スペイン・バルセロナから、フランス・パリまで1,100kmヒッチハイクの旅〜若者の根底にあるもの〜

”スペイン・バルセロナ”から、
”フランス・パリ”へヒッチハイクで北上する。


若者らしい”謎の根拠”。
ただただ「やれそう」という勢いが当時の僕にはあった。


それも、この時「タイムリミット」があった。
3日以内に行かなければ、アウト!

「アウト!」と言っても、どうするのか分からなかったが(飛行機のチケットを買うのか?バスに乗るのか??)、とにかくアウト。

というのも、この時 既に”クラウドファンディング”を達成しており、ドイツ・ミューヘンに集合する日時の約束を姉としていたのだ。


ヒッチハイクという無一文でも出来る移動手段に相反する縛り、それが「タイムリミット」。

お金を掛けない代わりに、時間を掛けるというのが、移動手段のルールであり、だからLCC航空の移動は非常に安い。

ヨーロッパの「ヒッチハイク」文化には、もともと魅力があった。日本ではなかなか”ヒッチハイク”って物珍しいものに感じるが、ヨーロッパ、特に夏季は多くの若者が、ヒッチハイクを利用して ヨーロッパ中を駆け巡る。

「知らない人の車に、知らない人が乗る。」
まず日本人の感性から、それって大丈夫なの?って思うだろう。けど、ここヨーロッパではヒッチハイクで誰が1番はやく目的地に着けるか的なヒッチハイクレースが行われたりするほどメジャーな感じ、とゆうか「文化」として成立している。

ヒッチハイカーは、その先々で色んな人と出会い「人生のあり方」を感じることが出来る。


どうしても、「コミュニティ」というものは、
類は友を呼ぶわけか、似たような人間が自然と集まり、ひとつの集団を形成する。

大学の学部であれば、その学問に興味がある人、サークルも然り、家族にだって医療系の多い家系もあれば、公務員、起業家の家系、なかなか自分と全く違う人と出会うって実は簡単なことではない。

しかし「旅」は色んな人たちの人生に触れることが出来る。

もちろん旅人同士なら、「旅」が好きという共通認識はあっても、バックグラウンドや価値観が似通ってる人はなかなかいないし、その国々で出会う人たちは、僕たち日本人にとても強い影響を与えてくれる。

そんな旅がやっぱりしたくて、ヒッチハイクに挑戦した。

まぁもともと世界一周を終えた後、

ヒッチハイクでもしながら日本を旅しようかなと思ってたんだけど、

わざわざこの旅が終わったあとじゃなくても良いんじゃない?と思って結構したってのもあるかな。



3日間ほど、宿代の数倍を掛けて食事をしてきたけど、それはおじいちゃんになっても出来ること。

そう思い出したんです。

「一生忘れたくない旅がしたい」

「一生ぶんの思い出話をつくりたくて」この旅に出たってこと。



「今」の等身大の僕に出来るのは「ヒッチハイク旅」

この時、辿り着くかどうか分からなかったけど、とにかく「目的地・パリ」を目指すことに覚悟を決めた。





初めての本格的な海外ヒッチハイク

実は、小5?の頃、ニュージーランドで1人でヒッチハイクしたことがあって、スキーの練習のあと、罰で山をひとりで降ってかなきゃいけなかったんだけど(就寝時間を破ったから)

こんな何千キロものヒッチハイクは始めてで、期待の何倍も不安があったかな。



日本でもやったことのない僕は、果たして1台目の車を捕まえられるのかって感じだった。

第一の関門は、「街を抜けること」

終わってみて1番大変だったと思うことは、都市を抜けることにあると思う。

いきなり都会の道路に、ヒッチハイカーがいても車を止めてくれる人はなかなかいなくて、

その後も小さな街に何度か訪れるんだけど、僕がどうやってヒッチハイクをしたのか。



それは…「ガソリンスタンドに行く」または

「高速道路の入り口まで行く」ということ。

ガソリンスタンドまで行き、高速道路の入り口で降ろしてもらうというダブルコンボでも良いかもね。

実は、バルセロナの街中から高速道路の入り口までは、電車で行きました。

とゆーのも、街で立ち続けること3時間。朝早くに宿を出たのに、あっと言う間にお昼になっちゃって、全く動けず...



しかもスペインは中々 英語が話せる人がいなくて大変だった。

そんな中でも、やっぱり助けてくれる人はたくさんいて、例えば彼は「今日は日曜日だから本当はヒッチハイクに向いてない日だよ。ガソリンスタンドに連れてってあげるから、そこで待つといい。」なんてことを教えてくれた。





そして第二の関門、というよりポイントは「パネルの書き方」

当初、ヒッチハイクの経験のなかった僕はバルセロナからいきなり「to Paris」というパネルを持っていた。



これじゃあ、乗れる車も乗ることが出来ないよね。笑

当たり前といえば当たり前なんだけど、事前に地図を見て「目的地までのルート」を小さく細切れにして、おおよそのルートを考えて、第一の目的地、第二の目的地とパネルに書いていくこと。

そんなことを教えてくれたのは、バルセロナで出会った少年。最初はいきなり「to Paris」なんて書くから、笑われたけど、もっと小さく書かなきゃ!って教えてくれた。



「あ!そこまでは行くよ!」という人が乗せてくれるはずだからね。

乗ってしまえばこっちのもん!

僕は、その後も運転手さんに「あなたの目的地まで乗っていた方がパリは近いかな?」と、いう感じでころころルートをコロコロ変更していた。



ガソリンスタンドで待ち続けても一向に、車が来ないから、スタンドのお兄さんにもう電車で高速道路入り口に行くべき!と、地図を書いてもらった。彼も英語が全く話せなかったけど、

だんだん人と人との”本来あるべきコミュニケーション能力”を取り戻しつついた。



どうやら「アウトピスタ」というのが、高速道路入り口の意味らしい。

その後、高速道路入り口の近くの駅に行くことに。若者は英語が喋れるということで、カップルを見付け、複雑な路線をどこで降りたらいいか聞くことに。

その優しいカップルは電光掲示板を見て、「あれに乗ったらいいよ!」とチケット購入からホームまで教えてくれたが、最終的に彼が先に行かなくてはならないということで、

僕も目も気にせず、目の前でかなり熱いキスを交わした。

わぉ!情熱の国、スペイン!

たしかに、街中どこでも人目を気にせず、愛を深めるカップル。しかし、困ってる外国人をそっちのけで、キスするなんて!「めちゃ驚き」だが、羨ましい。笑



こういうのも、賛否両論なところがある。

「人前ではしたない」という言い方をするか、

「情熱的」という言い方をするか。

この旅を通して学んだことがある。



「世の中」って、賛否両論だし、表裏一体。



かの、パブリックピカソの絵だって、当初は「落書き」として扱われ、芸術を害する存在であった。



しかし、ひとり、ふたりと彼を評価するものが増え、民衆が動いたのだ。



当たり前のように、「評価」は十人十色。評価とは、感性であり、育ちや文化、宗教観の違いによって異なる。



つまり!

これからの人生、私を批判する人間が現れようが、私は「ヘェ〜こんな、評価もあるんだなぁ〜〜」と間の抜けた表情を心の中で浮かべることだろう。



そんなことを思いながら、目の前で繰り広げられるキス。私は「情熱的」だと思う派。しかし、外人だからだな。絵になるのは。気持ち悪くないのは。笑



さて、高速道路付近の駅に着き、

彼らに道を教えてもらって高速道路手前で初めてのヒッチハイク!...

待つこと20分くらいだろうか。2人の若者の車が僕の目の前で止まった。



最初は、ヒッチハイクで止まってくれたことだと気付かず、それに気付いた瞬間ものすごい喜びがこみ上げ、バンザイをしてしまったほどだ。

記念すべき、僕の初めてのヒッチハイク

彼らは、スプレーアーティスト。壁にスプレーでアートを描いている”芸術家”だ。

度々こうして、外国人を車に乗せることで英語を勉強しているそう。なんというバイタリティーだ。こういう”我武者羅”でもどうにかしてやる精神は、見習いたいものだ。

彼らは、お互いに自己紹介をしなかったけど、たくさんの話をした。外国人とのコミュニケーションであるあるなのは、「名前」なんて、お互い知らなくても仲良くなれるってこと。



「マイフレンド」とか「メーン」とかって呼び合う。つまり、”名前”っていう表面上のカテゴリーなんて、そんな大切なことではないんだろうな。


”ダリ”が生まれた場所を走り抜け、スペインとフランスの国境「ジョンケラ国境」まで乗せてくれた!
いきなりフランスまで来れたのはかなり大きい!この国境付近は、フランスの人たちが物価の安いスペインへ買い出しをよくしに来るそう。

そして、彼らが降ろしてくれた駐車場は、多くのトラック運転手がいて、きっとパリ行きのトラックもいるだろうということで、熱い握手を交わし、彼らは去って行った。

ヨーロッパは国境を越える際のイミグレーションがなく、車で簡単に国境を越えることが出来る。その際に、彼らから良いアドバイスを受けた。

ヨーロッパの車のナンバープレートの左端には、アルファベットが書かれている。それが彼らの住んでる場所なわけだ!


つまり、スペインなら「S」

イギリスなら「UK」

ドイツなら「G」

フランスなら「F」という風にだ!



つまり、僕が探すプレートは「F」!フランスの車!その大きな駐車場をパリの紙を持ってさまよった。

多くのドライバーがこんな形で囲み、お酒やらおつまみやらを食べている。

お酒を飲んでるということは、今日の運転はここでおしまい!ということ。

そんな中でも懸命にパリ方面を探し回った。



すると、、「明日の朝、パリまで行くぜ?それまで待つなら乗せてやるぜ?」という声が!



えぇーっ!簡単すぎた!!

パリまでヒッチハイク、簡単すぎた!!!

でも何故かな。それを許す自分がいなかった。

同じ「パリまでヒッチハイク」なのに、なぜかそのトラックに乗ることが出来なかった。

「ありがとう。感謝するけど、他をあたるよ!あなたが嫌なわけじゃないよ!けど、もっと冒険したいんだ。」そう告げると、変わった奴だなという顔で笑われた。



ここで、ハッキリできた。僕はお金がなくて、ヒッチハイクをしてるわけじゃない。「自分自身を乗り越えるため」にしてるんだってことに。

どうしてこうも苦労したがりなんだろう。

「楽」をしようと思えば、いくらだって出来るのに。きっとそれは、まだ”サナギ”のような状態だからだと思う。

僕の中で、僕は、まだマイナスの存在なんだ。

僕は”ゼロ”に向かって走っていきたい。青年は、逆風に向かって走る力を持っているし、逆風をも追い風に変える力を持っていると信じている。



「だから、もうちょっと冒険させてもらうよ。」



その後、僕は3kmほど歩いた。

重たいバックパックを背負って。あの山を越えれば、街があるよ。と言われ、山を越える覚悟は出来ていたが、この時 既に夕方。太陽は沈みかけていた。

ヒッチハイクをする上で、もう一つ自分に縛ったルール。それは「ホテルに泊まらない」ということ。これをしてしまうと、また経済的な面で、自分の美学と離れてしまう。



とにかくまっすぐ歩き、サービスエリアの駐車場で、ドライバーの顔を伺っていると、一台の車が止まった。



彼はジャンクロウおじいちゃん。
うちのおじいちゃんと同い年くらいなのに、ガンガン車を運転し、しかもスマホ片手にわき見運転!
おいおい!山道怖いからちゃんと走って!!笑

聞くと、バルセロナでバスの運転手をしているそう。通りでハッキリしているわけだが、彼が向かう先は「パリピーニャ」という街。

ここなら車も捕まって、パリに行けるだろう!と降ろしてくれたのは、がっつり高速道路の脇。
しかも、辺りは真っ暗になっていた。

...1時間 待った。

ジャンクローーーおじいちゃーーーん!
こんな所で車が止まるわけナーーーイ!!!

ビュンビュンと過ぎていく車、
そして真っ暗な中、凍えそうになりながら、
親指をグッと突き立てる。「車が止まる気配」というものを全く感じなかったので、高速道路から降り、とりあえずピカピカ光るお店に行くことに。


ここは、パン屋さんであった。
気付けば朝から何も食べてない。フランスパンを買い、かじりついた。ここのおばちゃんは、全く英語が喋れなくて、とりあえず「City」に行きたい。ということさえ通じなかった。


「駅」!
駅に着けば、つまりは街があると思い、
表情や手足を使って、
「シュッシュッシュッシュ ぽっぽーーーー!!!」と身振り手振りで伝えた。すると、分かったかの様子で、どうやらお店が閉まったあと車で連れてってくれるということに。

あぁ、ここに来てよかった。お店の明かりが消え、閉店時間まで外で待っていると、一台の車が止まった。

男「おい、お前の望みはなんだ...?」

おっ!?コイツはなんだ!?神様なのか!!?
ここで、現れたのがサム。

実は僕をホームレスだと勘違いして、フランスの病院に送ろうとしていたそう。

(フランスでは、ホームレスは病院にタダで泊まれる)

事情を説明していると、パン屋さんからおばちゃんが出て来て、どうやら僕を病院に連れて行く方向で話が一件落着。

とりあえず、サムの車に乗り病院の見学。

「わぁ、パンチ効いた旅してんなぁ、俺なぁ」とさすがに自分がホームレスに間違えられ、病院にいる事実を客観視した。



「とりあえず、飯でも食うか」とサム行きつけのケバブ屋さんに連れて行ってくれた。

サムは俺に、暖かいケバブをご馳走してくれた。


その時、嬉しさに涙がポロリ…。


この時、本当にパリに辿り着くかどうか、そして自分がどこにいるのかも分からなくなっていたので、サムの優しさに思わず涙が溢れてた。



そんな僕を見たサムは「今夜は病院じゃなくて、うちに泊まりにおいで」と優しく拙い英語で話してくれた。


この時の嬉しさは一生忘れないだろうな。

その日は、サムの家で眠った。英語もあまり喋れず、身振り手振りで「あなた」のことも「You」って言うし、「私」のことも「You」っていう。だから、

「あなたは、ここで、寝る。あなた(私)はここで、寝る。」っていう風になる。笑



翌日サムは高速道路の入り口まで送ってくれた。



「人は人を旅する」とはよく言ったもので、これまで数え切れないほどの出会いと別れを経験している僕にとって、今回の旅も、というか今回の旅ほど人に恵まれた経験はない。



1時間ほど、高速道路の入り口で立っていると青い軽自動車が止まってくれた。なんと運転していたのは女性!

見ず知らずのアジア人男性を女性が乗せてくれる…ヒッチハイカー側の僕も車が止まった時は驚いた。

彼女の名はクラウディア。

もともと彼女もバックパッカーとして、世界中を旅していたそうで、インドでの話はとても盛り上がった。

トゥールーズ」という街を目指せと、サムに言われたが、クラウディアの実家「ボホドゥ」に行くことに。

400kmほど乗せてもらって「人生」について語りあった。

彼女は、もともとフランスの首都パリで働いていたそう。けど、たくさんのお金を稼ぐ一方、それを使える時間が少ないと感じ、「時間」の方を選んだ。

お金は生活できて、少し貯金が出来るだけでいいわ。大切なのは、「時間」の方。

人は時に、「何のために働いているのか、何のためにお金を稼いでいるのか忘れてしまうのね。」ということを僕に話してくれた。



やはり、旅人の価値観は非常に人間的でリラックスしていて、個人のライフスタイルを愛しているように感じた。

いろんな人と出会い、新しい価値観に触れることで「自分」という人間がより見えてくるような気がする。


時間や場所が少しでもズレていたら、出会えない人たちが「奇跡」としか言いようのないくらい僕の周りにいて、感動の連続だった。

やっぱり、僕は旅先で恵まれているなと強く感じた。

最後にクラウディアは「旅のお守り」として、僕に貝殻をくれた。

この後、ボホドゥからは割と早い話で、トラックのドライバーが僕を拾ってくれた。

クラウディアと別れ、3時間ほど。ケータイの充電もなくなり、動画を撮る余裕もなくなった。精神的疲労がかなり大きかった。

最後、ドライバーさんとツーショットとか撮りたかったけど、もう何にも出来なかった。



そして、翌朝。

フランス時間7:40。

無事、パリに到着することが出来た!

この時見た凱旋門は言葉に出来ないほど美しかった。関わってくれた全ての人たちに心から、グラシアス&メルシーボークー!

今回の経験は一生忘れないだろうな。
たとえ、偉くなっても。
たとえ、お金持ちになっても。



僕は、人間は、「絶対に1人じゃ生きていけない。」

周囲にいてくれる人たちのお陰で生きていける。僕は1人じゃ何も出来ない。こうやって旅が出来ているのも、周囲にいてくれている皆さんのおかげなんだと思った旅路であった。今回関わってくれた人たちは数え切れないな。

写真が撮れなくても、道を丁寧に教えてくれる人たちはたくさんいたしね。

周囲にいてくれて、しかも親切にしてくれる人たち、家族、友達。日頃から本当に感謝してる。この場を借りてどうもありがとう!



そして、たぶん「夢」を追いかけるってバルセロナから、パリまでヒッチハイクで縦断するようなもの。

果たしてたどり着くのかも、どうやって行くのかも、いつ着くのかも、何もかも分からないし、ルートだって、何十何百通りってある。



「でも目指す。」

肝心なのはそこかなと思います。



“必ず目的地には辿り着く”

だって、そこにパリはあるのだから。それだけを信じて、ひたむきに「辿り着くこと」を信じる。祈る。努力する。

「ゴールに向かって進もうとする」これだけで、僕らは夢に一歩近づける、

たぶん、夢を追いかけるってそんな感じ。



ヒッチハイク

軽い気持ちでやってみたら、そこには映画のような出会いと、感動、そして「人生」や「夢」に向かっていく僕ら若者の根底にあるもの。

そんなものが見えてきた。

僕にとって、このヒッチハイク旅は人生において非常に意味のあるものだと感じるな。

僕は更に「夢」に向かって進み続けます。

「食」のスペイン!バルセロナ!! 〜旅人にしか分からない「旅」と「旅行」の圧倒的な差〜

「ヨーロッパ」

長きに渡り、続けて来た旅もついにヨーロッパへと入っていく。

これまで多くの植民地とされていた国。
その国々を束ねていた国、人類の歴史的にも最先端を引っ張っていた国、それがヨーロッパの諸国である。

僕の”ヨーロッパ”への突破口は「スペイン」
あのアントニ・ガウディが建築した”サクラダファミリア”がある「バルセロナ」だ。

特にスペインは、3ヶ月留学をしたフィリピンを植民地にした国...フィリピンの歴史を勉強したということもあって、”侵略された側”から”侵略した側”への見方ができるのだ!

アジアを抜け、中東を越え、アフリカを北上し、ついにヨーロッパ!


空港からすぐ...空気感が変わっていた!

上裸で歩く男も、ツボを頭の上に乗せて歩くおばちゃんも、その辺で拾って来た木の枝を振り回す裸足の少年もいない。もちろん、野良牛も。


「こ、ここは未来!!?」

ヨーロッパからモロッコへ来た2人は、
はぁやっと帰ってきたー!という感じで、スイスイ進む。その後ろから、スゲェースゲェー言う挙動不審の僕。

東京都民もへったくれもない。
完全に「未来少年コナン」だ。タンクトップに裸足、ボサボサの頭。

公共のバ、バスにWiFiだとぉ〜!?

ヨーロッパはカード文化!
電車のチケットから、飲み物のコーラまで、何から何まで、数百円単位がカードで買える。
お釣りの全くないエジプトとは大違いだ。笑

さすがにこの辺りは、日本よりも凄くて驚くであろう。

バルセロナの街並みも綺麗でバスから眺める風景は、もう遊園地に来ているかのよう。
ここは、トゥモローランド!!?

...!?正規のあ、あ、アップルストア!!!
やばい。このテンション。完全に原始人。
過去から来たタイムトラベラー。笑

この時代でさえ、東南アジアとこれだけの差があるんだ。そりゃ何百年前めっちゃ強えわ。コヤツら。


僕たちチーム女子旅は、ガウディの建築した
カサ・ミラの近くに1泊10ドルという破格で宿泊した。場所もショッピング街。

道行く人、道行く人、オシャレで綺麗で、
もう最初バーチャルの世界かと思っていた。だって誰もターバン巻いてないんだもん。

スタスタ歩くその光景に、寂しさも覚えたほど。目の前で人同士がぶつかっても、なんだかよそよそしい感じ。

エジプトやモロッコでは、なんか握手したりしてたな。人同士がぶつかったりしたら。

これが「人」と「人」との心の距離なのか。
都会ってやっぱり、便利というものを得るために、そういう人間らしさを犠牲にしている気がする...

スペインでの旅は「食旅」!
つまり、美味しいものを食べるということ!

さすが、「チーム女子旅」と言うべきか、
女の子はオシャレで美味しいお店をよく知っている。2人について行けば、ちょんまげ頭の僕も美味しいスペイン料理にありつけると言うわけだ。

彼女たちの「都会モード」に適応するスピードは光のごとく。尊敬をするほど早かった。

本場、スペインのバル!
もう言葉に出来ないほど美味いものだらけ!!

トランジットが嫌いなお父さんは、スペインに来たがらないけど、あの人が来たら大変なことになるね。もうめちゃくちゃ美味いし、のんちゃんは”地元の人たち”が来るバルをよく知ってるから、安い!

スペインはヨーロッパの中でも物価が安く、国境近くはフランス人がスペインに食料を調達しにくるそう。

ここのバルはね、愛想の悪いおっちゃんが、
ケースの中に入った具から、選んで、カリッカリのフランスパンのうえにトッピングする。
いわゆる”一口サイズのおつまみ”のバル!

もう、ワインと口の中でデュエット。踊り出すんだ。

サーモンにクリームチーズ、穴子のうえに乗ってるタレ。

もう止まらん。

エビにキャビア、クリームチーズと、パプリカ。

止まらん。止まらん。

サバと、オリーブ、アンチョビと、トマト。


うますぎるぞおおおおおおおおおお!!!


父さんがよく、嫌味っぽく
うまそ〜な写真を送ってくんのよ。
でもこればかりは、本場のスペインのバルには勝てないでしょ!しかもこれ、ひとつ3〜5ユーロくらい!!このくらいのトッピングなら俺だって、ナビスコあれば出来そうだわ!!

家の近くの創作居酒屋「隼」を思い出した。
俺が酒飲めるようになったから、父ちゃんと週
1ペースでサシ飲みすんだ。

小さい頃、親父らしいことはあまりされてこなかったけど、今でなっては、息子と父親の関係を完全に越えてるから、居心地は悪くない。帰ったら、隼の締めの親子丼が食べたい。

ここ、スペインの本場のバル。すごいのは、おそらく仕入れ。
この無愛想なおっちゃんは、相当な人脈があるだろうな。でもって、このお店は年に3ヶ月くらいは休暇でしまってるそう。僕が行った時も混んでたけど、連日連夜こうもごった返してたら、バカンスでお店閉めたくなっちゃうよね。

それにしても羨ましい生活してるな!笑

「人生、好きなことをするべし!!」という話に、必要なことって「お金」と「時間」だって友達が言ってたんだけど、それはあながち間違ってない。
特に「お金」の面に関しては、家柄だったり、もともと裕福な家庭だったりってのがあるあるで、「時間」は学生という面でカバーされがち。

今の私はまさにそうなのかもしれないね。

何度も言うようでしつこいかもしれないけど、この旅の資金のほとんどは自分で稼いだもんだからね。高校の先生からも、裕福な家柄をすごい言われて、嫌だったから。なんとか稼ぎたいなって思ってた。

それはある日。大学2年の頃、
漠然と「学生のうちに100万くらい貯まったらカッコイイな!」って所から始まった。

色んなことしたよ。

引越しの日雇いとか、ビルの清掃、スキーのコーチから、老人ホームの送迎。

スタバに勝つコーヒーショップを作りたくて、カフェでバイトしてみたり、自分を見失ったけど、銀座のアパレルショップでバイトしてみたり。

「治験」とか、「マルチ」とか、危ないこととか、自分の正義に反するお金の稼ぎ方は神に誓ってしたことがない。

もちろん体売ったりね。笑

最後の半年で60万。フリーマーケットしたり、売れそうなものを安く買って、転売したりね!

それくらいの気合があればお金は貯まるし、
「時間」は主体的に作るもの。世界一周ってお金持ちしか出来ない?...まったくそんなもんじゃない!

120万あれば、楽々出来ちゃう世界一周。日本人なら学生のバイトでだって何とかなる!

で、この「お金」と「時間」がしっかりある生活。でもって、「したいことが出来る人生」。

この人生を、ライフスタイルを30台までに完成させたいな。

お金は困らない程度でいい。
大切なのは、間違いなく「時間」だね。
失った時間は取り戻せないからね。

古代、原始時代。人々は、冬に備えて”蓄え”たそうだ。
必死に蓄え、冬が来るとアナグラの中で、のんびり過ごした。


今は、”蓄え期”!!頑張るぞー!!!


でもって、「食」のスペイン。
海の見えるレストランを予約して、昼間っからボトルワインを開けて、パエリアを頬張る。

はぁ、幸せ。

右手で、べっちょベチョのカレーを食べていたこととか、カンボジアで食べたカエルとか、蛇とか、タランチュラとか。素足で踏んだうんことか、もう全部忘れて、パエリアに包まれた。

もちろん、「観光」もしましたよ。
あ、観光って言っちゃった。ショッピングとか、分かり切ってる美味しい食べ物とか、

もう完全に「旅」ではなくなってる気がして、どこか切なかった。

ガウディが造った「グエル公園

そして言わずと知れた「サクラダファミリア」。

「21世紀最高にして最大」

自然の偉大さを知っているからこそ、人工物に対して、そこまで魅力を感じなかった。

しかし、この”サクラダファミリア”には圧巻。人類の歴史上、あまりにも”別物”すぎる。いつまでも観てられる”人工物”。こんな感覚初めて。

今まで、数々の教会を訪れていたからこそ、このまるで”別次元”の空間をより理解できる。表現者として、ガウディの偉大さは計り知れない。

今まで訪れた中でダントツ1位の人工物。
”サクラダファミリア”。完成は2026年。
作者であるアントニ・ガウディの没年100年後。

すごいよなぁ、ガウディ。

「はいっ!この白紙に何描いてもいいよ!」
って言われて、サクラダファミリアは創れないわ。

しかも設計してる本人も、
「あっ、これ俺が死んでから100年経たないと完成しないわww」って途中で気付いてるだろうに、設計をやめない。

さらに、その凄すぎる作品の中に「ガウディ・コード」と呼ばれる秘密の暗号/想いを作品に込める器用ぶり。

完成まであと10年。ガウディ没年100年の2026年。完成するとき、ここバルセロナはどうなっちゃうんだろうな...楽しみ。


でもって、いつか、

「おじいちゃんが世界を旅した頃は、まだサクラダファミリアは完成してなかったんじゃ。」

って言いながら、暖炉の前で孫たちに、世界の話をしてあげたい

その後ベルダースオリジナルあげたい。

でもやっぱり、「食旅」なんだよね。スペイン!2人は、1度バルセロナに来てるから、グエル公園とかはひとりでバスに揺られて向かい、

観光のあとで再集合してのんちゃんよろしく、美味しいバルに通う日々。

のんちゃんが連れてってくれる場所はどこも美味しくて、もうやっぱり「女子」ってすごい。

こーゆーとこ覚えておいて、さらっと連れて行ける男になるぞー!
ジェントルマンになる必要はなくて、私の美学は完全にジャックスパロウ。

やるときはやるし、テキトーのようで、どこか戦略的で、色んなことに長けてないようで、長けてる海賊。

このバルの後もう一軒ハシゴして、のんちゃんはバルセロナの夜に消えていった。
その後、朝まで飲んでいたみたいで、あんなに一緒にいたのに「さよなら」も言わずに、俺がシャワーを浴びている間に空港へ向かった。

そう、彼女は日本に一時帰国。
世界一周の予定が、ヨーロッパで金が底を尽きたんだと。でもって、日本でひと月働いて、年末にはアメリカに戻って南米降りて、一応 全大陸制覇するみたい!

そーいえば、世界一周のつもりが東南アジアで風俗に行き過ぎて、インドで底が尽きた大学生にあったなぁ。世の中には色んな人がいるわい。

「さよなら」を言わずに帰ったのんちゃんは、二日酔い+女の子の日で、飛行機最悪だったみたい。笑 罰にしてはキツすぎる罰だね。とりあえず、マタアイマショウ。

そしてそして、ちーちゃんの方は、イタリアからトルコ、ヨルダンイスラエル、エジプトという既に小さく世界一周してるやん。とゆー、ルートで回るそう。

まぁトルコからのルートは私が考えたんだけどな!はっはっは!
だから、僕が通った足跡を通るから、出会った人たちによろしく伝えておいて!って感じで、ちーちゃんの物語も興味津々だなぁ!ちーちゃんもまた会おうね!!

「チーム女子旅」なんだかんだ、楽しかったなぁ!未だにラインをしてるってゆー、仲良しチームだからね!まぁ女子と旅するのは、バカみたいにお金かかるから、あまり出来ないけど、美味しいもの食べれるのはラッキーだよね!


あ、そうそう、
バルセロナ最終日は、TABIPPOの編集をしている阿部さんとミカエルに会ったよ!

ネット上では、記事のやりとりで連絡取ったりしてるけど、ちゃんと話したのは初めて!
これまたのんちゃんに教えてもらった、クラフトビールの工場に飲みにいった。

ヒンドゥー教徒のインド、ムスリムの国々ではお酒なんて本当に飲む機会が少なかったのに、スペインでは浴びるほど飲んだ。

でもね、気付いたんだ。
「やっぱりワクワクどきどきの旅がしたいっ!」

美味しいもの食べて。
オシャレして。綺麗な観光地見て。

もちろんそれも”素敵な旅”だと思う。

でもね。その旅、というより「旅行」をして、果たして”一生忘れないヨーロッパ”になるのだろうか?

ヨーロッパって、お金があればおじいちゃんになっても来れる場所だと思う。

じゃあ、今の自分にしか出来ない”ヨーロッパの旅”は...?

ズバリ!「ヒッチハイクで1100km!」

スペインからパリを目指すことっ!

3日間、宿代の8倍くらい掛けて食事をしてきたけど、やめやめ!それはおじいちゃんになっても出来る!今の俺っ!等身大の俺が出来るのは”ヒッチハイクの旅”。

旅人に戻ります。

そうこなくっちゃ。

出来るかどうか分からないけど、ヒッチハイクでスペイン・バルセロナからフランス・パリを目指します。1100km!

とゆーことで、この決断が後に
かの「睡眠強盗」よりバズられるヒッチハイクの旅につながるのであった...!

To be continued...

「世界の果てまで来て分かったこと」

ついに来た。サハラ砂漠

僕がいるこのモロッコという国は、僕の持っている世界地図(日本が中心になっている)で最西端に位置する。

気がつけば、僕は当時 夢見ていた”世界の果て”までやってきていた。

これまでの旅路で訪れた場所、出会った人々、
降りかかったハプニング、奇跡。
その日が遠い昔にも、つい最近にも思える奇妙な感覚だ。

ラクダに揺られて向かうは、永遠と続く砂山。
”砂山”と言えば一見 大したことのないように聞こえるが、そこにあるのは、紛れもない”砂漠”。

サハラ砂漠

まるで絵画に描いたような光景に、ある種目を疑っていた。

実物なのに、実物のように見えないのだ。
砂で出来た大小様々な山々。照りつける太陽に反射するかのようにオレンジ色に輝く。

一面 砂漠。
目に映るものは、砂しかないのだ。

再びだ。この言葉に出来ない気持ち。
「ヤバイ」の一言で片付けられるのであれば、どれだけ楽なことか。

「砂漠」という自然の偉大さに息を飲んだ。
それは、ヨルダンペトラ遺跡の「山脈」や、
メコン川に沈む「夕日」のような感覚だ。

この旅で、僕は自然からどれだけのことを学んでいるだろう。

...そこにいるのは我々6人とラクダが6頭。
ターバンを巻いたベルベル人のガイド1名だけだ。

たまにラクダの糞にフンコロガシが寄ってくるのが目に見えた。

ラクダは砂漠の上は非常に安定した乗り心地だ。しかし時折、砂漠の、その自由な形にラクダとて簡単に歩けないように思えた。

そうそう、ここ”サハラ砂漠”は、
僕がこの旅に出たときに持っていた2冊の小説。「星の王子さま」と「アルキメスト」の舞台なのだ。

「アルキメスト」...
スペインの少年サンチャゴが、モロッコからサハラ砂漠を渡りピラミッドの下に隠されている”あるかどうか分からない宝”を探しに「自身の運命」や「宿命」に立ち向かいながら、エジプトまで旅をするというもの。

星の王子さま」...
サハラ砂漠に不時着したパイロットが、星の王子さまと出会い。人生で一番大切なものを思い出す話。


僕は大好きな2つの小説を思い出しながら、ラクダに揺れていた。


...1時間半ほどだろうか。
宿を出発し、ラクダに乗り、照りつける太陽の中、延々とキャンプ地へ向かう。

僕を含め6人の旅人の口数もだいぶ減った。
そんな中、僕は砂漠の偉大さに感動し、
心の中で「僕の好きな”自然”ランキング」というのを考えていた。

1位は、圧倒的に「夕日」だ。

世界のどこで見ても綺麗な夕日。
しかしその美しさにも個人的な評価が加算される。美しければ美しいほど、日々の疲れが癒される。

”夕日を眺める心の余裕が出来た”これだけでも、この旅に出た甲斐があるような気がする。

2位に、「夜空の星々」

そして、3位に今回初めて出会った「砂漠」がランクインした。

そんなことを考えながら、物思いにふけていると、キャンプ地がポツンと見えた。

そして、我に返った。
「大好きな自然ランキング」なんてことを考えている自分は、”紛れもなく”生きていた。

そして僕は本当に自然が、生きることが、
好きな人間だと感じた。

東京にいた頃は、こんなランキングなんぞ
考えもしなかった。僕はこの地球で、息を吸って、風を感じて、生きているのだ。
その言葉だけで、その全てを感じれることが出来るようになっていた。


...目的地に到着し、しばらくすると夕日が沈み始めた。どんなに遠くまで眺めても、砂漠以外の物は目に入らなかった。地平線を”ただただ”眺める数分は、非常に心地の良いもので、心の中にある”容量”のようなものが(人はこれを器と呼ぶ)の空きスペースが、少しだけ。また少しだけ、広がった気がした。

このとき何故だか、ホロリと涙が垂れた。
それはきっと、あまりにも美しすぎてだろう。
僕には、この”光景を見せたい人”がいる。
そう、世界の果てで思えることを幸せに感じた。

気付くと、1番星が宇宙の隅っこで輝き始めた。
そして日は完全に沈み、あたり一面 暗闇に包まれた。


...日が落ち、一気に涼しくなり、みんなテントに戻った。

そして、テントの中で モロッコ料理”タジン鍋”を食べた。鍋の蓋を開けると、もくもくっと立ち上がる湯気、そしてとてもいい匂いがした。アツアツの鍋に、ジャガイモや鶏肉がゴロゴロ入って、一緒に出てきたパンと一緒にお腹いっぱい食べた。

薄暗いテントで、卓を囲んで食べたタジン鍋
なんだか小学生の頃のキャンプを思い出すな。

いっとき忘れかけていた”無邪気な笑顔”。
それは、いつまでも「子供」ということだけでなく、”未完成”という意味の”無邪気さ”。

旅に出た僕は、自然とこの”無邪気さ”を取り戻しているような気がする。

僕はより一層幸せな気分に満ち溢れた。”懐かしい”と思える気持ち。”無邪気”な。これから、何が起こるんだろうって、わくわく、どきどきする感じ。僕はこの感情が大好きだ。


タジンを食べ終えテントから出ると、
夜空には満遍なく”星”が散らばっていた。

今度は、どこまで観たって星しかない。
まるで自分が宇宙にいるみたいに。

こんな「夜空」観たことない。
僕が知ってる夜空じゃない。なんと言っていいか、言葉に出来ないもどかしさが再び僕を襲う。とにかく、僕ら人間には絶対に”表現”出来ない空がそこにはある。

僕らは夜空に見惚れながらも、火を囲んだ。

太鼓の音色と共に歌われるモロッコの民謡。

時より竹が炎の中で割れパチパチと鳴る。

その音が太鼓の音色と、砂漠の静けさに混じり合い、独特な雰囲気に酔ってしまう。

夜空を見上げると、数え切れないほどの星々。


数分に1度流れる流れ星に、僕は、僕らは、それぞれの願いを夢見た。

あまりにも美しい夜だった。

...星の王子さまは教えてくれた。
「本当に大切なものは、目には見えないんだよ」と。

...サンチャゴ(アルキメスト)は教えてくれた。
「少年は風の自由さを羨ましく思った。そして自分も同じ自由を手に入れることができるはずだと思った。自分をしばっているのは自分だけだった。」と。


長きに渡りついていた火が消え、
ベルベル人の歌う民謡も終え、砂漠が暗闇に包まれた。見上げれば、何千、何万という巨大パノラマ。

その静けさに”孤独”さえも覚えた。
まるで、世界が僕1人だけになったかのように静かだった。

静けさ故に、「自分という人間」をいろんな方向から見つめ直せた。

「星が綺麗な夜だった」だけではあまりにも、言葉足らずな夜だった。


...朝になり テントで目をさますと、その寒さに、その静けさに、驚いた。
そしてまだまだ薄暗いが、間もなくといったところだろうか。日が上がりそうだ。

裸足で歩けた砂漠の砂は冷たく、とても砂漠で歩ける様子ではない。

再び砂の上に立つと、周囲の景色が変わっていることにも驚いた。
昨日登った砂山の形が大きく変わっているではないか。

この”未完成の美”というものを、砂漠は持っている。見渡して、1番高い砂山に登り、朝日を待った。

まるでスキー場に来てしまったかのような寒さの中、黙々と朝日を待った。

「日が出る」前が1番寒く。1番暗い。
しかし、必ず朝日は上がるのだ。何度沈んでも、必ず上がり、輝く朝日は、まるで人生の手本のように感じた。


そうこうしているうちに、
この日最初の朝日がサハラ砂漠に上がった。

とても暖かく、「生きている」ことを感じた。
まるで大切な誰かに抱きしめられているかのように、生き返った。


僕は、分かった。ようやく。
ようやく少しだけ、”自分”という人間が分かってきた。何が好きなのか。だったり、どんなタイプなのかってこと。

今まで分かった気になっていただけであった。
ようやく”自分の足元”が見えてきた。

日本が真ん中になったとき、最西端に位置する国。モロッコ。旅に出て約7ヶ月。

世界の果てまで来て、分かったことは、
「自分の足元」だった。


僕は知っている。
夜空を見上げる幸せを。
砂漠の静けさを。
そして、太陽の暖かさを。

サハラ砂漠でキャンプ!”ブルーシティ”シャウエン!〜おとぎ話の国モロッコ!物語はついにヨーロッパへ!〜


なんにもないところにいると、なんでもないことで、こんなにも人間は感動できるものなんだなぁ。

もしかすると、人は便利になればなるほど、快適になればなるほど、感動の数を減らしているのかもしれない。

...2.3日滞在したマラケシュを抜け、
僕らは”サハラ砂漠”のあるメルズーガへ。

メルズーガまでは、夜行バスがなくて
早朝に宿を出て着くのは夕方。本当に12時間くらい1日中バスに揺られて、メルズーガへ向かう。

12時間というと、ノルウェーから中国へ行くそれと大して変わらない。
そんな時間を男1人。女の子2人のチーム「女子旅」は進む。

マラケシュ”という街を抜けて眺める景色は、
あたり一面こんな感じ。イメージ通りのモロッコだ。
スターウォーズのアナキンが住んでいたタトゥーインを思い出す。

「やっぱり砂漠って男のロマン」そんなことを共感できる相手は今はいない。笑

なんせ、チーム「女子旅」なのだ。


女性を批判するわけではないが、やっぱり「男」って良いやつが多い。そして、
良いやつが故にどーしようもない奴が多い。笑

男子の特徴は、”思い出を美化しやすい。”ということ。僕もそうなんだけど、やっぱり元カノとの思い出とかをすごくすごく磨き上げるわけ。


まず、男女間の違いで元カノ・元カレと別れて、新しいパートナーが出来た時に、

「男は別フォルダ。女は上書き保存。」

という言葉がある。男は元カノを別フォルダに保存して、女は新しい彼氏が出来たから過去を抹消して新しいパートナーに一途。という意味だ。


特に、「だから男子は元カノと浮気をする」という批判の意味も込められているのだが、


もちろんそれは否定できない。(僕は一筋系)
しかし!それをそれだけピックアップしないでほしい。

男子にとって、元カノだろうが、
大切な思い出は”大切”。であり、特別なんだ。


”ハートフル”なんだ。

いつまでだって、忘れられない人がいる。
これはマジらしい。
でもって、男は良いやつが多い。男子が集まって、元カノの悪口大会を開くだろうか?


否。開かない。
しかし、女性は元カレの悪口大会を開く!(人が多い)

男性にとって、特別な存在はいつまでも特別な存在。どんなに喧嘩した過去があっても、「あぁ、いい過去だったな」って、思い出を美化しやすいっ!

そして、男はダサい!!!
しかし女性によって男は成長していく。


例えば、彼女が出来ることによって、
オシャレなレストランを探したり、
今のファッションのトレンドを気にしたり、
お金や、”男性として”ということを考え始め、成長するのだ。


同じ歳の社会人でも、奥さんがいたり、子供がいたりする人と、そうでない人。
どっちが良いとか悪いとかはなく、家庭を持っている人が人間として大人。

そりゃそうだよ。自分だけのために働いてるわけじゃないんだもん。

「人のために自分を犠牲に出切る。
頑張れる。」これってすげー大人だし、かっこいいし、男性として成長出来ることだと思う。

だからこそ、彼女がいない歴=年齢の人は、
なんとなくダサがちである。というのは、偏見なのだろうか...

そして、オシャレすぎる男性は、オネエになる!これこそ、もともと男性はダサい。という証拠ではないか。



女性の皆様。感謝してます。
いつもありがとうございます。

まぁとにかくあれだ。

「男」と「女性」って全然違う生き物。
本当にそう。本当に。

理想のタイプは、
「価値観が合う人がいい」とか言うじゃない?

んな人いないから。笑

まず、男女間での大きな違いに、
育った環境とか、今まで積み上げて構成された部分が一緒だなんて、いるはずない。笑


まず、「価値観が合う人はいない」というのを認識して恋愛すれば、ちょっとはハードル下がるんじゃないかな。






...知らんけど。笑


さて、辺りがすっかり暗くなった頃。
モロッコ。”メルズーガ”に到着だ。
泊まった宿は、オマールさんの宿!
超がつくほどモロッコだね。

1泊して、さっそく。

サハラキャンプへ行きました。
これはね。絶対行くべき。やばい。
さすがにこれは、別記事で書きますわ。

僕が世界一周に持ってきた2冊の本。
「アルキメスト」と「星の王子さま」の舞台。

星の王子さまは、ここサハラ砂漠に降りてきて、
夢を旅した少年サンチャゴは、モロッコからエジプトまでサハラ砂漠を超えて宝を探した。


でもって、たかのてるこさんの「サハラ砂漠の王子様」のバチバチに舞台。


「ラクダに揺られて向かうはサハラキャンプ」

モロッコ・メルズーガの町からラクダに乗って1時間半。

サハラ砂漠のど真ん中で、1泊2日からキャンプが出来る。

僕が世界一周に持ち出した「星の王子さま」「アルケミスト」この二大小説の舞台になってるサハラ砂漠を、悠々と歩くのは、本当に夢のようだった。

見渡す限りの砂漠には僕ら5人と、ラクダが5頭、ガイドのベルベル人が1人だけ。

延々に続く、そのサハラの旅路は、スペインからエジプトまで”夢を旅をした”少年サンチャゴを強く思い出させる。一度「何か」を手放さなければ、それ以上の「何か」を得ることは出来ない。


「みんなで火を囲み、見た夜空」

目的地に到着し、みんなで火を囲み食べたモロッコ料理”タジン鍋”。

太鼓の音色と共に歌われるモロッコの民謡。

時より竹が炎の中で割れ、パチパチと鳴る。その音が、太鼓の音色と砂漠の静けさによく混じり、場の雰囲気に酔ってしまう。

夜空を見上げると、数え切れないほどの星々。
数分に一度、流れる流れ星に僕は、僕らは、それぞれの願いを夢見た。

星の王子さまは教えてくれた。「本当に大切なものは、目には見えないんだよ」と。


なんにもないところにいると、なんでもないことで、こんなにも人間は感動できるものなんだなぁ。

もしかすると、人は便利になればなるほど、快適になればなるほど、感動の数を減らしているのかもしれない。

これは、たかのてるこさんの「サハラ砂漠の王子様」から頂いた言葉。本当にその通りだ。


”選び疲れるよりも、歩き疲れて眠りたい。”
これは、尊敬する旅人であり、超えるべき目標。高橋 歩さんの言葉。

世界の果てまで旅して、ようやく自分が分かってきたかも。

ってことで、サハラ砂漠含め3日間。
メルズーガに滞在して、本当に楽しかったな。

ちーちゃんとのんちゃんと、星空のサハラ砂漠で寝転がって、爆音スピーカーでaviciiの wake me up とか聴いて踊って。

寝っ転がって。

一生忘れない思い出だわ。
星を数えながら、砂の上で「あっ!流れたっ!」ってもうおとぎ話の世界。

サハラキャンプだけでもまた行きたい。
本当にオススメ。最の高。

サハラ砂漠から、次は”ブルーシティ”と呼ばれるシャウエンへ。

ついに、シャウエンまでも来たのね。
インドにも”ブルーシティ”と呼ばれるジョードプルと呼ばれる場所があってさ。

西の”シャウエン”。東の”ジョードプル”。

って聞いたときは、モロッコなんて、
まだ先の先の話だと思ってたら、あっという間だった。本当に。こうして、あっという間に世界一周しちゃうなんて考えると、どこか切ない気持ちにもなる。

まず、メルズーガから夜行バスでフェズへ。
フェズから、朝イチのバスでシャウエンへ向かおうとしたんだけど、、

なんと!バスがいっぱいで乗れず...

他にも2人バスでシャウエンへ行けなかった人たちと長距離タクシーをシェアして、シャウエンへ向かうことに。

シャウエンは本当に青かった。
ここから無加工です。


壁も。


椅子も。


車も。


空も。

マジで青かった。ぜんぶぜんぶ。


インドのジョードプルとは比べもんにならんっ!笑

すっごい綺麗!人も優しい。

世界の”ブルーシティ”は残すところ、

ギリシャサントリーニかな⁇
いつか行ってみたい。これだけ旅して、まだ行きたいところがたくさんあるんだ。

人生は果てなき冒険旅行。なわけだ。

シャウエンは1泊して、翌日タンジェへ。

ここは「アルキメスト」の少年サンチャゴが、
スペインで羊を売って、大金を得たのに、モロッコについていきなり全財産を失うところ。

そのお陰で、ガラス屋で働くことになって、以前よりお金を得ることになるし、アラビア語も喋れるようになるんだよね。


「人は何かを失わなければ、それと同じ以上のものを得ることが出来ない。」


この言葉は、なんとなく分かる気がする。
俺も色んなものを失って、この旅に出たよ。でもそのお陰で、それ以上のたくさんのものを既に得ている。

人生って、面白い。
いつか失ったものもひっくるめて全て回収して、わはは!って、笑うんだ。おれ。

やってみないと分からないことって、
本当にたくさんあるよ。でも人は、自分の運命を追求することよりも、人にどう見られてるかとかを気にしちゃう生き物なんだよね。



モロッコのタンジェから、ジブラルタル海峡を超えると、そこはヨーロッパ!
港からは、ヨーロッパの光が見える!!

当初は、タンジェから船でスペインに入る予定だったんだけど、
スペインの港から、バルセロナまでの移動で結局 飛行機と同じ値段になっちゃうことが発覚。

このとき、「クラウドファウンディング」の話が進んでたし...(今度書きます)
時間がないということで、しょうがなくチーム女子旅に合わせてチケットを購入!

モロッコ最終日は、
フェズからシャウエンまで一緒に来た外国人。
ニコと合流して、しかもこの日は彼女のバースデー!1人でいるのも可哀想なので3人でお祝いしてあげました!

翌日、僕らチーム女子旅はタンジェ空港から
スペイン・バルセロナへ!


約ひと月。ありがとう。アフリカ。
次は、南下する。サファリ、絶対行きたい。
野生のシマウマ、キリン、カバ、ライオン。
絶対見たい。マサイ族と飛びたい。


エジプトは、ダハブ。
紅海でダイビングする美しさ。
大切な人に教えてあげたい。


そして、モロッコ。
やっと自分がどんな人間か分かってきたよ。
次サハラに立つとき、僕はどんな顔をしてるんだろう。持ってるiPhoneは8かな?そんなに遠くない未来だって信じてる。


物語はついに、ヨーロッパへ!!
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モロッコ前々前半戦!チーム「女子旅」〜まぁ、なんでもいいんじゃないかな。幸せなら。キヨ〜

”おとぎ話のような国モロッコ”

リミックスさせていただきます!笑
まぁその魅力はTABIPPO.netにも書いたので、ぜひそっちも読んで、「へぇ〜!こんな国なのね!」と理解してください!!笑

と、その前に今回のチームを紹介...
その名もチーム「女子旅」

男1人、女性2人で構成されたチーム「女子旅」


え?

また 女と遊んでるなって?

そんなことはありませんよ。

イスラム圏では、ムスリムでない女性が旅するのって大変なんです!

サハラ砂漠の王子様」では、たかのてるこ本人1日3回襲われてますw

きっと、そんなことないよ!と大きな声を出したい旅人もいるのでしょう。分かってます。

でも、これを言える人ってのは、
「無事に何もなかった人」であって、

何かあった人は、そのことを中々世間には言えないのでしょう。特に、女性の「何かあった」は中々世間には聞こえません。


大丈夫だと思うけど...何かあってからじゃ困る。

ということで、まず 僕とのんちゃんがモロッコを一緒に旅しようということに。(右、のんちゃんです)

彼女とは、あの7月に参加したフルムーンパーティで奇跡的に”出会えなくて”(笑)

同じ日、同じ場所にいたのに出会えなかったの!まぁ1万人規模のパーティだからね!日本人なんて10人くらいしかいないし!

でも、あのフルムーンパーティで出会った”チンピラっぽい”雄大にインドで紹介してもらって、だいぶ前から知り合いだった北海道出身”トランカー”のんちゃん。

そうなんです。彼女、バックパッカーではなく、”トランカー”。

トランクがらがら引きながら、世界一周している僕のひとつ下の大学生です。

世界一周?ではないか(笑)
ずーっとルート同じで、日本から西回りに世界をグルリと回る予定が、気付けば資金も底をつき...モロッコ→スペインのあと、一度日本に帰るみたい。

で、日本でひと月働いて、アメリカ!
カルフォルニアの方まで行ってから、南米行くのかな?笑
かなり自由な女性だったから、分からないけど、ルートとしては、「世界抱きしめ型」!笑
世界一周じゃなくて、

アジア→ヨーロッパ→アフリカ→アジア→北米!笑

まず、彼女とカサブランカで待ち合わせして、翌日”ちーちゃん”と呼ばれる友達を待つことに...


よく考えれば、モロッコに入るまではフェニミストだったのかも。この”女子旅”が終わって、逆に男っぽくなったのかもなぁー!笑

当初、のんちゃんに
「女の子2人だけど大丈夫?」的なこと言われて、

「うんー!フェニミストだから大丈夫!」って話してた。終わってみると、だいぶここで鍛えられて男になったわ(変な意味じゃないよ

そして、ちーちゃんと合流!奥の人。

彼女はバックパッカーで、金沢出身!日本では歯科衛生士をしていたそう!彼女の旅も面白くて、

まず、日本からヨーロッパへ飛んで、そこからアフリカ、アジア、日本、北米、南米、日本...

つまり、世界一周ではなく、「世界三日月型」!!ルートが三日月!なわけ!

猫が大好きで、よく猫の写真撮ってたなぁ〜!
ちなみに、僕とちーちゃんは初対面で、のんちゃんがフランスにいた頃 出会っただとか...

ヨーロッパから入ったちーちゃん。

最初は、何もかも 今までアジアから旅してきた僕と感覚が違った。まず、”物価”の感覚の違い。
僕の感覚からすると、一食500円いけば高い。
しかし、ヨーロッパから来た2人に関してはそれは安いのだ。

おぉ!すごい現代人!なんか、まだ旅人というか、ダシが出てない感じがした(あれ...一応ぼく東京出身ですけど笑)

宿の予約もbooking.comとかでして、ちゃんと予約してるみたいだし!
でも、ぼくと出会って少しずつ、現地での値段交渉とかって感覚が分かってきたみたい!(えへん

まぁそんなもんだよね。
僕も、日本を飛び出した頃は、右も左もわからなくて、タイあたりまで予約してたっけ。

でも、”旅するハタチ”ナナちゃんに出会って、色々教えてもらって、突撃値段交渉とかするようになったもんね。


世界には色んな旅人がいるなぁ。


よく「女の子だから旅できません」ってメッセージを頂くんだけど、そんなことなくて、

本当に気をつけていれば、出来ちゃうのよ。
もし、不安があればそこだけ一緒に旅してくれる男の子とかと待ち合わせしてさ!(フェミニストの笑)

言っちゃうと、こうやって出会った人のことちゃんと紹介すると、私も”一歩踏み出せるかも?”って思えるよね。


これだけ「世界を旅している人たち」を知ると、あなたも旅できると思いません?


次に踏み出すのは、あなたですよっ!

「あなたのワクワクを刺激中!!」


チーム「女子旅」はじまりはじまり!
この旅で、僕は「男女間」ということを学ぶことになる。笑

まず、僕らは 何もないカサブランカから、マラケシュへ!!電車に乗って、4時間ほどかな?

車内であまり英語が得意でないおっちゃんと仲良くなって、パンをご馳走してくれた!

モロッコもラオス同様、フランスの植民地だった過去があったからか、フランスパンが非常に美味しい。

じゃなくて、女性がいるだけでこんなに優しいの!!?
おいおいっ!インド辺りから、なかなか人間不信な私。この優しさはまるで、東南アジアで味わったアレと一緒じゃないか。

フィリピンの語学学校のみんな、シンガポールで初めてのホームステイ先Mr.Kuniとジェニファー、マレーシアのAJとゲイのパット、タイのソフィアとみんな、カンボジアのけんちゃん、FFFのみんな、ラオスのモン族のサイ。


はぁ、なんだかんだ東南アジアが1番好きだな。

じゃなくて、じゃなくて。
この後も、女性がいると本当にすげぇみんな優しい。もう魔法カード発動してる気分だ。笑

ちーちゃんなんて、しょっちゅうトランクを見知らぬ外人に運んでもらってる。笑

無事、マラケシュへ到着!
おぉ!これぞ”モロッコ”のイメージ!!

マラケシュにも、迷路のような「メディナ」があって 可愛い小物がたくさん売ってる!この辺りはTABIPPO読んでね。笑

マラケシュにあるジャマ・エル・フナ広場は、
夕方頃から大道芸が至る所ではじまり、夜は毎晩 屋台が広がる。

大道芸は、ちょっとでも写真を撮ると
チップを要求される。やはりカモにされるのは、日本人。

特に女性だ。やっぱり良いも悪いもあるのは、当然!そんなのは、おおよその場合当たり前だ。

中には、広場の真ん中でボクシング!

という斬新な大道芸(?)もあった。笑 観客は賭けをするわけだ。

モロッコの伝統的な料理といえばタジン鍋とクスクス!

タジン鍋に関しては、ほとんど毎日出てきた。
たしかに作るのめっちゃ簡単な料理だもんね。笑

モロッコも他のイスラム圏同様、豚の肉は食べない。かといって、牛は高価(?)なのかわからないけど、よく羊を食べる。

しかも、この広場の屋台でも、こんな感じで頭がずらっと並ぶ...!

これをカルチャーショックと言わずなんと言おう!
しかし、僕はなんとなく。そんな感覚に慣れていた。彼女たちはヨーロッパからモロッコへ来たので、感じるものが違っただろう。
心臓とタンを注文!あぁ、ごま油必要!とかいってこれで400円という驚き...笑


インド・コルカタのヤギの頭をはねて生贄に捧げる「カーリーテンプル」を思い出した。
そういえば、あの頃から必ず「いただきます」って食事の前に言うようになった。

”当たり前のこと”を心で理解するって意外と大変なんだよね。

他のイスラム圏の国よりは、厳格ではないけど、もちろん宗教はしっかりしている国”モロッコ”

女の子2人と歩いていると、しょっちゅう
「おい!生意気なやつだ!」的な絡み方をされた。
そのたび「2人とも彼女なんだ!」とかからかうとマジな顔して、「おい!俺も混ぜてくれ!」と言われる。

混ぜて...くれ?(笑)(笑)

とにかく2人とも、モロッコではすごい人気だ。いや、おそらく世界規模で人気だろう。

よく日本人女性は海外でモテるという話を耳にするが、そのバックには色んな説がある。


例えば「海外の女性は強い、、だから、”男の一歩後ろを歩けェーッ!の日本人女性は、自分の意思に従ってくれるから好き」説とか。


単純に「チョロい」説。とか。


「いやいや、逆に日本人男性が草食すぎて、
ナンパなんて挨拶のようなものなのに、それをモテてると単純に勘違いしてる」説とかね。




まぁ、なんでもいいんじゃないかな。
幸せなら。

キヨ(みつを的な)



この旅でたくさんの出会いがあるから言えることは、

「結婚するなら間違いなく”日本人”がいい」ということ。


俺は懐かしい話とか、共通した話題とかが好きで、

高校の奴らと会えば、「あの先生さー」とか、

世代が同じ旅人とあっても、「暇だし、遊戯王カードでもする?」とかってジョークをかますでしょ?

でも、こーゆー話が出来ないわけだよね。

「あのドラマが懐かしいよね!」とか、
「〜流行ったよねぇ〜」とか、
「下北沢でさー!」なんて話が出来ないのは少し悲しい。

から、結婚は日本人とは言わないけど、日本で育っていただいた方が良いです!笑
たまーに、「外国人と結婚したーーい」とか言ってる前髪かき揚げ女子は、ちょっとエジプト行ってこい。(2回目)


あれ、リミックスとか言いながら全然ミックスしてないや。いいや。

何度も言うけど、TABIPPOの記事と一緒に読んでね。笑(これだけじゃモロッコの話ほとんどしてない)

カサブランカでは、メディナに迷い込んだり、
あのイヴサンローランの別荘「マジョレル庭園」に行ったりしました。

そんな感じで、たくさんモロッコの写真貼ったから、話ブレまくったけど雰囲気分かっていただけたでしょうか?

いやぁ、思いの外、「女子旅」面白い。
当初はヨーロッパから来た旅人Lv.5の女子2人〜?ほんとに大丈夫かぁ〜??

わたしは孤高のバックパッカーだぞ?
とか思ってけど、2人の行動見てたら面白いんだ。「男女間」の違いってが、わかってくるわけ!笑

まず、食べ物とは自撮りとかするしね!
あと口癖は「おっ、いっけめ〜ん♡」女子はすぐ男子の点数をつけたがる。けど、男子もそれはしてる。

おっとっと、話が逸れ過ぎた!!


さーて来週のカヅキさんは〜?

「”サハラ砂漠”でキャンプ!

”ブルーシティ”シャウエン!

ついに”ヨーロッパ”へ!」で お送りします!

来週も見てくださいね!じゃんけんぽんっ!


...誰か。
サクラダファミリアの完成vsサザエさんの最終話どちらが早いかで賭けたら面白いんじゃない?笑
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はじっこ!”モロッコ”!こんなとこ!〜導入は首都カサブランカから〜

日本を中心にしたとき、最西端にある国モロッコ。

アフリカ大陸の西北に位置するこの国は、ヨーロッパ、アラブ、アフリカと様々な文化を混合した国なのだッ!


公用語アラビア語とフランス語、最近の若者は英語の教育を受けているようだが、英語が喋れる人は少ないように感じられた。


空港に着くやいなや「ウィー!ウィー!」とフランス語が飛び交う。

そういえば、エジプトでJICAの人の送別会にお呼ばれしたとき、モロッコ人のカップルがカウチサーフィンで日本人の家に泊まっており、彼らもまた送別会に参加していたことを思い出した。

そのとき、モロッコのことについて話したが、ここまでフランス語の色が強いとは思いもしなかった。
フランス訛りの英語はなかなか聞き取りにくい。
でも、なんだかんだ”アラビックイングリッシュ”も聞き取れるようになったし、今回もなんとかなるだろう。

特にアラブの「ハルワルユー/How are you?」とか「アンダルスタンド?/understand?」はパーフェクトな発音で真似ができる。笑

それと一緒でアジア訛りもあるのだろう。どんな感じなんだろうな。

モロッコには、「メディナ」と呼ばれる迷路のような市場が至る所にある。
もちろんカサブランカにもあって、1人でぷらっと行ってみた。

入ると同時に観光客だと思われ、

「カモン!カモン!
ジャスト チェッキング!(確かめるだけ)」

と、黒人女性にとっ捕まって、髪を結ばれた!!

それがこれ。髪を結ばれながらも、
「悪いけど、俺 お金持ってないからねー
金払わないよー」と英語で言っても、英語喋れないふりされていた。まぁ、おそらく喋れないんだろうけど...

「ハイ!出来たわよ!ベリービューティフォーー!お金ちょーだい!」

ほら!始まった!笑
悪いけどな、だてに旅してきてねぇんだ。

「だから言ってんじゃん?払わないって!勝手にやったんでしょう!」


そう言って、口論が始まった。

おそらく普通の観光客なら払っちゃうと思う。黒人女性6人に囲まれるとすげぇ迫力。


断固として払わんとしていると、
「ノービューティフォー!」とめっちゃ怒ってた。



知らんっ!!!!笑




気を取り戻して、メディナの迷路に入っていく。もう日本人のカモにされ方と言ったらハンパない。

モロッコの国旗のワッペン、
80ディルハムって最初言われて、
いや、800円って...タジン鍋食べても50ディルハムだよ?と、
相場知ってんだぞ?と、言って最終的に5ディルハム 50円で買った。16倍って...笑

旅を通して思うこと!
それは、騙す方が悪いのではない。
騙される方が悪いのだっ!

それは、たくさん騙されてきた僕だから言えること。もう騙されねぇからな!

ちなみにこれが、モロッコの通過。
ディルハム。ちょーど、日本円換算は10倍するだけでいいから楽チン。

モロッコは、本当に多色な国で、
もちろんイスラム圏なんだけど、多文化が入ってるからかな?今までの国よりは厳格ではないと感じた。

ヒジャブを付けているイスラムの女性、アフリカ系の黒人女性、ヨーロピアンの白人系、伝統的なベルベル人と呼ばれるモロッコの人。その中でも宗教や文化の違いでたくさんの人たちがいる。

なんだか、シンガポールを思い出すけど、
こっちの方が自然と混合しているイメージがあった。シンガポールは、ひとつの駅に着く前に6カ国の言語を放送するからね。
でも、この国はフランス語だけって感じ。


メディナで彼らと出会って、モロッコの話をした。「モロッコってどんな国?」「カサブランカはどこがオススメ?」という質問に、頑張って英語で答えてくれた。
やっぱりアジア人は珍しいらしく、とても親切にしてくれた。


「モロッコでは、スリや強盗があるから、歩きながらケータイをいじったり、電話をしてちゃダメだよ!」と助言を受けた。


どうやら電話をしてる人に、後ろからバイクで近付き、そのままケータイをパクるそうだ。


おぉ、気をつけなきゃ!

とにかくコイツらは良いやつらだった。
でもモロッコは、色んな人がいるから外国人である僕らもあまり見られないように感じた。

エジプトにいた頃は、
外を歩くだけでギョロギョロと見られる。
電車に乗っても、パンを買っても、何してたって、ガン見なわけだ。

半ズボンなんて履いてる日には、「うえっ!何こいつ!」みたいな感じだ。


アバクロで働いていた頃、
ガッツリ外国人の見た目の友達が、
「オーストラリアに住みたい」と話していた。
聞くと、彼女はどこの国にも属さない顔らしい(ハーフで、両親も違う国の出身...フランスと、どこか)


「つねに外国人でいるのってすごい疲れるの。だから、4人に1人が移民のオーストラリアだったら、みんな違うから」

彼女の言葉が、エジプト滞在時痛いほどわかった。

たまに「外国人に生まれたかったー」とか言う、ワケ分からん前髪かき揚げ系女子がいるが、ちょっとエジプト行ってこい。笑

俺は、母国が絶対に好き。だ。

インド滞在時もそうだったけど、エジプトに来るとインドなんて可愛いもんだと感じることが出来る。

しかし、モロッコは色んな人がいるからあまり外国人扱いされなかった(商売に関しては別)

モロッコのおっちゃんたちは昼間っから喫茶店で、くっちゃべってる。おい、お仕事してるの?ってくらい だべってる。笑

イスラム圏であるモロッコでは、お酒を飲まない代わりに「ミントティー」を飲む。


しかもこれを「モロッコウィスキー」と呼ぶのだ。だから、客引きは俺ら外国人を見つけると、「ウィスキー?ウィスキー?」と引っ掛けてくる。まぁ嘘ではないのだが、
「ミントティーでしょう?知ってるよー」と言うと、テヘヘ知ってた?的な顔をする。


この後”マラケシュ”という場所で、お酒を探すのだが、どうやら販売証明書がないとお酒を売れないそうだ。

といっても、カサブランカにはたくさんのバーがあって、他のイスラム圏よりもやはり、お酒を飲むイメージがあった。


これは、毎食食べてたトーストとオムレツ。
物価が安いといっても、エジプトの数倍する。しかしこれで、200円。店長は英語が全く話せなかったけど、めちゃくちゃ仲良くなった。


そして、2日後。
ついに、友達と合流...!


そう、ここから、男子1人女子2人という
悲劇(?)の「チーム女子旅」の”ナナタビツー”はじまりはじまり。

メンタルだいぶ強くなります。

ついに”最西端”モロッコへ!ナナタビツー始まる。〜エジプトのおまけ、モテ期、動物GO!〜

ちょっと待てーーーーいっ!
エジプトのオマケを少し語らせてくれー!!

エジプト滞在最終日。
その日は、夕方に飛行機があるというのに、
僕とゴン君はカイロにあるマイナー動物園
「ギザズー」に行くことに。

なんと20ポンドで動物園に入れることが出来る。
今回の目的はキリンに直に触ること。

サファリへ南下しない僕は、ここでどうしてもキリンに触ってみたかった!!

このマイナー動物園、中は8kmとクソ広い。

今まで、フィリピン・セブにある
”個人営業”の動物園、セブズー。
タイ・バンコクにある”ワニの肉が食える”動物園、クロコダイルファームと訪れた僕はすっかり、マイナー動物園のとりこ。

スゲェんだよね。

マジで、観光地じゃないんだけど
日本と比べ物にならないくらい突っ込みどころが多い。動物との距離が近すぎたり、雑だったりね!笑

でもって、目的のキリンはいたんだけど、
残念ながら触ることが出来ませんでした!
なので代わりに ライオンの赤ちゃん!

GOTTCHA!
これは400円くらい払うと写真が撮れるの!
ね?破格でしょ??笑

ポケモンGOじゃなくて、動物GOをしている僕。これまでにたくさんの動物と触れ合ってきました。

実際に、触るとのじゃ全然違うんだよね。
なんでだろ。なんでこんなに動物かわいいんだろ。

フィリピンでジンベエザメと泳いだり、


ヘビを首に巻いたり、


ワニに乗ったり、食べたり。


ラオスでゾウ使いの免許取ったり、


タイでは虎と寝てみたり。

ほーーーんと、動物って良い。
古びないし、生きてるし、同じ地球に生きてて、神秘的でなんだかとっても魅力的。凄く好き。

小学生の頃、僕は「自然観察クラブ」に所属してたり、乗馬キャンプに参加したりしていた。
今はあの頃の感覚が凄く蘇って、
犬や猫といったありきたりな動物を見てもすぐに触りたくなっちゃう。

将来、都会ならミニチュアシュナウザー
田舎ならゴールデンレトリバーを飼いたいな。



動物園を歩いていると、やたら目が会う女の子と出会った。
彼女はムスリムではないらしく、かなり積極的だった。友達の中に英語が話せる子がいて、
「彼女、アナタと写真撮りたいって」と言われて、撮ることに。



ほーーーんと、女性って良い。
古びないし、生きてるし、同じ地球に生きてて、神秘的でなんだかとっても魅力的。凄く好き。


鼻の下を伸ばす僕。

圧倒的に、ゴン君の方がイケメンなのに、わたし!!を選ぶ彼女!!!(どうだゴン君くやしいか)

しかも彼女、そのあと 俺に花をくれた!!
なに!?ムスリムじゃない子はこんなに積極的なの!?俺のフェロモンを感じ取っちゃった!?笑

※男って単純な生き物なんで、すぐ喜びますよこーゆーことで。

なんでか知らないが、今年は「モテ期」でもある。男女ともに笑(公表します


知ってた?
「モテ期」って勘違いから始まるもんだと思う。


だって、どこから「モテてる」かなんて人それぞれじゃない。それはまるで「どこからが浮気?」みたいな感じ。

人から好意を抱かれた時点で「モテてる」と思う人と、


キスからが「モテ」と思う人。前者の方が圧倒的にモテてると私は思うんでしそよね。笑


つまりは、”勘違い野郎の方”がある種 人生ハッピー!
私は勘違いしまくるので、割と人生ハッピーです。「あれ、これ好意を抱かれてる...?えっ、モテてる!!?」ほら痛いけど、ラッキーでしょ。笑


とりあえず、夢に向かってまっすぐな男性ってモテるかなと思います。わたし、頑張ります。


トイストーリー「4」のウッディを発見!
わぁ、ガタイが凄いことになってるなー。
なんでもアリのエジプト。分かっていただけたでしょうか?

なんでもありといえば、路駐!
エジプトって全然 駐車場がないらしい。
だから、車はみんな路駐なわけ!そして渋滞が酷くなる!!4車線走れるところに3車線路駐してるから結果、大渋滞!!みたいな?笑
しかも細い道ばかりだから、車はボコボコ擦りまくってるんだよね!日本みたいにピカピカの車なんてほぼ見れないのがエジプト。

だれか土地がある人が、駐車場つくれば
不労所得が凄いと思うんだけどなーー。

最後のおまけ...

この「幸せ」は彼にしか分からない。


さて、やっと飛行機に乗ります!
前回飛行機に乗ったのは...そう。あのインドからヨルダン。チェックインしたのに乗り遅れた地獄の48時間空路移動。あの日です。

今回はかなりビビって早く行った。
もう、チェックイン恐怖症で、めちゃくちゃ早めに3時間以上前に空港へ行った。笑

ほら、学んでる学んでる。わたし。

乗るのはモロッコ行き!チュニスエア!!
チュニスエア」...チュニジアの航空会社なんだけど、大丈夫かな〜って心配になってたんだよね。だって、ほら、
エジプトってよく飛行機のテロとかあるしさ。


まず、チュニジアでトランジット。
20時頃に出発し、23時頃にチュニジア到着!

な、なんと!この旅初めての機内食が出た!!
やるではないかチュニスエア!!

彼女はぼくの前の席に座っていた女の子。
ダメージスキニーを見たことがないのかな?怪我をしたのかと思って、ずっとぼくの膝のダメージに指を入れて、くるくると指を回し、「だいじょうぶ?」という眼差しで僕を見つめた。

やっぱりモテ期に違いない。


23時チュニジア着。
今夜はベッドはこの椅子!!

実は、この空港。死ぬほど寒かった。
マジで死んじゃうかと思うくらい寒くて、静かで、カフェひとつない。

朝5時。モロッコ・カサブランカ行きへ!
なんと!朝ごはんも出てきた!!!

やるではないか!やるではないか!
チュニスエア!!LCCしか乗らないこの旅。
機内食が無料で出てきたのには感動した。

お昼頃。モロッコ・カサブランカに到着!

うおー!13ヶ国目 モロッコー!!
モロッコといえば、日本を真ん中にしたとき、最西端にくる国が「モロッコ」。

これが今までの旅路。だいぶ遠くまで来たなぁ。



エジプトで、たかのてるこ「モンキームーンの輝く夜に」と交換した同じくたかのてるこサハラ砂漠の王子様」。

そして、モロッコといえば、
タイ・バンコクで出会った”旅するハタチ”こと、Tabippoのクリエイティブディレクターななちゃん。

最近、巷では「モロッコ大好きコンプンカー少女」とか呼ばれてる。つまり、タイも好きってわけだ。

東南アジアを旅したときの、「ナナ旅」ではかなりお世話になったが、今回のモロッコ。

再び、オススメどころを教えてもらうことに。

前回は、”「ガンジス川でバタフライ」を片手にナナ旅始まる。”だったが、今回、

”「サハラ砂漠の王子様」を片手にナナ旅ツー始まる。”


僕さ、漫画とか英語の「伏線」ってたまんなく好きなんだよね。
ここでのコイツがまた出てくるッ!みたいなね。愛読者がたまんない奴。

だから、ジョジョとかもすごく好きで、
一緒にエジプトまで旅したあいつが、時を経てイタリア・ローマで再開っ!みたいな。もう激アツ。

だから、よくこの人生でも伏線とかフラグは回収するようにしてる。楽しいから。
てことで、モロッコ!カサブランカ!!

空港から都心までは、電車で向かった。
短い間だが久々のひとり旅に心が浮かれる。
ずっと、たかし君やゴン君、花ちゃんや花ちゃんの友達、寺田先生と一緒にいたからだ。

ひとり旅orいっしょ旅は、
どっちも魅力的でどっちも好き。
交互に訪れると、どっちの良さも感じられるから良い。

しかし、ここモロッコ1の都市カサブランカで2日 友達を待つ。
アフリカ大陸は、なかなか1人旅が出来ない場所だと感じる。それは情報があんまりないから!
力を合わせて、突き進んだ方が良いと思う!

...カサブランカの情報が全くないので、記事を書いてやろうと思って探索したけど、後にも先にも何も楽しくない場所であった!笑

モロッコの魅力は、カサブランカにはないからだ!

「おとぎ話」のような国、モロッコ!
さぁ!ナナタビツーはじまりはじまり!!
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