本大震災後を描いたお話


拝啓、全旅人へ

ジョジョは読むべし。絵が気持ち悪いという感覚はすぐ無くなる。それはまるで、その国に慣れていくかのように...」

ということで、カイロ・サファリホステルで
なんとか交渉し、
ジョジョ+シャワートイレ+コーヒー飲み放題で、スタバ1杯分くらいのお金だけ払いデイリーユースをしてもらったラッキーッ!

え?なんで宿泊しないかって...?
実は、カイロ滞在3.4泊は、
ヨルダンでお世話になったぼんでぃー達に、
カイロでアラビア語を勉強している”キドちゃん”を紹介してもらい、その紹介の紹介でエジプト大使館で研修中の松永さん宅にお世話になることに...


世界中にいる外大の生徒。
みんなすごいわ...みんなで美味しいエジプト料理を食べに行って、「あれ?今まで食べてたエジプト料理ってなんだったんだろ...」
と感じた笑


僕がよく食べていたのは、この伝統的なエジプト料理。「コシャリ」

名前が可愛いんだけど、炭水化物爆弾で、どこでも15ポンドあれば食べれる!
ご飯と、パスタと、ちょっとした肉とかをグチャ混ぜにして、トマトソースと酢をかける。


コシャリ屋がたくさんある理由は、
おそらく、、簡単に作れるからだと思う。
基本コシャリ屋はコシャリしか売ってないからね。笑

松永さんは僕に、一部屋 まるまる貸してくれた。おぉ、なんて大きいベッドだ!

ひとりの空間で眠れるなんて、何ヶ月ぶりだろう!!さすが外務省のお方っ!とにかくおうちは凄すぎた...


エジプト・カイロの「日本人会」はすごくコミュニティがしっかりしていて、

あっ、まず日本人会の説明をすると、
大抵どの地域にも日本人のコミュニティが存在して、お互い「生活する上での情報」とかを交換したりしてるわけ。

なんだろ、大学のサークルみたいな感じ??
自営してる人、JICAの人、海外青年協力隊の人、外務省の人、留学生、バレリーナ、etc...
とにかくどんな理由であれカイロ在住の日本人通しは、助け合いましょう!、みたいな!

でカイロの日本人会は、運動会から、誕生日パーティ、送別会から何から何までちゃーんとイベントがあって、すごい!日本みたい!だった。
僕は、松永さんに連れられて初めてお会いする方の送別会に出席した!笑

「どうも...旅人です。」という自己紹介の仕方は、なんだかドラクエを思い出すなー。笑


ルクソール滞在時、フィリピンから一緒に旅してきたセカンドリュックがぶっ壊れ、困っていたので、カイロにあると信じていた巨大デパートに行くことに...!

この旅で、「無駄なものは買わない」と決心してここまで来たので久々のお買い物。

しかも、リュックは必需品!
考えてみてほしい。数ヶ月ぶりに、買わなきゃいけない物を買いに行く。しかもアパレル。
もともとショッピングが大好きな僕にとって、こんなウキウキした日はない。

その巨大デパート「シティスターズ」までの道のりは、結構大変で乗り換えとか苦労したんだけど、途中で出会った同い年のエジプト人にかなり親切に案内してもらった!

しかも彼、俺に飲み物まで奢ってくれて、
エジプトの滞在を楽しんで!と30分くらい立ち話をした。

「あれ?この人、あっちサイドの人かな?」って思ったけど、おそらくそんなことはない。おそらく。

彼らムスリムは、アルコールを飲まないので、
ノンアルコールのビールっぽい飲み物はたくさん売っている。彼がご馳走してくれた飲み物に関してはノーコメント!あー!ビールが飲みテェーーッ!

でも、とってもいい奴らだった。
この後もエジプト人とはほぼ毎日喧嘩してるんだけど(世直し)、当たり前のように

悪い奴もいれば、いい奴もいる。

これは、日本だってそうでしょ?
とゆーか、どのコミュニティだってそうだと思う。

割と僕の周りにはいい奴が多いと思う。
みんなのお陰で、ハッピーライフを生きている。

悪い奴がいるから、すげームカつくし、喧嘩もするけど、
悪い奴らのお陰で”いい人たち”をより、いい人たちだと思える。

「これは当たり前じゃないんだな」って思える。きっと、世の中良い人だらけだと、それが当たり前になっちゃうんだと思う。日本みたいに。すると、感謝の気持ちを忘れがちになる。

悪い奴らがいるから、良い人たちの有り難みを感じる。

良い人たち。ありがとう。

無事、シティスターズに到着!
これで「スターバックス」と読むんだよ!?
すごいよね。アラビア語を勉強するって本当にすごい。でも、勉強すればこれが読めちゃう人間の脳はもっとすごい。


そして、新しいパートナーのリュックも購入!
どうしてリュックを2個持ちかというと、(バックパックと合わせ)

バックパックは主に移動で、生活道具がたくさん入ってるわけ!
それじゃ重いじゃん?だから、宿にバックパックは置いて、小さい方で観光するわけ!


と、その時遠くの方で「ケイ〜〜〜!!!」という黄色い声が聞こえた。

「ん?」と振り返ると、なんと花ちゃんが!


実は彼女、ヒッチハイクスーダンは諦め、(いや内戦してんだから当然だろ...笑


エチオピアにこの日飛行機で飛ぶことに。
だから、アスワンから戻ってきたそうだ。
こんな偶然あるの〜!!?


ルクソールで涙の別れをしたのに、カイロでバッタリ!

やっぱり「出会う人とは出会う」

この言葉の意味は、旅人にしか分からないだろうな〜!

やっぱり旅は、「出会い」。
どこに行くかじゃなくて、誰と旅するか。

だから、パートナーってのは、
人生において本当に大切だと思う。
でもね、「価値観が全く一緒」の人となんて、


世界中 どこ探したっていないんだから、
そこじゃないのよね。もちろん大切だけど!

育ちや環境、時代や習慣が一緒の人なんていないでしょう??

これが本当にバイバイかな?
また彼女たちに世界のどこかで会えたら良いなー!最後、シナボン奢ってくれてありがとう!!


リュックも揃ったし、ついにピラミッドへ!
この旅で、トップ3位に入るくらい行きたかったピラミッド。

「ずっと、ピラミッドは見れない物だと思い込んでいた」


子供の頃からなぜか魅力的で、ずっとずっと、ちゃんとこの目で見てみたかったギザのピラミッド。


でもなんとなく”一生のうちで見れない物”だと勝手に決めつけていた。


それは、周囲に”見たことある人”がいなかったから。


でもこうやって、またひとつ夢が叶った。”誰もしたことがない”からって、夢を諦めてしまうのは、馬鹿馬鹿しい。

僕のお団子が拳ほどの大きさになった頃、僕はエジプトにいた。



写真や絵で今までなんども見ていたはずなのに、こんなにスゴイものだと思わなかった。

「アルケメスト」の主人公サンチャゴは、ピラミッドの下に埋まる宝の夢を見て、スペインからここまで砂漠を渡りやってきた。

なんだか、僕も「心のどこかで」宝を見つけられたかも。

そして、ついに以前話していた「夢を現実にするプロジェクト」夢現プロジェクトで話していた”ラクダに乗る”ってのが出来た!でも、これが 想像の絵。

で、実際がコチラ。

「想像は平凡であり、現実は多彩である」

って言葉は本当だなって感じた。
ずっと、逆だと思ってたけど、実際には現実って本当に多彩で、自分次第で何だってできるもん。

あと、トリビアの泉でやってた
スフィンクスの目線の先にはケンタッキーがあるってのも本当だった。

松永さんの家を後にし、
たかし君がカイロにやって来たということなので同じ宿に行くことに。

たかし君と再会!して、
ツタンカーメンのあるカイロ博物館へ!
ツタンカーメンの写真は撮れないんだけど、
あの博物館はすごかったなー!!


本物のミイラは、まつ毛まで保存されててさ、
グロテスクなんだけど、どこか神秘を感じて。



「カイロには、懸命に日本語を勉強しているエジプト人がいる」


そんな噂をヨルダン滞在時 耳にしたので、
エジプトに留学しているキドちゃんに頼んで、その大学の日本語学科を見学しに行くことに...

本当に日本語をしっかり勉強しててすごかった!
俺は、アラビア語何にもわからないのに。
で、みんなと仲良くなって 日本語を教えて欲しいってなって、

「むしろ」ってどういう意味ですか?

って聞かれて、
優しい例文を説明するの本当に大変だった。笑
日本人の僕でも日本語難しいのに、すごいよなぁ。
いつかみんな東京に来たら会いたいな!、


彼女は、宿でアルバイトをしていて、
彼女もまた日本語を勉強している。この宿は日本人がよく泊まりに来るから、ここにいれば使えると思って働いているそう!


やっぱり言語って使わないと、出てこないからね。日本語だってそうでしょ?


ほら、女性たちが劇する集団があるでしょ「宝塚」。この言葉を思い出すのに僕は3日かかったからね。


彼女と宗教観や恋愛観について語り合ったんだけど、ほら、ムスリムの女性と話す機会ってあまりないからさ。

やっぱりこっちでは、”カップル”って感覚はイコール結婚に近いみたいで、
なんだか話してて、恋愛について女性の意見は可愛いなって感じた。
まぁ人それぞれだと思うけど、彼女の感覚は、
今はやりの「逃げ恥」みたいな感じでかわいかった。※ただ「逃げ恥」って言ってみたいだけ。


もちろんエジプトもイスラム教徒が多いから、
金曜日はお祈りしていて、街中でメッカの映像が流れたり、膝をついたりしてお祈りしたり。


でも、エジプトって不思議でさ、
ほら、エジプト文明ってあるじゃない。
世界四大文明のひとつで。

歴史的に神様がたくさんいてさ、
ラーとか、オシリスとか、オベリスクとか。

ファラオのようなお偉いさんは、
ミイラにして、船のような棺に入れて、
「黄泉の世界」を旅するってずーーーっと信じられていて、紀元前年万年前はダントツの文明を誇っていたのに、

今では、神様は「アッラー」でさ。
死んだあとの考え方とか、全く違うわけ。

もともとイギリスの植民地になって、
キリスト色が強くなったみたいだけど、
今ではイスラム圏。

やっぱり「宗教」って価値観であって、
”支配”でもある。もともとあった価値観を
上書きして、こっち信じろってなるからね。


植民地について考えてたんだけど、(あれ?これ話したっけ)


例えば
もう、子供達だけでバラバラで、
何も統一されないクラスがあって、
そこに”頭のいい”先生がやって来て、

統一するでしょ?クラスをひとまとめにして、
子供達の価値観や習慣をひとまとめにする。

クラスを良くしていく代わり、子供達から
消しゴムとか筆箱とか、先生がとってちゃう感じ。
先生の価値観を子供達に植え付けてく感じね。

ま、そんな感じ。(まとめ笑


たかし君と何日か一緒にいて、(別行動してたけど)彼はエチオピアに向かった。
このままアフリカを南下して、火山を見たり、キリマンジャロ登ったり、サファリ行くんだって!
ヨルダン・アンマンから4週間。
イスラエルパレスチナ、ヨルダンから船でエジプト・ダハブへ。

3.4歳違いなのに、本当に気があって、
あのリラックスした感じ。
一緒にいて、とっても心地よかった。

”自然”みたいな男。たかし君。

ずっと一緒に旅してきたのに、別れは一瞬ですぐに見えなくなってしまった。たかし君もまたどこかで会いたいな。

実はこの時、たかし君と僕ともう一人旅人と再会していた。
それが、彼。ゴン君だ。

実はゴン君とは、ヨルダン・ペトラで出会っていて、久々の再会!

彼はすげぇよ。中国から全部陸路で、インド・ネパール間だけ飛行機じゃなきゃ入国できないから、仕方なく乗ったけど、
あと全部 陸路。ハンパない。クレイジージャーニーすぎる。かれこれ10ヶ月近く旅してる同い年か一個下。

陸路移動となるので、彼はこのまま
スーダン”へ。おいおいヤバイってそれ。笑
実は彼が東京で一人暮らししてる場所は、
俺の実家の隣の駅!その距離マジで1km圏内。

まさかカイロでその周辺の、
餃子の王将や、TSUTAYAの話をするとは思わなかった。あー餃子クイテェ。

「アラブの夜は長い」
今まで、タバコとかマリファナとか、
そーゆー類の煙ものを吸ってこなかった私。


アラブの夜は長くて、
みーーんな ぷかぁ〜っとシーシャという水タバコを吸いながら、三日月の輝く夜を楽しむ。

おっさんたちは、トランプとかボードゲームを楽しみながら、シーシャ片手に楽しむ。
誰もスマホとかいじってない。
なんだか、イスラム圏の人たちは、人と人とがすごい近いと感じた。

パチンコとかじゃなくて、いつまでもボードゲームしてさ。

僕とゴン君は二人で、行きつけのシーシャバーを見つけて、紅茶を飲みながら毎晩語った。

同世代の旅人と、

未来の話とか、

自分たちの話とか、

女の子の話とか、

今までの旅の話とか、

こんなに語ったの初めてってくらい語った。
本当に良い。同世代の旅人と話すのは本当に良い。

シーシャがうまい夜であった。

アラブの夜はだから長い。


なんか、こうやって語ってるうちに

TABIPPOって出来たのかな?なんて考えると、すげー楽しい会社じゃないかって、羨ましすぎるなぁ。

翌日、ゴン君とエジプトに別れを告げ、
僕は最西端モロッコへ旅立った。

約ひと月。ありがとうエジプト。
アブドゥル、ポレナレフ、イギー、終わったよ。

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エジプト・ダハブからルクソール、カイロへ!〜第3章 始まリミックス〜

前回、突然の
第3章スタートに皆さん驚きを隠せないようでしたが、今回もガンッガンにハショっていきます。笑

「第3章 始まリミックス part2」

あー、でもな、
恋したダハブのこと。少し語りたいな。
...少しだけ語ろ。


ほら、好きなものを皆にオススメしたいタチなのよ。だから、広告志望だったってゆーね?笑


猫を崇拝していたエジプトの夜はこんな感じ。笑
もう至る所に猫がニャーニャーしてる。

でもあんまり誰も気に留めないんだよね。トリビアの泉で見たけど、昔のエジプト人は飼い猫が死んだら、全身の毛を剃らなきゃいけなかったみたい。


そりゃ大変だ。


俺はほとんど毎日エジプト人と喧嘩してたんだけど、その大きな理由が、コイツらほーんとにいい加減なのっ!

ほとんど私情で決めちゃうから、腹立つんだよね。オーダーしたものが違くて、「これ違うよ?」とか文句言っても、

「お前がオーダーしたやつなかったから、これ出した」とか言うんだよね。
まずそこでちょっとムカつくんですけど、
それを違う店員に話すと、なんと!

ちゃんとオーダーした奴持ってきてくれたりするの!

実はちゃんとあるのっ!テキトーなの!

聞いた話によると、ビザの延長に行った人とか
「お前のこと嫌いだから延長させない」とか言われたらしい!キィーッ!ムカムカっ!


特によくモメるのは、
エジプシャン、基本的にお釣りを持ってないのよ。小銭を。
それで毎回モメる。コンビニとかだと、お釣りないからピッタリになるまで買って。とか言って、お釣りをお貸し払いとかするわけ!

あー、今ないから明日取りに来て。とか当たり前!笑


毎回モメるなら、小銭を作ってオケェェエ!ボケェええええ!なんだけど、逆にこっちも


あっ、小銭足りない。とかなると、
「じゃあ、明日払って」とかってなる。

テキトーだけど、人と人が近いイメージがあった。

彼は、よく行くお店の小さいオバマ
いつも「Yes we can」って言ってるんだよね。
ダハブは海だから、新鮮な魚が食べれるんだよね。美味しいんだこれが。


泊まっていた宿”セブンヘブン”の屋上には、おばちゃんが日本食屋をやってるんだけど、料理が本当に本当に美味しくて、最高だった。刺身とか、親子丼とか。。

そのおばちゃんのコミュニティには、いろんな人たちが来るんだけど、

中には10年旅する予定で現在7年半まだ世界一周していないYさん(名前忘れました)の話はめっちゃ面白かったなー。


エジプトまで来て、行ってない国は
アフガニスタンと、イラクと、サウジアラビアだけ?みたいな。シリアも10m入ったって言ってた。

おばちゃんは、元電通ウーマンで、若いうちに相当稼いで、世界を旅している間にエジプト・ダハブに住みちゃったみたい。


なんせ、ダハブの物価はかなり安いし、
エジプトは税金を納めてないみたい。雨は降らないけど、紅海から政府が水を引いて、ろ過して配ってるんだって。

だからかどうかは知らないけど、ダハブのシャワーはなんかしょっぱい。

税金がないってどーなってんの?笑
電気代、水代も掛からないらしい...
オイルマネーとかでどうかなってるのかな?
家賃も4LDK庭付きとか借りても、1万円しないとか。

やばい。老後はダハブに住もうかな。
こんな話をすると、お父さんが食いつきそうで怖いわ。笑

たかしくんとは、毎日ダイビングの後、めっちゃ大盛りのチャーハンを食べてた。通称”シェフ”というオッサンに、「たくさんたくさん!」というとタダでめっちゃよそってくれる。

うざい奴もいるけど、いい奴もいる。
それはどこの国だって、どこの場所だって一緒だ。

あおぞら美容室!

世界中で髪を切りながら、旅を続けるケンタさん!ずっと僕の動向をブログやインスタで追ってくれてたみたいで、

先日、ようやくエジプト・ダハブでお会いすることが出来ました!

「旅」はどこまでも自由だから、比べるわけじゃないけど、ひとつの”テーマ”で旅してる旅人ってカッコいいなぁ

イデアひとつで、どこまでも楽しくなる「世界一周」”アナタならどんな旅がしたい??”

ケンタさんありがとうございました!
また世界のどこかでお会いできたら、カットよろしくお願いします!


最後、これは花ちゃんのダイビングマスターのお祝い。イスラム圏じゃ珍しいビールをガンガンにいれる。でも韓国人の花ちゃんは酔っぱらわない。

彼女、こう見えてすでに1年半以上旅しているバックパッカー。ヨーロッパ滞在6ヶ月全ての交通手段をヒッチハイク、カウチサーフィンで泊まる場所を探していたとか...花ちゃん最強か。笑


そんな花ちゃんと、たかしくんと一緒に、
ダハブから半日かけて、今度はルクソールという場所へ向かう。

ルクソールには、”王家の谷”があるのだ。

かつてファラオ(王様の位)達は墓泥棒たちからの盗掘を防ぐために、ナイルの地中の奥深い険しい谷に死後の安住の地を求めた。

これが王家の谷である。

しかしそれでも、何十とある王墓はことごとく盗掘にあった。そしてたったひとつ盗掘をまぬがれて近代まで残ったのが、有名なツタンカーメンの墓なのだ。


そんなルクソールへ、チーム「ありがハムニダ」でダハブから夜行バスで向かう。


ちなみに、上でこんなに説明した
”王家の谷”は撮影禁止。言っちゃえばお墓だもんね。人ん家のお墓に勝手に入ってパシャパシャ写真撮ってたら、嫌だよね。笑

ようやく”エジプト”っぽいとこ来た〜!!

これは、王家の谷じゃないよ。

壁画とかスゴイんだ。

なんかエジプト文明には惹かれるところがたくさんあって、

とゆーのも、僕らの世代って”遊戯王カード”バリバリやってた世代なのよ。

オシリスとか、オベリスク、ラー、
ホルス、アヌビス、ウィジャ盤
マリク、イシズ、リシド、などなど。

それに、ワンピースの”アラバスタ編”でしょ。

ジョジョの奇妙な冒険が好きな僕は、
エジプトなんてめっちゃ好きなわけ。
もう、あぁ!ここは!ジョースター一行が来たところだ!みたいなね!?

ちなみに、ダハブで
ジョースター御一行は、ハイプリエステスと戦いながら、スキューバダイビングするからね。


で、このルクソールでは、「バステト女神」と戦いながら、街を駆け巡る!
この遺跡なんて、これよ!もうジョジョラーにはたまらない場所がエジプトなのっ!

でも、相変わらずエジプシャンはウザくて、
ここルクソールは7年半旅さしたY氏曰く、
世界最悪の場所らしい。

「エジ”クソ”のル”クソ”ールだからクソが2つあるハッハッハ」とか言ってたな。

確かに、ルクソール然り、
毎日エジプシャンとは喧嘩してたな。

でも、ルクソール滞在は2日。
さらっと、目的地を回って、僕はカイロへ行くことに!

たかし君、花ちゃんは、さらに南に。
有名な”アベシンバル遺跡”がある、アスワンへ。

僕はあれだけ好きだと言っていたエジプトの遺跡に見飽きていて、アスワンまで行く気力がなかった。しかも10月だというのに、毎日40度を超える気温。

エジプト滞在時、一度も雨など降ったことがない。

”アスワン。”ジョースター御一行が、
ラスボスDIOの背後にいる”アスワンヅェヅェバエ”を頼りに、エジプトまでやってきた。

そのアスワンだっ!!

ここで、3週間以上一緒にいたたかし君としばし別れ。でも彼とはカイロで会う約束をし、バイバイをした。

一方、花ちゃんはアスワンからさらに南下し、スーダンに行こうとしていたので、ここでバイバイ

短い間だといえ、彼女の強烈なキャラクターは僕に大きな印象を与えた。
たくさんの「カムサハムニダ」を伝え、彼女たちと離れた。

その日の夜に、夜行バスでカイロへ。

ついに、カイロだ。
ようやくエジプトを感じられる。


「砂漠を越えてついにエジプト・カイロへ」

エジプトの国土の97パーセントは、砂漠地帯であり、降水量は世界で最も少ない地域のひとつである。

しかし砂漠の中にありながら、ナイル川の恵みにより 食べ物は満ち、川岸には美しく輝く比翼地帯が続く。

かつての古代エジプト文明に、
ペルシャ、ローマ、ギリシャイスラム、アラブという多様な文明が入り込んだ混沌の国。

ーエジプト・カイロー

ようやくここまでたどり着いたんだ。
ずっと来たかったエジプト・カイロ。
眺めてみたかったピラミッド。

その下に埋まっている”宝”を目指して。

「日本を離れ半年」

ペトラ遺跡

ついに来たペトラ遺跡山頂。
その日は太陽がジリジリと照りつけ、岩岩の間を縫うように歩き、足に絡みつく砂は、インドのゴミだらけの道よりも、東南アジアのぬかるみよりも歩きづらかった。

しかし、3時間ほど厳しい坂道を登り、ようやく”山頂”とされる場所に着いた。


その壮大な風景に息を飲んだ。

この光景は、今までの旅で1番壮大であった。
それは、インド・ジョードプルで観た景色よりもルアンパバーンのプーシーの丘から観たメコン川に落ちる夕日よりも私の心に突き刺さった。

いつもカメラを片手にしている私でも、その光景に溺れ、目に焼き付けることに夢中になった。カメラの存在など気にも留めなかった。

砂漠気候の風が頬に触れ、僕の前髪をなびかせた。

「何者も自然には敵わない」

僕らは、この自然に生かされている。
この惑星で、勝手に生きているわけではない。

その光景は、人間のちっぽけさを皮肉にも笑っているように感じた。


高山以外何もないこの景色。
再びだ。いつまでも見ていられる。


やはり伝えることが出来ない。
たとえ、最高の文章を添えて、
たとえ、最高の瞬間を切り取っても、
経験には敵わない。
経験し、自分の目で、耳で、体で感じなければ、それはただのスマートフォンの画面を見ているだけの”行為”なのだ。

こう考えると「全くの別物」という認識がひしひしと伝わる。


僕は”行動/経験主義者”だ。

「人生ってなんだったんだろう?」という問いを死の直前に悟ったとする。

そこにあるのは、紛れもなく”経験”だ。


「経験こそが人生だ。」


そして、経験をするには行動するしかない。
まずは一歩、踏み出してみることだ。
飛び込んでみることだ。


同じ人間なんて2人といない世の中で、
他人の意見を聞くだけで、「無理だ」と言って飛び込まずに逃げるのでは勿体なさすぎる。


まずは、飛び込む。我武者羅でも、我流でもいいからやってみる。
飛び込んでみて、やっぱり合わなくてもいいし、更に追求してもいい。


まずは、飛び込むこと。


飛び込まずして逃げるのとでは、
圧倒的な「経験値」に差が出てくる。
経験談が0と1の差はあまりにも大きすぎる。


遠くの方で、タカが鳴いている。
彼が見ている景色はどんなんだろうな。

僕ら人間は、どんな風に映って見えてるのかな。

ぼくは、鳥の自由さを羨ましく思った。
僕ら、人間を縛り付けているのは、人間自身。
つまり自分自身だ。

「自由さ」を掴む権利は誰にだってある。
この星に生まれたのだから。


しかし、人は「自分が本当にしたいこと」を追求するよりも、周囲の目を気にしてしまう生き物。追求できる人間は「覚悟」と共に生きている。

その覚悟が、ある種「自由」をもたらす。
ひたすらに、懸命に、”今”を追求すれば、自ずと結果は後から付いてくる。

僕はその「真理」をもこの人生を通して理解していた。

再びタカが遠くの方で鳴いた。
それは、僕が日本を離れ半年が過ぎた頃。