炎の縄跳びを華麗に跳ぶ!フルムーンパーティで大盛り上がり!!
フルムーンパーティ当日!!
19:00に昨夜知り合った彼らと待ち合わせをしていたので、それまでぶらぶら島を探索することに。
お昼頃、浜は 白人で埋め尽くされ、
「ここ、ワイキキ?」と思うようなリラックスムード漂うビーチがそこにはあった。
浜で仲良くなったワンちゃん。
俺は、”One night love/一夜だけの関係”いわゆる
”ワンチャン(ワンチャンス)”※なぜ最後の「ス」を省略するかは未だに謎だが、、周囲にいるうぇいうぇい系大学生に聞いてみよう!
は好まないが、ワンちゃん(犬)は大好きだ。
マジで1時間は一緒に遊んだ。
少年と大型犬の友情に、周囲の外国人もほっこりしただろう。笑
さて、月が上がりフルムーンパーティ!
が始まる前に彼に出会った。
”あるもの”で出来たシェイクを飲む、
大阪からやってきた雄大だ。こう見えて、俺のひとつ下の好青年で、「苦労したいから、海外に初めてひとり旅に出た」という。
すげぇなー。俺はずっと苦労したくなかったタイプだからなー(富士山に登るまで)
久々に日本人に出会い、僕らは2時間くらい話していた。(途中で、はぐれたが。)
そしてこの噂のシェイク。
何で出来てるかは、ここでは書けないが、
フルムーンパーティに訪れた際は、ぜひ試してみるといい。普通に「SHAKE」として、販売している。
僕は結局 試してないが、結構おもしろいみたい。好青年がゴクゴク飲んでた(笑)
いくら”経験主義”といえど、僕の中には、
謎の境界線が存在していて、「宗教」も持ってないんだけど、その線はハッキリしていて、
どこからが”良い”で”悪い”かなんて、話し出したらキリがないんだけど、
強いて言うなら、
・最愛の人に自信満々に話せる話かどうか
ってのが、大きなポイントかな。
将来、結婚する相手に隠し事したくないタイプだから(笑)
「んなもん言わなくていいじゃん!」っていう友人もいるけど、自分にはまっすぐ、正直に生きていきたいかな。
変人だよね。
さて、夜も深まり、浜は大盛り上がり!
シェイクを飲まない方は、バケツカクテルでしょう!!
浜一面に、屋台がバーッって並んでで、日本の”フェス”みたいな感じ!
その中でも、日本人が好きで、めっちゃ安くしてくれた老舗のオバチャンの屋台で買ったよ!
その名は...!
「A N N A」
なんもコメント出てこねぇえよ!!!笑
アンナは仲良くなったお客さんのサインを集めてるみたい。そして書かせていただいた。
フルムーンパーティに行った際は、ぜひ僕の足跡を見つけてみてください!笑
ありがとう!アンナ!!優しくしてくれて!
それにしても呼びやすい名前で、いい名前だな!!!笑
バケツカクテル片手に”美化された思い出”を少しだけ思い出しながら、浜を歩いてると...
人だかりが!
炎の縄跳び!!?
こんなのテレビでしか見たことないよ!!
すげぇ!...やりたい!!!
多くの白人がビビって入れないでいた。
しかし日本人なら、誰だって出来るはず”縄跳び”。
どデカイだけの外国人に見せつけてやれ!
ジャパンプライド!日本人魂!!
そう言わんばかりに、飛び込んだ!
触れれば大やけどの炎の縄跳び!
高校時代、毎日300回跳んでいた縄跳び。
浜をかなり沸かすことが出来た。多分、ダブルタッチでもいけるだろうな〜!なーんて!
他にも炎のリンボーダンスがあったり、その空気は”カオス”そのもの。
そうこうしてるうちに、彼らと合流!
この日も朝3:00まで(笑)
踊り狂った!とにかく踊った!(今回はハングオーバーせず。おそらく汗かきまくってたから)
フルムーンパーティの内容は、写真の方が伝わるから、最後は写真で締めます!!
暗闇で光るボディーペイント。
結局しなかった(笑)
とにかく浜は人!人!人!!
こんなパーティーは他にない!満月の夜に、時期が合えば是非行ってみては...!
残りの2016年の開催は、
8/18(日)、9/16(金)、10/16(日)、11/14(月)、12/14(水)、12/25(日)、12/31(土) です!
ジャングルパーティーに行ってきた!〜フルムーンパーティ前夜祭。パーティーは1人でも楽しめるのか〜
フルムーンパーティ前日。
コパンガン島到着。
今夜は、フルムーンパーティ前夜祭!
ハジャイから一緒に来た、”オッ”と別れ、予約していたホステルへ。
毎月、”フルムーンパーティ”の時期、
宿はごった返すみたいだ。
特に、フルムーンパーティが開催される浜の周辺の安宿を取るのは一苦労。
ひと月前からの予約をしておくことをオススメするが、予約サイトにも記載されていない(更に)安宿を探すのもアリ。
基本的に、サイトに掲載されているホステルは料金一律。
クソみたいな部屋にかなり高い値段で泊めさせられる。
僕がひと月前から予約していたゲストハウス
”ムーンダンスホステル”は、
ビーチから7分くらいで、一部屋10人部屋 一泊 2000円とこの時期ならではの馬鹿げた料金だった。
しかし、バーツの感覚がまだなかったため 支払いはスンナリだった(今思うと高すぎダロォ)
街はフルムーンパーティ一色。
白人で溢れかえっていた。
とりあえず、島を探索することに。
うぉ!タイのレッドブル発見!
炭酸もなければ、エナジードリンクというよりは、リポビタンDに近い。
中国のレッドブルを飲んだ時の衝撃は越えれないが、世の中 面白いものだらけだ。
...
「今夜、私たちはジャングルパーティーへ行くけど、行く?」
同じ部屋の白人女性に突然聞かれた。
ちなみに、10人部屋で僕を除く9人は白人女性だった。
みんな知ってる?
女性ってスゲェ強いんだよ(笑)
この時、
ジャングルパーティー=前夜祭
だと勘違いして「いくよー!」と答えてしまった。
まぁ後々考えると、別に行かなくてもよかったかな?と思うけど、
結局のところ、楽しかったから良かった。
こんな感じ。
フルムーンパーティに今後行こうとしている方は、チェックしてほしいのだが、”前夜祭”も、本番当日と同じ 浜辺で行われる。
他のイベントは、ただのイベントで前夜祭ではない!
”ジャングルパーティー”のチケットは800バーツで購入。送迎付きで、少し山の方で行われるとのこと。
それまで少し、浜を探索。
そこで前夜祭ではないことに気が付いた。
すでに浜は人でごった返していた。
浜で、1人で歩いていると、タイ人の若者たちが一緒に飲もうと誘ってくれた。
ここで後に、バンコクの”観光地”ではないところを案内してくれるソフィアに出会う。
彼らは僕と、同い年くらいで
すげぇ面白いタイ人だ。1時間ほど経って、ジャングルパーティーに行かなくてはならなかったので、
「また明日、ここに7時ね!」と言って別れた。
いざ!ジャングルパーティーへ!!
ぶっちゃけ、パーティーピーポーでもない僕(チャラいと思われがちだが、)
大学1年生の時は、毎週末オールで遊んでいたが、今は別に好んでは行かない。
ただ「世界三大」という言葉に惹かれ、フルムーンパーティにやって来た。って感じ(笑)
まぁ行くからには、全力で楽しむ!
それは何だってそうだ。
「勉強」だって、「就活」だって、
「パーティー」だって、なんだって。
「楽しみ方」を知ってる奴は、スゲェ強いと思う。
そんな僕は、再びすぐに友達が出来た。
バンで一緒だった、ヨーロッパから来たグレースを始めとする彼らだ。
別にパーティーピーポー(ぶっちゃけ1人なのに”ピーポー”っておかしいよね)
でもない男が、1人で世界三大パーティーに参加して楽しめるかどうか。
楽しめることがわかった。
ジャングルパーティーもフルムーンパーティ前夜祭も0:00にならないとお酒を販売しない。なので、みんなでやったカウントダウンは超面白かった!
ジャングルパーティーでは、
ムエタイの試合を見たり、
有名なDJ(知らんけど)の曲に酔いしれたり、
炎の芸を見たり、かなり盛り上がった。
もちろん新しい友達もたくさんできた。
やっぱり、”日本から来た”って
すごい喜ばれる。
あ、ちなみに、何千人ってフルムーンパーティにいるけど、出会えた日本人は10人も満たなかった。
朝まで踊り続けるらしいが、
3時頃帰宅。
俺、めっちゃ酔って、超楽しむんだけど、ある一定の瞬間を過ぎると、なぜか落ちる。
仏教のように、急に色々と「悟り」だす(笑)
次回、「炎の縄跳びを華麗に跳ぶ!フルムーンパーティで大盛り上がり!!」絶対 見てくれよな!
タイ・ハジャイからパンガン島へ〜目指せ!伝説のフルムーンパーティ!〜
今回、タイ・ハジャイ(ハートヤイ)→”フルムーンパーティ”の行われるコパンガン(パンガン)島を目指します。
昨夜、遅くまでジョンとその友人と飲んでいたので 朝早起きできるか心配だった。
起床6:00 ジョンの家は、ソンクラーンなので1時間ほどかけてまずは、ハジャイのバスターミナルへ。
今回目指す、”パンガン島”。
タイの南に位置する小さな島だ。
海外で初めての船での離島を目指す。とゆーか、日本でもしたことがない。笑
そうこうしているうちに、ハジャイのバスターミナルへ。ジョンは、車内で少しだけタイ語を教えてくれた。
ハジャイ→スラターニ(ドンサック港)→パンガン島。
バンと船込み込みで、530バーツ(1600円くらい)
リンキッドから”バーツ”へ
また通貨の単位が変わって、ややこしくなっていく。バスターミナルの売店で見つけた雑誌。
初めて見た。イスラム教徒の雑誌かな?
そうか。”宗教”が違うと、もちろんこういうことだよね。
”宗教”ってさ、”価値観”や”ルール”でしかないのかな。その何が正しいとか、間違ってるとか置いといてね。
この世に良いこと/悪いことって一応の”ルール”がなかったら、もうメチャクチャだもんね。
そのルール/価値観が”宗教”から基づいてるってこと?
もうちょっと勉強してきますが、とりあえず この雑誌は僕のタイプじゃない。
僕はショートパンツの似合うアリアナグランデ”風”の子が好きなので、真逆ですね。はい(笑)
そして、久々のこんな感じのトイレ。
ナイスんち思い出すなぁ〜(フィリピンでホームステイした子)
ナイスには悪いが、今んとこナイスの家のトイレが1番衝撃的だったかな。
ここブログにないので、気になる方はTABIPPO.NET 見てください。
さて、猫を撫でてるジョンと別れ、バスへ乗り込む!じゃあね!ジョン!ありがとう!バンコク着いたら連絡するよ!!
「ケイさ〜ん サヨナラぁ!」ってジョンは最後まで親切な男だった。
相変わらず、バンは嫌いじゃない。
バンに揺られること、3時間ほど。
スラターニに到着だ。このバンは何も全員がパンガンを目指しているわけではないので、ちゃんとスラターニで降りて、その後 そのままドンサック港まで
連れてってもらうこと!ここ要注意!
と、偉そうに言うが、僕は再び
持ち前の”ビギナーズラック”と”人運”で隣に座り合わせた彼女に、最後までお世話になることになる。
彼女の名前は「オッ」
日本人からすると母音だけで、スゲェ名前だよね。彼女は、ナースで21歳。僕は初めての外国人の友達だそう。
彼女が教えてくれなければ、俺はフルムーンパーティには参加できなかっただろう(笑)
ドンサック港で1.5時間ほど待って、
目指すはパンガン島!
「フルムーンパーティ」...
マレーシアでお世話になったAJには、 かなり強めに、フルムーンパーティは気をつけろ!と言われていた。
レディーボーイ、ドラッグ、スリ、
他人からもらった物は絶対飲むな!と、話されていた。
...バンコクも同じだ!と。うわぁ、タイ入国すんのめっちゃ怖いやん...。
マジで、ここで世界一周完とかやだよ。気をつけよ。と、船に乗り込む時思い出した。
辺りを見渡すと、あまりにも「アジア」の光景ではなかった。そこには、数え切れないほどの白人バックパッカーがいた。
僕とオッ は、2人とも初めてのパンガン島。二人で力を合わせて目指すが、2人とも ”にぶい”。船に僕らが座る席はなかった。
そして、こんな感じで地べたに寝転がり他のバックパッカーと軽く話し、本を読んだ。
...うわぁ、旅人ぶってるぅ〜。
言われる前に、先に言っておきました。
そうなんです。旅人ぶってます。笑
2.3時間後。無事、パンガン島に到着!
ケイのバックパック背負ってみたいと、オッ。
その後、彼女の友達と合流するために港で2時間ほど待ってあげた(笑)
タイ...ここに来て、初めて”英語圏”から離れた。オッ は、それなりに英語が話せるが(でも一生懸命伝えないと理解されない) 60%くらいの人が英語を話せない。
レストランの定員さんも、
チケット売り場のお兄さんも、
ケータイショップのお姉さんも、
彼らはまるで、日本にいた頃の僕だった。
シンガポール、マレーシアと、英語が通じた。
フィリピン留学後、英語が話せるようになり、世界が広がったと思っていた。
すごく、変な感じ。
日本にいた頃の自分と接する感じ。話せない人と出会い、いつの間にか、第二言語が自分の中に”ある”と感じる感じ。
でも、元々英語が喋れなかったからこそ、省略形とか難しい言い回しとかせず、簡単な英語で伝える。
言語は、出来ない人=ダメ じゃなくて、
”伝えて”こそ意味がある。だから、優しく伝わるように話してあげる。
”コミュニケーションのキャッチボール”
そんなことを考えているうちに、オッの友達と合流。彼女らは、別のホステルへ。
僕はこの後ろのタクシー(この島ではこれがタクシー)に乗って、予約した宿へ。
この時ばかりは、150バーツ。決まってるみたい。
”フルムーンパーティ”は、この島の稼ぎどき!あと、”ハーフムーンパーティ”もあるみたい!
はてさて、噂の”フルムーンパーティ”!
前夜祭を含めクレイジーに踊り続ける3日間!次回、乞うご期待!
見ず知らずの男の家に泊まりに行こう!〜ジョンに連れられソンクラーンへ
前回のおさらい...僕はバスで”隣に座った見ず知らずのタイ人” ジョンの家に泊まりに行くことに。
ハジャイのバスターミナルに着くと、
彼女の方は、ジョンに別れの言葉も言わず1人帰ってしまった。(怒ってる)
...なんか、スンマセン(2度目)
ローカルなバスに乗り換えて、ジョンの実家のあるタイ・ソンクラーンへ
ハジャイから車で40分ほどだ。
”ソンクラーン”知ってるぞこの地名。
あの有名な”水かけ祭り”が行われる場所だ(後で知ったけど、このお祭り”ソンクラーン祭り”っていうだけで、タイどこでも水かけあってるのね)
ソンクラーンには綺麗な海がある。
久々の綺麗な海。
最初にフィリピンに行くのはオススメなんだけど、なかなかあの海を越える綺麗な海を見ることが難しい。そこだけが贅沢な悩みだ。
あっ!野良犬!久々に見たなぁ〜!
シンガポールは一切いないし、
マレーシアも目に入らなかった。
なんだか、野良犬を見つけると落ち着く自分がいて、もうフィリピン人になりつつある。
ジョンの”実家”ということで、彼の家族にまず挨拶!
「オッス!オラ、ケイ!今 世界一周してんだ!よろしくな!」(こんな感じで伝わってるはず。マジ少年漫画 笑)
ジョンの実家は、自営業でお店をやってるみたい。
お家も大きくて、各フロアにシャワーとトイレがあって、ぶっちゃけこの旅で 今の所1番快適だ。
「ケイさん イツマデモ イテイインダヨぉー!」とヘラヘラするジョン。
でも僕がここまで、割と駆け足で
シンガポール→マレーシアまで抜けたことには理由があった。
「フルムーンパーティ」だ。
...フルムーンパーティとは、月に一度、満月の夜にタイのコパンガン島で朝までクレイジーに踊り続ける...という噂のパーティー。
スペインの”イビザ”、インドの”ゴア”と並んでいる世界三大パーティ!
7月の開催は21日!(やばいブログが追いついてないことバレる)
どうやら前夜祭もあるようで、前日にはコパンガン島に入りたい!
って感じで急ピッチに動いてるわけだが、
満月の夜。
浜辺で。
朝までクレイジーに踊り続ける。
「ワンピースか。マジで(笑)」
とまぁ、めっちゃワクワクしてたこの頃!噂だけを頼りに”フルムーンパーティ”を目指す。
ジョン、こんな快適な場所に長居できないなんて残念だが、俺はコパンガンを目指すよ。
しかし、ジョンはバンコクで働いているようなので、再び会おうと約束した。
その後、ジョンに連れて行かれ、
ソンクラーンの海へ。ここは人魚姫の伝説があるそう。夕日ってやっぱ好きだなぁ、
空は繋がってるもんなぁ、どこでも。
「タイ」...仏教徒の国だ。
初めて仏教徒への信仰が強い人と出会った。フィリピンではこれは、十字架だったわけだし、”宗教”が取り巻く社会って面白い。
海へ連れてってくれたあと、家に帰るのかと思いきや、
ジョンは日本料理屋に連れてってくれた。マジで感謝だわジョン。
”とんこつラーメン”を注文。
この旅で、幾度となく”とんこつラーメン”を注文し、外し続けている俺。
食べたい。あの博多の味をもう一度だけ食べたい。
...外れました。
うまいんだけど!あの!コッテリとした!みんな大好きな!と!ん!こ!つ!ラーメン!では!ない!!!
でも、ありがとなジョンな。
海外で日本料理屋さんしてる外国の皆さん。一度、日本にちゃんと来て、日本料理食べてみてください。ちゃんと!!
日本料理屋のあと、家に帰るのかと思いきや、
なぜかジョンの友達の家に。
ジョン?すこし、説明しようか?(笑)
ヘラヘラすな!!笑
子供達は、初めての外国人に大興奮。
楽しい夜を過ごした。
ビールに氷を入れることに慣れた頃、僕はタイにいた。
ペナン島からタイ・ハジャイまで〜バスで隣になった男の家に泊まりに行く〜
ついに、この記事からタイへ入っていきます!
シンガポール→マレーシア・クアラルンプール→ペナン島・ジョージタウンまで東南アジアを陸路で上がってきて、
既に陸路移動距離は800km!
去年、東京→京都 区間550kmを自転車で走行して、だいたい体にどのくらいの距離か染み付いてる。やっぱ1度は自転車旅した方がいいよみんな。
この東南アジアのモデルルートそのまま使って、「旅したい!」「バックパッカーしてみたい!」という方のために足跡を残しておきます!
ペナン島・ジョージタウン→タイ・ハジャイ(ハートヤイ)までの行き方。
相変わらず、実際は5.6時間ほど掛かります。
ジョージタウンの旅行会社または、ゲストハウスのオーナー(仲良くなれば電話してくれる)に”タイ・ハジャイ”まで行きたいと言いましょう。
おしまいです(笑)
費用は35RM(800円くらい)でタイ・ハジャイへバスで向かいます。時間はお昼の12時に宿の前に迎えに来てくれるはずです!(他にも何便があるはず)
パトリックの家を探し終えて、
結局折りたたみ傘をなくしていて、
最後のジョージタウンのご飯。
最高に美味しいんだこれが。ペナン島は日本からの直行便出てないみたいだから、行くの大変だけど、行けるなら是非行ってみてください!!
バスに乗り込みさらば!ペナン島!
最初に渡ってきた橋を逆戻り。
相変わらず、バスは居心地が良い。
陸路移動と聞いて、かなり困難なイメージを持ってる方が多いのではないだろうか。
けど 僕の場合、別に苦ではない。
クーラーも効いてるし、椅子だって難くない(高校時代から部車はハイエースだったからか?笑)
1回目の休憩の時に、運転手にパスポートを渡す。
その間に何かと手続きしてくれてるようだが、一瞬不安になる。渡して大丈夫です。
マレーシア入国同様、タイの入国でももちろんイミグレーションはある。
今回は国境を越えるまで時間があり、3時間後ほど、バスに揺れた後のイミグレーションだ。
ビザとかそういったことに全く無知な僕。当初、入れるのか?と一瞬不安がよぎったが、すこしの会話だけで何事もなく入れた。
タイの観光ビザは30日有効で、長居する人は一度カンボジアに1200円くらい払いビザを更新するそう。
初のタイ入国。辺りの看板が見たこともない、タイ語の物になっていた。
ここですこし戸惑っていると、バスで隣に座っていた男性が優しく教えてくれた。
2度目の手荷物検査もなんらくクリア。
日本のパスポート。やっぱり最強だ。
マジで、日本って本当に”旅をするのに”最高な国籍だと思う。
どうしてみんな旅しないの?って思う。
だって、ほとんどの国に簡単に入れるし、学生のアルバイトでも海外、本気になれば、世界一周だって出来る給料だ。
「一生働いたって日本には行けないよ」とかって国がある話もよく聞くし、
ベテランバックパッカーが「日本は高くて行けないな」って話してくれた。
2度のイミグレーションを終え、再びバスへ。後はハジャイへ着くのを待つのみ...
すると先ほどの親切な男性が話しかけてきた。
「ニホンジン デスカ?」
彼だ。
さっきまで僕よりカタコトの英語を話していた男性がその英語よりカタコトな日本語で突然話しかけてきたので、びっくりした。
「ワタシ ニホンゴ ベンキョウ シテマス。」
おぉ!ニホンゴ勉強してる系外国人か!
この旅2人目だ!シンガポールで会ったスペイン人のホリオ、覚えてるかな?
彼もニホンゴ勉強してる系外国人だった。
やっぱり、自分の国に興味を持ってくれてるって嬉しいよね!!!
僕は英語で、彼はわかるところだけ一生懸命ニホンゴを使って返事をしてくれた。
彼の名前はJohn/ジョン。タイ人で、日系企業に勤めているらしい。日本語学校にも通っていて、現在日本語を初めて2ヶ月目だとか。
ジョンは、彼女とペナン島に旅行をしていたそう。
なんだか、話が弾んでジョンが急にこんなことを言い出した。
「アナタ キョウ、ウチ二 キテクダサーイ!」
ジョンはイミグレーションの時に助けてくれて、僕が今夜宿を取ってないことを知っていた。
おぉ!俺を家に呼ぶパターン”世界あるある”だな!と思っていたところ、急にジョンと彼女がタイ語で揉め出した。
初めて聞くタイ語。サ行が少なく感じ、なんだか 音が丸っこくて可愛い。
かなり揉めていた。
どうやら、彼女の方は、
「見ず知らずの外人をいきなり家に止めるなんてどうかしてる!!!」と怒っていたそうだ(そりゃそうだ。)
窓の方をツンと眺める彼女。
そしてジョンが一言。
「ダイジョウブ!ダイジョウブ!」
...俺の方はいいんだけどさ!笑
お前さん、ダイジョウブちゃうでしょ!笑
普通、彼女とラブラブで旅行に行った帰りに、
喧嘩してまで見ず知らずの外人を家に泊めようとするか?
...なんかスンマセン。彼女さん。
ヘラヘラするジョン。
窓の方をツンと眺める彼女さん。
お前も謝っとけ!ジョン!笑
ありがたいけど!!ヘラヘラすな!!!
...彼女を怒らせちゃダメっ!!!
まぁジョンは、彼女といたこともあってゲイではないだろう。
”タイ”その響きは、レディーボーイとオカマ、ゲイを多少なりとも連想される。
こうして僕は、バスで隣になった見ず知らずの男の家に着いて行くのであった。
なんだかタイ編は面白くなりそうだ。
ハングオーバーⅡ後編〜人と人との巡り合わせ〜
数日が過ぎ、ジョージタウン最終日前夜。
タイ・ハジャイ(ハートヤイ空港)に行くチケットを購入し、出発は翌日12:00とのこと。
「ついにタイかぁ〜」そう意気込んでいるとき、再び雨が降り出した。
その時、僕は折り畳み傘をなくしたことに気が付いた。
日本から持ってきたしっかりした折り畳み傘。
雨季に入りかけている東南アジアを旅する僕の、必需品だ。
最後の雨...最後の雨...
パトリックとの夜か!!!(マジで何もない日の夜)
そう思い出し、やっちまったなーと自分を情けなく思った。
今夜はもう遅いから、明日の朝早起きして探しに行くか。
と、その日の夜はドミトリーを出なかった。
このドミトリー、1泊25リンギット(625円)
1部屋30人くらいいるが、完璧個室で、涼しいし、調子がいい。
問題といえば、共有スペースの天井にツバメの巣があって、夜はちゅんちゅんうるさいこと。
フィリピンにいた頃、ニワトリの鳴き声や、学校の隣に住むバカ犬、夜になるとしっきりなしに鳴く謎の”ケッコウ!”の鳴き声に慣れていたので、特に問題はなかった(強くなったなぁ〜おれな。)
この日の夜、日本から素晴らしい便りを頂き、嬉しくて嬉しくて、眠れなかった。興奮を抑えようと一晩中、アルケミストを読んでいた。
次の日の朝一で、パトリックの家を探しに行ったが、「ここをまっすぐ行ったらケイの宿だよ」からの記憶がない。
そりゃそうだ。あの日も二日酔いだったし、パトリックの家に行った日ももちろん泥酔していた。
「なにか、なにか、ひとつでも手がかりないかな」
スマホの写真や、記憶を思い出していた。
小さな街”.ジョージタウン”といえど、何万人って人が住んでいる。その中で、ひとりのゲイのアーティストを探すのは一苦労だ。
そうこうしてるうちに1時間ほど経ち、ある手がかりを思い出した。
「ウォールアート」だ。
この街に無数にある印象的なウォールアート。これを手がかりに探すことに。
「うーん、このウォールアート見たなぁ〜じゃあ、こっちか...ん!?このセブンで水買ったぞ!!!」
みたいな(笑)
”ハングオーバー”という酒を飲みすぎて記憶を飛ばして、翌日 何が起きたか思い出していく映画があったが、
まさにそれだ(笑)
しかも、僕の出発は12:00 タイムリミット付き。まさに映画「ハングオーバー」だ。
数時間が経ち、同じウォールアートをぐるぐるし始めた。たしか、ホンダがあって、パトリックと日本の技術の話をした気がする...。
みたいなことを思い出して、何人ものアーティストにパトリックを知ってるか聞いて回った。
「Excuse me... Now I'm looking for a American guy who is a artist. Name is パトリック」みたいな感じで、人を探したのは人生初だ。笑
みんな知らん。当たり前だ。この街に何百人ってアーティストが住んでいる。
旅をしていて思うことは、
「出会う人とは、出会う。
出会わない人とは、出会わない。」
ということ。当たり前で、一見「?」と思うだろうが、この意味が分かったとき”運命”というものを信じたくなる。
「出会う人とは、出会う。」
”出会い”には”意味”が存在すると最近強く思っている。
すべての出来事は、自分のために起こる現象。
自分の人生を良くするために起こる。
「そうか。これで良かったんだ。」
そう思える日がきっと来る。
起こること全てに意味がある。
そんな独り言を言ってるうちに、
「ん?ホンダ!!この辺だ!!!」
あったー!!!
やはり「出会う人とは、出会う」わけだ。
インターフォンもないので、家の前で大きな声で「Hello! Hello!!」と叫んでいると、
今起きたばかりのパトリックが驚きながら、階段を降りてきた。
事情を話して、家に上げてもらうことに。
傘を探しに来ただけってのは、悲しいので別れの挨拶もしに来たよと話して、パトリックと一杯のコーヒーを飲んだ。
結局、傘はパトリックの家になかった(ショック)
ハングオーバーⅡ〜見ず知らずの外人の家に着いて行く〜
見ず知らずの外国でハングオーバーし、1人で道に迷うこと30分。(ぶっちゃけ記憶ない)
みんなと別れたあと、自分がどこにいるのか、
どこがゲストハウスなのか完璧に分からない。
雨がしとしとと降っていて、夜道は一層に暗く感じた。
フィリピン留学時、スピーチコンテストで優勝した日の夜。確かあの日も、これくらい飲んだっけ。
僕は”テキーラ”に弱いみたいだ。数杯ショットしたら、すぐテンション上がってしまう。
あの夜は、セブシティを上裸で1時間ほど散歩し、モーターサイクルバイクの運転手に絡みまくって、最終的に踏切でリンボーダンス。楽しい夜でした。
...普段はそんなことないんだよ(´・_・`)
ただ、”テキーラ”に弱いだけ。
まぁ僕の酔っ払いタイプは(自分で言うのもなんだけど) ただ ”めんどくさい” だけ(笑)
たまに金曜日の渋谷。終電近くになると、
駅でぶっ倒れて寝てるおっちゃんいるじゃん?
あれ見るとさー、
「どうした?」っていっつも思う。
俺ら大学生が金曜日の夜に騒いで、飲んでって、しても、あぁはならないぜ?笑
どんだけ飲んでんのそれ?
「なーんで持ってんのっ?なーんで持ってんの?」みたいな寒いコールとかしてるわけ?笑
そして、周りのやつ。大学生よりも無責任か。笑(大学生より無責任って相当だよそれ笑)
みんな最後まで看病するよ?ふつう。
相当”闇”を抱えていると思います。都会のサラリーマン。
話をジョージタウンの夜に戻すと、
路頭に迷っている僕の目の前に、1人の謎の男が現れた。
60代後半だろうか。白髪のよく似合う大きな外国人だ。彼も酔っ払っていた。
事情を話すと、「お前は家に帰れない!今夜はウチに泊まれ!」と見ず知らずの酔っ払いに言われた。
普通の日本人なら、タクシーを捕まえて意地でも帰るだろう。でも、僕は彼の名前を聞く前にすっかり彼を信頼していた。
「よし!行くわ!俺の名前はケイ!世界一周してんだ!」(まるで少年漫画の自己紹介)
と、先に自己紹介し、話しながら歩いた。
彼の名はパトリックという。
アメリカのボストンに住んでいたそうで、
今は芸術の街、”ジョージタウン”でアートの勉強をしている。アーティストだ。
雨が強くなってきて、足早に彼の家に向かうと、そこにはたくさんの絵が。
アートが好きな僕は入った瞬間から、目をキラキラさせながら、そこにある絵を眺めていた。
すると後ろの方で、
「ガチャン」と大きな鎖の鍵が硬く閉められる音が聞こえた。
「まさかね...」なんて少し不安が過ぎり、史上最悪の映画”ムカデ人間”を思い出した。あのクソ映画は一生見たくない。
2階にあがり、不安が強くなってきたので、僕はパトリックと話し続けた。
僕は強く言った。
「マジでゲイじゃねぇーんだよなァ!!?」
「もし俺の体を指一本でも触れてみろ!お前をぶっ殺して、明日タイに逃げてやるからなァーーッ!!!」
「...ねぇ、本当お願い。俺は世界中みんなを信じたいから、変なことしないで。(最後はめっちゃ弱気)」
するとパトリック。
「あぁ分かってる。俺はよく女を連れ込むが、男はケイが初めてだ。安心しろ。俺は悪い人じゃない。むしろ、お前は悪い奴じゃないよな?」
みたいな感じで会話をして、そこには少しの”信頼”が出来上がった。部屋が少しだけ明るくなった。
酔っ払い2人が会話をし終え、先シャワー浴びるよと服を脱ぐと、なんかパトリックめっちゃこっち見てる。
さっきまで、自分はゲイじゃないとあれほど言っていたパトリックと目が合い、
「何見てんの?ゲイなの?ねぇ、ゲイなの?パトリックもしかして、ゲイなの?」と、
ふざけて60代後半の男性をイジっていると、
「...あぁ!実は俺はゲイなんだ!!!」
と股間を大きくさせたパトリックが叫んだ。
俺が服を脱いでる姿を見て、股間を大きくさせたパトリック。隠せずに白状していた。なんのコメントも出てこん。
「でも俺は神に誓って、ケイの体には触れん!」
と言って、先にシャワーを浴びに行った。
”神に誓う”この言葉、クアラルンプールでも聞いたんだよな。頼むぞ。俺はこれ以上、地獄に落ちていく奴を見たくないからな。と、思ったあとに、
一生懸命ゲイを隠したあげく、白状したパトリックにじわじわきていた(笑)
アーティストにはゲイが多いという話をどこかで聞いたことがあるが、それはどうやら本当みたいだ。
その日は、パトリックとひとつのベッドで、
マジで何もなく寝た。
「どうして、ゲイなのに女の人を連れ込むの?」みたいな質問の回答を聞いているうちに、僕は寝てしまった。
次の日の朝、パトリックは「ここからまっすぐ行くとケイの宿だよ」というポイントまで僕を連れてってくれた。
マジで何もない夜だった。
もう一度言う。マジで何もない夜だった。