スーダン人のお宅におじゃま!〜出会って、笑って、幸せ、ヨルダン!〜
今回は、スーダン人のお宅にお邪魔しに行きます!
スーダン?
それどこの国?
もしかしたら、そう思う方の方が多いかもしれない。僕だってこのとき そう思っていた。
スーダンは東アフリカにあるこの国。
非アラブ系住民との内戦が理由で、ヨルダンに避難している。
なかなかこういった方と触れ合う機会は少ないかなって思う。
こういう触れ合いがあって、後に日本から遠いスーダンという国をニュースで見るたび 僕は注目してしまうんだろうなぁ。
とまぁ、ぼんでぃーのシェアハウス滞在時
その友達のなっちゃんと、もえちゃんとスーダン人のお宅に遊びに行くことになった。
彼女たちとは、アーメルの実家でご飯を囲んだ時に知り合ったのだ...!
ゆうちゃん含めこの4人とも
東京外国語大学からヨルダンにアラビア語を学びに留学しに来ている。府中にあるので、京王線ユーザー。仲良くなりやすいわけだ。笑
フィリピン留学時代も外大生の子と仲良くなったけど、すごいよね。
高校生の頃から、外国語をしっかり学んで、世界を見てみたいって思うなんて...あの頃の俺に教えてあげたいわ。笑
でもこうやって、3ヶ月って短い期間だけど英語を勉強して、世界を歩いて旅して。
ちょっと遠回りになっちゃったけど、小学生の頃、イタリアで行われたスキーの世界大会に出場したとき、
「世界ってこんなに広いんだ。もっともっと見てみたい」って描いてた夢が今になって叶えられてる。
なんだか人生って、色んな意味で、どう転ぶか、何が起こるかなんて分からないからね。
なんだか、このことはいつか語るわ...(しんみり)
さて、スーダン人のお宅にやってきました!
と、その前にコチラをご紹介!
ヨルダンのスイーツは超美味しい!
見た目は「?」なんだけど、これナッツとチーズと、なんかで出来てるカロリー爆弾。
1JDと良心的だし、もう、モッチモチで表参道あたりにお店を構えたら 行列が出来るんじゃないかなってくらい美味しい!
わたしゃ、本当にうまいもの。食べたい。
そりゃ、ハワイからやってきました〜♪
ってうたってれば、美味しい☆美味しい☆って食べる前から写真撮ってSNSにアップされて行列が出来るけど、自分で”美味しい”と思うものくらい 決めたいわ。なーんて、
スーダン人のお宅には 小さな坊やと赤ちゃん、パパママが住んでいる。
はじめましてー!の僕を優しく歓迎してくれた。
最初 お邪魔したとき坊やの方は、なかなか なついてくれなかったんだよね。
ママの方は英語しゃべれても、彼はアラビア語しか喋れなくて。
アラビア圏に入ってさ、こんにちは〜!は、
「アッサラームアライクム」って言うんだけどさ。
これ、中1のときの英語の教材の1ページ目にさ、「世界中のこんにちは」ってページがあってさ、
そこに、アラビア語「アッサラームアライクム」って書いてあって、その響きと、文字のうにょうにょ〜って感じが 中学の頃の僕らの間で流行って、
友達通し会うと「アッサラームアライクム」って挨拶するみたいな フザケがあったのよ。
それをさ、まさか この歳でさ、
本当に挨拶として使うなんて思いもしなかったよね。あの時のフザケて使ってた俺に教えてあげたい。
「一輝よ。(この時は一輝と呼ばれていた)お前は、その”アッサラームアライクム”を本当に使うときがくる」ってね。
ちなみに、アラビア語って
読み言葉と話し言葉が全然違うんだって!
本当に書いてある読み言葉は、
日本語でいうとこの”古文”みたいな感じで、
そのまま それを話すと
「忍びねぇな。」みたいな感じになって笑われちゃうみたい。
でもって、話し言葉はアラビア圏、国ごとに全然違うから、
例えばヨルダンで「How are you?」は「キーファック?」って言うんだけど、他の国では全然通じなかった。
これは日本語でいうとこの、方言みたいなんだけど、それよりもっとすごいかも。同じアラビア語なのに通じないってなんだか面白いなぁ。
スーダン人の赤ちゃん。
生まれたてでまだ人見知りもしないの。
この日も「マンサフ」っていうヨルダン料理を食べるんだけど、食べる直前 掛けるヨーグルトがなくて、「悪いけど KEI、一緒に買いに行ってくれる?」
って行ってスーパーに買いに行った。
それほど、”ご飯に掛ける”ヨーグルトって必要なもんみたい。(TABIPPO.NET 見てみてね)
スーパーに行く途中、スーダン人の坊やが図書館にコーランを返しに行った。
で、コーラン持ちながら、走ったり跳んだり、フザけるもんだから、周りにいるムスリムの人たちにすごい怒られてた(何度も)
全く知らない子だけど、ちゃんと叱ってた。
それだけこの国は 人と人とが近いし、神様に対しての考えもしっかりしてるみたい。
コーランを持って、フザケないようにしよって思った。
走ったり、怒られたり、疲れ果てた坊や。
最初は近づいてこなかったけど、だんだん仲良くなってきた。
これは何でもそうだけど、
言葉が通じなくたって、相手と同じ目線に立ってあげるってのがすごく大事。
男女間で 喧嘩したり、お互い意見ぶつけちゃうかもしれないけど、
男なら尚更、相手の立場でものを見る力って大切で、彼女がなんで怒ってるのかな?って考えた方が絶対いい。
子供と出会ったのなら、同じ目線に立ってあげる。これをいつも心掛けている。
最後には、「もう帰らないでぇ〜」って、
うちに泊まってって〜って可愛かったなぁ!
スーダン人のお宅にお邪魔するなんて、なかなかない経験だと思って行ってみたけど、それ以上に心がほっこりした日でした。
なっちゃん!モエちゃん!紹介してくれてありがとう!
その翌日、
僕はぼんでぃー、アーメル、ゆうちゃんのシェアハウスを後にした。お世話になりました!
安定した日常から再び、ひとり旅の始まりだ!
ダウンタウンにタクシーで移動してきて、
運転手が英語が喋れないのをいいことに、メーター無しで3JDだけポイッと渡して車を降りたら、すごい騒いでた。
きっと お金が足りなかったのだろう。ごめんね。
インドからヨルダンに来ると、というか、
インドから他の国に来るとほーーんと。
綺麗。臭くない。うるさくない。
女性がいる。もう色々 感動することがある。
...後ろから車が来てる気配がする。
僕の横をギッリギリの感じで追い越して行った。
「え!?クラクション鳴らさないの!!?」って逆になる。笑
静かに後ろから抜かしていっただけで、
もう感動しちゃうわけ。もうね。静かっていいよ。
ヨルダン人は優しいよ。ガン見されないし、
騙そうとしない親切な人が多い。(当たり前だけど)
こんな平和な国の200km先で、戦争が起こってるなんて思えない。このジュースなんて、大きいお金しかなくて「じゃあヨルダンに来たウェルカムドリンクだよー」って感じでタダでくれた。
日本じゃ考えられない。すごい嬉しかった。
けど、人が優しい分、テロとか戦争とか、そういう中東の問題のコントラストが目立つ気がした。
ヨルダンでは、ウサギとかも食べるみたい。
道端にこうやって売られてる。
世界一周の面白いところは、この国の人たちはこういうもの食べる。この国の人たちは食べないっていうのが、見えてきたり、面白い。
そういうのをしっかり見たいから、”国数稼ぎ”が出来ないね。
いわゆるたくさん国 行ってる方がすごい的な価値観はないと思うな。
しっかり、国を見たい僕のスタイルはそんな感じ。スサササッって観光地巡りだけじゃつまらないからね。
あ、コイツはいきなり俺のホッペにキスしてきたゲイ。ひっさびさに会ったわ。ゲイ。
そのあと、車に乗り込め!って言われた。乗ったらあやうく砂漠でレイプされるとこだった。
インドで、結構警戒してたけど会わなかったゲイ(シンガポールのリトルインディアで、ほら、ゲイの股間に...ねぇ?)
中東はゲイが多いって聞くなぁ。
インドは、「仲良しだから」男同士 手を繋いで歩いてる人たち見かけるけど、こっちは、もうガチ!
もう溜まって溜まってしょうがない人たちだらけ。笑
中東に入る前に、髭を生やした方がいいとも言われたなぁ。わたし、ゲイにモテるから。
一旦 委ねてみたら?って言われることもあるけど、いやそれで、ハマってバイにでもなってみ?
「全人類 みな異性」
そんなワガママはもうダメだよね。
俺は一生 女の子が好き。
そんな感じで、安宿を足で歩いて探して、
値段交渉して たまたま入った日本人宿でもなんでもない宿。
最後、ぼんでぃーからもらった袋には、ヨウカンとかふりかけとか、たくさん日本のものが入ってて、泣いた。
ぼんでぃー本当 お母さんかよ。
彼女がおいでおいでしなければ、本当にエジプトに行ってたかもなぁ、、しんみり。ぼんでぃーありがとう!!
そんな新しい安宿。ロビーにて。
どうやら日本語で難しい本を読んでいる
日本人男性らしき人が...
僕「...日本人ですか?」
彼「はい!」
世の中の人は出会うべくして、出会っているようだ。僕の新しい冒険が始まる。
いざ!イスラエルへ!!
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